12/20〆切
COGによる協働の始まり
市民目線で課題を発掘し
関連の公開データと共に
地域の課題をエントリー
アイデアに磨きをかける3D
データで事実を知り
デザインで人を知り
デジタルを活用する
アイデアの実現目指して
小さい第一歩を踏み出す
持続と発展を視野に入れ
その基礎をかためる
東京大学公共政策大学院 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」教育・研究ユニット(STIG)
東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(GCL)
(一社)オープンガバナンスネットワーク(OGN)
Roy and Lila Ash Center for Democratic Governance (the Ash Center) at the John F. Kennedy School of Government at Harvard University
LINEヤフー(株)、(一財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
デジタル庁、内閣府、(一社)行政情報システム研究所、 (一財)地域活性化センター、
(一社)Code for Japan、(一社)オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン、
(一社)オープン・コーポレイツ・ジャパン、デンマーク大使館
市民も変わる:よりよい社会を目指して 課題に自ら取り組む市民や学生たち行政も変わる:知識や経験を活かして 地域のプラットフォームをめざす行政オープンガバナンス:市民と行政の新たな協働で 進化を遂げるデモクラシー
このチャレンジは永遠のベータ版
地域の特徴を活かして柔軟に創意と工夫を!
市民も行政も楽しくオープンガバナンスにチャレンジ! !
新型コロナは今までの慣習を大きく見直し
オンラインの有用性を実感する機会ともなりました
今後のパンデミックにも強く持続可能な社会をどう磨くか、
これからも続きます
データは社会の実相をあらわす鏡です
デザイン思考は人を深く知る方法です
デジタルは活動に変革をもたらします
この三つのDを上手に使って分析とアイデアに磨きをかけましょう
SDGsは2015年に国連が採択した持続可能な開発のための
2030年を目標にする「我々の世界を変革するアジェンダ」です
アジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画で、
17の目標と169のターゲットがあります
2024年はその「行動の10年」の5年目です
市民はCOGを通じてSDGsの目標を達成することに貢献できます
COGの対象とSDGsの目標は重なり合うものが多いです
(アイデア+連携体制)
アイデア提案チームとそれをサポートする自治体に対して授与
アイデア提案チームに対して授与
自治体に対して授与
学生チームに対して授与
ハーバード大学アッシュセンターとの連携による
特別イノベーション賞
協賛団体の選定により授与
オンラインの投票結果で授与
現在
ここです
自治体 |
市民/学生 |
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2024年 | 6月 | 月初募集開始 |
|
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7月 | |||
8月 | 月末募集締切 |
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9月 | 決定/課題発表 |
アイデア募集開始 |
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10月 | |||
11月 | |||
12月 | アイデア募集締切 |
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2025年 | 1月 | 書類審査 |
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2月 | 最終公開審査対象への追加質問 |
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3月 | 最終公開審査と表彰 |
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4月 | 改善へのアドバイス |
COG2024にエントリーの自治体一覧です。参加数は46となっています。
クリックするとその自治体の地域課題と関連データがあります。市民/学生チームはこの課題などを見て解決のアイデアを考えていきます。
北海道 | 室蘭市 |
---|---|
東北 | 山形県鶴岡市、福島県会津若松市 |
関東 | 茨城県水戸市、栃木県鹿沼市、埼玉県本庄市、千葉県流山市、東京都千代田区、港区、文京区、目黒区、世田谷区、中野区、多摩市、西東京市、神奈川県横浜市、鎌倉市、真鶴町 |
