隔月発行!
大学生による東京大学工学部広報誌 サイトマップ 
              
   学科別トピック  Ttime!English  Ttime!について  ご意見・連絡先  内部用   
     2010年 2月号 電気電子工学科特集  
 過去記事
     過去のTtime!一覧

  Vol.39 (2010年10月号)
計数工学科特集
   Vol.38 (2010年8月号)
化学生命系3学科特集
   Vol.37 (2010年6月号)
原子力国際専攻特集
   Vol.36 (2010年4月号)
新領域創成研究科特集
   Vol.35 (2010年2月号)
電気電子工学科特集
   Vol.34 (2009年12月号)
物理工学科特集
   Vol.33 (2009年10月号)
社会基盤学科特集
   Vol.32 (2009年8月号)
精密工学科特集
   Vol.31 (2009年6月号)
化学生命系3学科特集
   Vol.30 (2009年4月号)
特別企画!工学部ライフ
   Vol.29 (2009年2月号)
新3専攻特集
   Vol.28 (2008年12月号)
計数工学特集
   Vol.27 (2008年10月号)
航空宇宙工学科特集
   Vol.26 (2008年8月号)
機械系授業特集
   Vol.25 (2008年6月号)
柏キャンパス特集

       ⇒and more
   

























Vol.35 2010年 2月号

宇宙へ行くロボット


JAXA(宇宙航空研究開発機構)では、大学共同利用機関として全国の国公私立の大学院生を受け入れて、大学とともに共同研究を行っています。東京大学の工学系、理学系の研究室も、ここ相模原キャンパスで宇宙科学の研究を行っています。そして相模原には、航空宇宙工学、機械工学はもちろん、電気・電子工学系の研究室もあります。今回は、宇宙探査ロボットを研究されている、電気系工学専攻の久保田孝教授にお話を伺ってきました。


太陽電池付きの探査ロボット

たくさんのコンピューターを操る技術


近山教授の研究室では大規模並列分散計算とその応用である将棋プログラムの開発に取り組んでいます。この大規模並列分散計算は膨大な計算を複数のコンピューターを同時に制御して計算させる技術です。膨大な計算の処理は将棋プログラムのみならず工業、創薬など様々な用途で必須の技術です。今回は現代の計算機の主流である大規模並列分散計算について近山先生にお伺いしてきました。



近山隆教授
工学系研究科 電気系工学専攻

脳の認識をもとにした人に近い半導体集積回路


 今回お話を伺った電気系工学専攻の柴田直教授は脳の認識をもとにした半導体集積回路について研究されていらっしゃいます。さまざまな分野への応用が期待される人に近い回路の可能性を物理学の魅力とともに語っていただきました。


脳の認識をもとにした回路の概念図



編集後記

 電気電子工学科特集のTtime! 35号をお送りします。電気電子工学科は、大学としては世界初の電気系専門の学科として誕生(1873年)して以来、常にフロンティア精神を大切にして、時代を切り開く新しい概念や先端技術を生み出してきた。 今回は電気電子工学科がカバーする分野の中のごく一部しか取り上げられませんでしたが、エネルギー、制御、環境、宇宙、情報、通信、バイオ、集積回路、半導体デバイス、光エレクトロニクス、ナノサイエンス/テクノロジーと非常に幅広い分野で世界トップレベルの研究教育が行われています。これをきっかけに電気電子工学科の活動にご興味を持っていただければ幸いです。
 最後になりましたが、お忙しい中取材にご協力いただいた皆様に感謝いたします。どうもありがとうございました。 (竹内 健)





東京大学工学部・大学院工学系研究科 広報室学生アシスタント
(C) 2007-2010 University of Tokyo, Public Relations Office Assistants All Rights Reserved