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Vol.38 2010年 8月号 化学・生命系3学科特集! |
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Vol.38 8月号
①次世代社会の基幹デバイス:リチウムイオン電池
今回は化学系学科の特集です。
一人目のインタビューは、リチウムイオン電池について研究されている化学システム工学専攻の山田淳夫教授です。私たちが日ごろ何気なく使っている携帯電話やノートパソコンなどは、電源としてリチウムイオン電池が使われています。このリチウムイオン電池、電気自動車用の電池として実用化も徐々にされてきています。
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オリビン型リン酸鉄リチウム
(LiFePO4)イオン電池の概念図
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②放射光に魅せられて
応用化学専攻、尾嶋正治教授にお話を伺いました。主には放射光を用いた、幅広い研究をしていらっしゃいます。JSTCRESTナノ界面、NEDO 燃料電池、STARC
民間共同研究といった大きなプロジェクトを動かす傍ら、教育に、趣味に、アクティブに活動していらっしゃいます。
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工学系研究科 応用化学専攻
尾嶋正治教授
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③アンモニアで目指すクリーン社会
アミノ酸、アンモニアなど窒素原子を含む化合物を我々は生活の中のいたるところで利用していますが、その生成は容易ではありません。
西林仁昭准教授は触媒反応工学を専門とされており、工学系研究科総合研究機構が取り組んでいる「若手育成プログラム」に採用された通称「スーパー准教授」です。先生のご専門であるアンモニアの生成法について伺いました。
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工学系研究科 総合研究機構
西林仁昭准教授
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編集後記
化学生命系三学科は、化学を共通のキーワードに、物理~生命、基礎~応用と幅広く活動しております。化学と言えば、フラスコの中で薬品を混ぜているイメージをお持ちかも知れませんが、実際には様々な方法・装置を使って、原子・分子レベルを制御してモノを作っています。
今回も、様々な物質が“化ける”話が登場しましたが、如何でしたでしょうか?化学の魅力と夢が伝われば幸いです。最後になりましたが、お忙しい中、取材にご協力いただいた皆様に感謝いたします。どうも有難うございました。
(野田 優) |
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東京大学工学部・大学院工学系研究科 広報室学生アシスタント
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