北陸 | 新潟県新潟市、石川県金沢市、福井県越前市 |
中部 | 静岡県浜松市、裾野市 |
近畿 | 滋賀県長浜市、近江八幡市、草津市、大阪府大阪市東淀川区、豊中市、東大阪市、兵庫県神戸市長田区、神戸市須磨区、姫路市、豊岡市、加古川市、宝塚市、三田市 |
中国 | 広島県、山口県宇部市 |
四国 | 香川県高松市、愛媛県松山市、八幡浜市、高知県土佐町 |
九州 | 福岡県北九州市、熊本県玉名市 |
沖縄 | 沖縄県那覇市、西原町 |
STEP2でアイデアを応募する市民/学生チームからの問い合わせに応じたりコミュニケーションの場を持つなどをお願いします。最終公開審査では連携体制も審査対象です。
2024年9月中旬~12月20日
募集内容は、自治体がエントリーした課題の解決策につながる社会的な活動のアイデアです
(参考)市民・学生チームに期待するアイデアの分類
以下の(1)~(4)の要件をいずれも満たす市民/学生のチーム
住民目線(※1)で地域課題の解決に取り組みたいと考える市民/学生のチーム(※2)
※1 アイデアの受け手となる住民の目線
※2 市民/学生のチームとは、市民だけのチーム、市民と学生の混成チーム、学生だけのチームの総称です
<一人での応募はできません>
応募自治体に、
いずれかに該当する人
応募自治体に
のほか、(※)の条件付きで、
(※)応募自治体のAかBに該当しかつ応募アイデアに関係する市民/学生の推薦あり
以下のいずれでも可
※学生は高校生、専門学校生、大学生、大学院生
(子供目線が必要などの理由で市民/学生のチームに中学生以下を加えることは可能です)
以下を除き制限はありません
COGで最終公開審査対象となったチームは、自治体が提示する地域課題がこれまでと同じでかつチームのアイデアが同じであればご遠慮ください
応募にあたっては以下の二種類のファイルをご送付ください。一つだけですと審査の対象にはなりません。
※知的所有権の扱いなどの注意事項は応募用紙と同じです。しっかりチェックしてチラシを作ってください。
以上の二種類のファイル(応募用紙ワードファイル、チラシファイル)ができたら以下の応募フォームから送信してください。
※サイトには万全を期しておりますが、もし応募フォームからの送信ができない場合には、
admin_cog@pp.u-tokyo.ac.jp あてに、以下をご連絡ください。
件名:応募フォームからの送信不都合
本文:関連自治体名、チーム名、送信者氏名、メールアドレス、電話番号
添付書類:応募用紙(ワード)、チラシ(PDF)
アイデアの説明は①アイデアの内容(活動)、②アイデアの理由(なぜなら)、③実現までの流れ、の三項目あります。それぞれ書いてください。必要に応じて図表を入れていただいて結構です。
①アイデアの内容(活動)
アイデアは、自治体が提示した課題(これをチームでさらに掘り下げた課題でもOK)解決のために、どのような社会的活動(サービス)を行うのかを具体的に示してください。将来実現した場合に、新規性があり、実践したくなり、魅力的でわくわくするようなアイデアを求めます。その結果、課題が解決され、社会に良い変化をもたらすことが期待されます。2ページ以内で記入してください。
応募チームとして解決したい課題のポイントをごく短く書いたあと、『何』をするアイデアか、それを『だれ』が『だれ』に対して『いつ』『どこで』『どのように』行うのか、受益者自身が主体的に関わる視点も視野に入れてわかりやすく書いてください。アイデアが具体的に実行される場面を想定し、説明をお願いします。
(参考)
※よいアイデアを生むには関連データの分析に加えてデザイン思考によるアイデアを利用する人への共感(使う人の立場になってみること)が大切です。
②アイデアの理由(なぜなら)
このアイデアを提案する理由について、それをサポートするデータを根拠として示しつつ2ページ以内で説明してください。ここではアイデアの必要性、効果を確認します。データとは、統計類などの数値データやアンケート・インタビュー・経験の記述、関連の計画、既存の施策などの定性データも広く含みます。データは出所を明らかにしてください。
このアイデアを提案する理由(なぜ)を書いていきます
先に書いた『何を』『だれが』『だれに対して』『いつ』『どこで』『どのように』というアイデアの内容を支えるために、『なぜこのアイデアが有効で、実現する意味があるのか』を、上記のデータを使ってわかりやすく説明します。
(参考:以下のように理由を書いていきます)
※根拠:このアイデアがなぜ必要であるか、またはなぜ有効だと考えるのか、その筋道を説明します。
※裏付け:その根拠を支えるために、統計データや報告書、事例などを使って補強します。さらに具体的なアイデアの効果についても、何らかのデータを使うと説得力が増すでしょう。(定性データを含めて歓迎)
③アイデアの実現までの流れ
アイデアを実現する主体、アイデアの実現に必要な資源(ヒト、モノ、カネ)の大まかな規模とその現実的な調達方法、アイデアの実現にいたる時間軸を含むプロセス、実現の制度的制約がある場合にはその解決策等、アイデア実現までの大まかな流れについて、2ページ以内で記入してください。ここでは実現可能性を確認します。
