四国 | 香川県高松市 愛媛県松山市 愛媛県八幡浜市 高知県土佐町 |
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高松市では、市民全体がデジタル技術を活用でき、社会全体のDXを進めることで、誰もが、どこからでも利便性を享受できる「スマートシティたかまつ」の実現に向けた取組を推進しています。
令和5年4月から、地図と位置情報を活用した新しいサービスの創出を目指し、市民、民間企業、学術団体が営利目的、非営利目的を問わず無料で利用し、ウェブサイトやアプリケーションなどを作ることができる「高松市スマートマップ」と「高松都市情報API」を公開し、これに合わせて本市のオープンデータについても、GitHubによる公開を始めました。
しかし、オープンデータを利活用すべく、データ数を増やしている中で、特段活用に至らず、また反響も特に聞こえてこない状況です。一方で本市を語る上で欠かせない「うどん」以外の魅力として「住みやすさ」等を推していきたいもののインパクトに欠けるという課題も感じていることから、データ(オープンデータたかまつ)を用いた、本市に新しい価値やインパクトを与えるデータ活用やサービスのアイデアを求めています。
(出しているデータ以外にもご要望次第で適宜公開可否判断の上可能なものは公開いたします。)
公開データ | |
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1.オープンデータたかまつ(「高松市スマートマップ」と「高松都市情報API」) | https://opendata.takamatsu-fact.com/ |
2.スマートシティたかまつ | https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/shinotorikumi/machidukuri/smartcity/index.html |
本市の救急出動件数は、高齢化の進展や感染症の増加などにより、ほぼ一貫して増加しており、令和5年には過去最多となる29,987件に達しました。総務省消防庁によると、今後も救急需要が増大する可能性が高いと指摘されており、救急需要の増大に伴い現場到着時間が延伸するなど、「救命率の低下」が危惧されています。
本市では、救急隊の増大に加え、救急需要に応じて待機場所を変更する機動救急隊を配置したほか、救急車の適正利用を呼びかけるなど様々な対応をとっています。しかしながら、更に持続可能な救急医療を実現するために新たな視点や発想が必要となりますので皆様のアイデアを募集します。
「3 健康と福祉」
救急車の到着が早くなり救急医療が迅速に行われ、健康への影響を軽減します。これは、人々の健康と福祉を向上せることに関連します。
「11 住み続けられるまちづくりを」
救急車の到着が早くなることで、救急医療が迅速に行われます。これは、災害や事故等により命が危険に晒される人々を守り、住み続けられるまちづくりに関連します。
公開データ | |
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1.消防年報 | https://www.city.matsuyama.ehime.jp/kurashi/bosai/sbbousai/sbtoukei/index.html |
2.救急救助現況 | https://www.fdma.go.jp/publication/rescue/items/kkkg_r05_01_kyukyu.pdf |
3.そのほか必要なデータについて | 別途協議して提供します。 |
八幡浜市は全国有数の柑橘産地ですが、近年の柑橘消費量減少に伴い、今後は加工による付加価値を高めた商品開発を推進し、農家の所得向上を図る必要があります。しかしながら、大多数の柑橘農家は生果生産のみで生計が成り立っており、加工品製造の必要性をさほど感じていないことなどから、6次産業化が思うように進んでいないのが現状です。
そこで、八幡浜市では、柑橘の加工品であるマーマレードに注目し、「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」を2019年から開催しています。この大会は、マーマレードの品評会及びマーマレードを楽しむイベントとして、本場イギリスの大会を誘致したものです。この大会の知名度を向上させることで、「マーマレードの聖地やわたはま」という地域ブランドを確立し、6次産業化の推進を図りたいと考えています。
これまでに6回(うち第2回は中止)の日本大会を開催しており、全国から2000作品以上の応募をいただくまでに定着してきていますが、今後は特に若年層への普及・PR図りたいと考えています。
そこで、同大会の認知度の向上やマーマレードの購入機会の創出につながるアイデアをお待ちしています。
