東北 | 山形県鶴岡市 福島県会津若松市 |
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自治体として全国最多の3つの日本遺産と4つの国民保養温泉地を持ち、国内初のユネスコ食文化創造都市認定を受けている本市は、歴史文化や史跡、食や宿の分野で観光資源に恵まれていると言える。
コロナ禍を経験し、旅行形態の主流がバスツアーから少人数グループになったこと、バスツアーの再開にもバスの運転手が不足していることなどの環境変化、新幹線が乗り入れしない交通の利便性の不足や地理的要因など、観光客数の回復を阻害する要因があるなか、早期に観光客の増加につなげるため、市では観光プロモーション等の施策を実施しているが、未だコロナ禍前まで賑わいが回復しているとは言えない。
鶴岡市では観光産業の振興のため観光誘客に向けて様々な施策を展開しているが、観光には産業としての側面のほか別の力があると考えている。
観光の持つ人を地域に引き寄せる力、人に癒しや活力を与える力、人と人をつなぐ力など、観光の持つ力を使った若者をターゲットにした地域活性化のアイデアを募集したい。(ターゲットは学生や子育て世代を想定)
公開データ | |
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1.鶴岡市中期観光戦略プラン | https://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/sogokeikaku/kankoplan2024-2028.html |
2.鶴岡市経済動向 | https://www.city.tsuruoka.lg.jp/shisei/gaiyo/tokei/keizaidoukou.html |
3.山形県観光者数調査(令和4年度調査結果を掲載) | https://www.pref.yamagata.jp/110011/kensei/shoukai/r4kankousha/kankoshasuchosa.html |
当市には鶴ヶ城を始めとした、歴史的建造物・史跡が多数あります。
そういった史跡をフォトグラメトリ等の技術を利用して3Dデータとして保存しておくことで、修復工事等の参考としたり、VRを利用したバーチャル観光等といった様々な活用が出来るのではないかと考えています。
費用をかけることが出来ないため、外部に委託するのではなく、イベントとして実施したいと考えています。
公開データ | |
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1.会津若松市内の文化財 | https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2012100500043/ |
2.会津若松市内の観光史跡情報 | https://data.data4citizen.jp/dataset/10060019 |
会津若松市は、令和4年度一般廃棄物処理実態調査において、全国同規模232自治体中、1人1日あたりのごみ排出量がワースト10位、1人1日あたりの生活系ごみ排出量がワースト4位。また、令和5年度可燃ごみ排出量は98.2トン/日であり、令和8年3月稼働予定の新ごみ焼却施設の本市割当量82.1トンを16.1トン超過している。このため、令和6年5月、「ごみ緊急事態宣言」を発出し、市民・事業者と危機意識を共有して、可燃ごみ減量に取り組んでおり、並行して、「ごみ処理有料化」についても導入を検討している。
「ごみ処理有料化」は、排出量に応じて手数料を負担することとなり、ごみ排出への問題意識が生まれ、関心が高まることで、ごみ減量が自分事化される仕組み。特に、行政による「周知啓発」によって意識改革や行動変容が生じない住民にも効果がある手法と言われている。この周知啓発が通じない住民を、ごみ処理有料化以外の手法で、ごみ減量が自分事化された状態にすることはできないか。既にごみを減量してきた住民の負担を避けたい。
この地域課題は、特に、廃棄物の発生抑制、再使用、再資源化につながることから、SDGsのゴール12「持続可能な生産消費形態の確保」に該当します。
公開データ | |
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1.「ごみ緊急事態」を宣言しました | https://www.city.aizuwakamatsu.fukushima.jp/docs/2024050100099/ |