アイデアに即した実現に向けての具体的な活動を上記のポイントに即して工夫して書いていきまず
(参考)
※実現する主体:実際にアイデアを実行していくチームとそのモチベーション
※実現に必要な資源:ヒト、モノ、カネ毎に必要な資源の大まかな目標
・ヒト:メンバーは何人くらいでその役割分担
・モノ:この活動に必要なSNSや利用施設とその確保方法
・カネ:おおよそいくらくらい必要かとその調達方法
※実現にいたる時間軸を含むプロセス:実行可能な計画作成、実行する手順、ブラッシュアップなど簡単なプランを立ててみます
よいアイデアに到達するには、データ分析により課題にまつわる事実を発見し確認して、デザイン思考により課題の当事者に共感して根底の課題とニーズの発見に努めます。これが見えてきたら解決のための具体的アイデアの考案に移ります。あれこれ考えてみて下さい。
そうしてこれはあるといいね使ってみたいね、わくわくするねと思うアイデアをまとめ、全体のストーリーを意識して、アイデアの内容、アイデアの理由づけ、実現までの流れをまとめて下さい。詳しくは後のデータ利用形態、デザイン思考、作業の流れなどをどうぞ。
データをインプットして利用するアプリがアイデアの実現手段として含まれることはあり得ます。なお地域のデータで追加が欲しい時は当該自治体に適時問いあわせ下さい。ない場合は公表されている範囲のデータや資料でお願いします。
アイデアといっても陳情や行政への単なるつけまわしではなく自分ごととして取り組む活動を期待しています(皆さんも積極的に課題解決に関わるアイデアを歓迎します)。
とはいえ行政との協働が必要なもの、さらに行政が実施した方が良いものはあります。しかし、まず自分たちでどこまでできるかの検討(※)を経ることでその内容も充実します。自助、共助、公助の順序をしっかり押さえていくことが肝要です。
※検討の一例 検討する際の念のための自己チェックポイントです
アイデアがその後成熟した場合には、その実施をめぐって改めて市民と行政の間の具体的な協働の仕方を詰めていく必要があります。
データの利用は一般に、課題の分析に使う場合とアプリの入力に使う場合があります。このコンテストでは公開データ(資料を含む)の利用であればよく、オープンデータに限ったものではありません。なおオープンデータはデジタル時代の機械判読に適したデータ形式(例:TXTやCSVなど)で公開されていてアプリの入力に適しているデータです。最近はAPIを公開して外部へのデータ連携を自動化するところもあります。
一方、社会の実相を知るデータには二種類あって、社会の事実を知る「薄いデータ」~thin dataとその事実をもたらしている文脈や背景を知る「厚いデータ」~thick dataがあります。これらのデータをうまく使って課題分析やアイデア出しに活用してください。厚いデータは次のデザイン思考の入口といえます。
薄いデータ | 厚いデータ |
---|---|
基本的な事実やトレンドを示すデータ | 背景や文脈の理解を深めるためのデータ |
「何が起こっているか」を示すことが得意 | 「なぜ起こっているか」の原因探索に有効 |
定量データが多い ・統計、アクセスデータ、ビッグデータ、地理情報など |
定性データが多い ・インタビュー、参与観察、ケーススタディなど |
(補足1)アンケート | |
※ 自由記述形式や深掘りの質問を通じて得られる質的な洞察が多い場合は厚いデータ | |
※ 選択式のアンケートで質問内容が原因探索のためなら厚いデータ、現象把握のためなら薄いデータ | |
(補足2)報告や計画などの文書 | |
※ これには通常、薄いデータと厚いデータが混在しています。 |
建物、都市、製品、ポスター、ウェブサイトといった「モノ」を作るとき、人々は伝統的に「モノ」の出来上がった姿、例えば設計図や模型を見て繰り返して手を入れ修正し、使い勝手や印象を判断して、使う人にとってより共感できる「モノ」を作ろうとしてきました。この手法を「モノ」に限らず、サービスに生かして、人にとって課題の根幹に触れることで、より共感の得られるサービスをデザインするという進め方をデザイン思考といいます。デザイン思考は平たくいえば、利用する人にとって「あるといいね使っていいね思考」といい換えることができます。皆さんが地域課題の解決のアイデアを検討されるときにこのやり方を参考にして、アイデアが実現した時にそれを利用する人に共感の得られるアイデアを練ってください。
根底の課題とニーズの抽出段階ではデザイン思考とデータ分析が有効です。どちらが先でも構いませんが、両者の良いところを意識して使ってみてください。
デザイン思考では、市民の当事者目線・ユーザー目線でまず出発し専門家の目線はそのサポートの役割です。
アイデアの実現には供給者目線のチェックも必要です。なお、応募チームの要件に専門家(例:課題の分野の専門家、ITのエンジニア)が必須というわけではありません。