マーマレードは、柑橘の果肉だけでなく、果皮も原材料とするため、柑橘を無駄なく使用するだけでなく、もともと保存食として誕生したことから、長期保存も可能な加工食品で環境にやさしい食品と言えます。
公開データ | |
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1.ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会 | https://marmalade-festival.jp/ |
八幡浜市の商店街は、中心市街地を東西に延びる「八幡浜銀座商店街」と、市役所の傍で南北に延びる「新町商店街」が直交する、全蓋型アーケードを有する地域型商店街として、服飾や日用品、飲食など市民生活に必要な商品等を提供しています。両商店街の交差部分には、3階建ての百貨店も出店していましたが、時代と環境の変遷の中で空き店舗が目立つようになり、百貨店も2021年1月に閉店、建物は市に寄附を受けました。
寄附を受けた施設は、商店街に面する利便性の高い立地である一方、耐震基準を満たしていないといった問題もあり、有効な活用方法が見いだせないままとなっているため、商店街を含む中心市街地の活性化や道の駅・みなとオアシス「八幡浜みなっと」との回遊にも繋がる活用方法の提案をお願いします。
空き店舗の活用による中心市街地活性化をとおして、目標11の「住み続けられるまちづくりを」の目標達成に寄与します。
公開データ | |
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1.八幡浜市公共施設等総合管理計画 P55 | https://www.city.yawatahama.ehime.jp/doc/2022040400020/file_contents/2022040400020_docs_2017032100101_files_02.pdf |
2.位置情報 | https://maps.app.goo.gl/bTxa3z6VYsEruP8V8 |
高知県土佐町がある嶺北地域には四国の水がめ「早明浦ダム」が立地しており、四国全体の水源地としての役割を果たしてきました。しかしながら、近年の過疎化・高齢化の進行に伴い人の手の入らない荒廃した山林が増加しており、山の持つ水源涵養機能の低下も懸念されるところです。今後進む気候変動に対応する意味でも、適切に山林を保全・活用していくための仕組みづくりが求められています。
このため、水源地にある嶺北地域と、利水地にある香川県高松市が連携し、広域的に機能する中間支援組織「一般財団法人もりとみず基金」を設立しました。この団体は、森林と、それが持つ多面的機能(水源涵養、炭素等吸収、生物多様性保持、物質生産等)の繋がりを定量的・データ的にも可視化できる仕組みを構築していきながら、都市地域と山村地域がこれまで以上に協働し、ひとや資金を循環させていくことを目指していくものです。こうした団体の取組とも連携しながら、都市と地域が相互に補完し合い、双方の持続可能性を高めていくような活動について、様々なアイデアを求めています。
この取組は、森林の保全・活用を通じて、水源の涵養や炭素吸収・生物多様性保持といった、森林多面的機能の最大限発揮を目指すものです(SDGsゴール6、ゴール15)
また、森林の活用を通じ、過疎高齢化が進行する山間地域において持続可能な産業づくりに繋げていくとともに、森林の多面的機能発揮を通じ、利水域の水資源の確保や温室効果ガスの吸収等に寄与することで、双方の持続可能な発展を実現することを目指すものです(ゴール11)
さらに、この取組は水源地域と利水地域、山間地域と都市地域のパートナーシップにより、双方の課題解決を図るものです(ゴール17)
公開データ | |
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1.土佐町第7次振興計画 | http://www.town.tosa.kochi.jp/publics/index/371/ |
2.土佐町第2次SDGs未来都市計画 | http://www.town.tosa.kochi.jp/files/lib/6/390/202305171552482880.pdf |
3.広域連携SDGsモデル事業計画 | http://www.town.tosa.kochi.jp/publics/index/177/detail=1/c_id=2020/page2020=1/type014_2020_limit=20/#page177_2020_935 |
4.土佐町水循環解析調査報告書 | web上に公開していないが、データの提供が可能 |
5.土佐町水源価値考慮型産業連関表 | web上に公開していないが、データの提供が可能 |