すでにみなさんも普段のコミュニケーションやデータの見える化や分析でデジタル技術を知らずしらずに使っています。シミュレーションや特定目的のアプリを作るというところまでいくと、市民だけでは困難ですから、エンジニアの本領発揮です。市民のデジタル感度を高めると共に、エンジニアとの出会いもオープンガバナンスを進めるうえで大切です。ただ、こういうエンジニアがチームにいなくてもアイデアの実現には、時にはこういうアプリなどがあればいいなというヒントが付随的にあると楽しいかもしれません。
アイデアのヒントの段階では直感やひらめきあるいは連想を大切にしてください。最初はできるだけ多くのアイデアをあれこれ出し合うことから始めるとよいと思います。データはアイデアの内容の説明の裏付けとして有効に使って下さい。
データや資料を活用して課題を分析し、デザイン思考による課題の掘下げをして、根底の課題抽出をします。
掘り下げた課題を解決する具体的なアイデアの生成をグループワーク・ワークショップで行います。アイデアを練るため繰り返しの机上テストも良いでしょう。これが将来実現した場合、魅力的で新規性があり、実践したり、活用したくなる、そしてその結果として、課題が解決される、そんなわくわく感のあるアイデアを期待します。
こうして出来上がったアイデアについて、実現性チェックつまり実現可能性の確認をし、ストーリーを意識して、①アイデアの内容、②データによるアイデアの理由づけ、③実現までの流れをまとめてください。 詳しくは応募用紙をどうぞご覧ください。
2025年1月~3月
市民/学生から応募のアイデアについて書類審査をおこない、以下に分類します
書類審査の結果は応募チームと関係自治体にお知らせします。同時にこのウェブサイトでも公表します。(2月10日頃の予定ですが多少の変更はあります)
ファイナリストのアイデアを応募した市民/学生とその自治体を対象に、市民/学生と自治体との連携状況を追加調査し、最終公開審査の材料とします
通常のオンサイト審査を東大会場(本郷浅野キャンパス)で行います(オンライン同時配信も実施)
ファイナリストについてはそのプレゼンと審査委員による公開の質疑を行って審査し表彰します
2025年2月の一次審査発表と共に詳細をお知らせします。
セミファイナリストミニプレゼンとポスター展については会場での発表・展示(希望チーム)とオンラインの組合せで行います
オンライン配信による視聴者投票も行います
ぜひお楽しみください
最終公開審査終了後、ウェブサイト上でも速やかに結果を公開します
審査は、応募されたアイデアと、自治体と応募チームの連携状況を視野に実施されます
下記の点を対象に審査を実施します
審査項目は以下の通りです
詳細は9月に公開する市民/学生の応募フォームで確認してください
今回の応募にあたっての市民/学生と自治体の連携を実態的に判断します
審査項目は以下の通りです
2024年6月1日~8月31日
以下の要件をみたす自治体(担当部署)※
※単独自治体のほか、隣接自治体や共通課題自治体の連携による応募も歓迎します
(分類横断的な課題も可)
※SDGsとの関連を強調したい場合は、応募用紙のSDGs欄に記載してください
本サイトでの公表は8月末の締め切り後、9月中旬に行います
下記1から応募用紙をダウンロードして内容を記入後、下記2「応募フォーム」をクリックして手順に従い送信してください
応募用紙のダウンロード
応募フォーム
質問などありましたら遠慮なく下記のメール宛にご相談ください
admin_cog@ogn.or.jp
正式名称 | チャレンジ!!オープンガバナンス 2024 |
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自治体募集期間 | 2024年6月1日~8月31日 |
市民/学生募集期間 | 2024年9月半ば~12月20日 |
公開審査、表彰式 | 2025年3月16日(日) 東大会場+オンライン配信 |
募集要項 | 前項参照(STEP1(自治体)6月~8月・STEP2(市民/学生)9月~12月) |
共催 | 東京大学公共政策大学院 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」教育・研究ユニット(STIG) |
東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(GCL) | |
(一社)オープンガバナンスネットワーク(OGN) | |
連携 | Roy and Lila Ash Center for Democratic Governance (the Ash Center) at the John F. Kennedy School of Government at Harvard University |
協賛 | LINEヤフー(株)、(一財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) |
後援 | デジタル庁、内閣府、(一社)行政情報システム研究所、(一財)地域活性化センター、(一社)Code for Japan、(一社)オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン、(一社)オープン・コーポレイツ・ジャパン、デンマーク大使館 |