トップ 差分 一覧 ソース 検索 ヘルプ PDF RSS ログイン

FrontPage

駒場物性セミナーの案内ページ

駒場の物性グループでは定期的にセミナー開いています.このセミナーは,駒場の物性理論グループのスタッフとその大学院生が主な聴衆です.東大の駒場キャンパスの物性理論グループには固体物性論から統計力学まで幅広い分野のスタッフが在籍しており,研究室の垣根にこだわらず,緩やかに結合したグループ体系でこのセミナーを運営しています.あえて言えば,純粋に学問的な興味だけで集い,そして駒場らしいセミナーを目指しています.このセミナーはオープンですので,どなたでもご自由に参加して,議論に加わってください.

世話人一同

次回の物性セミナー

2023年度冬学期物性セミナーは5月19日から始まります。(リストは こちら)

2023-6-9

2023年 夏学期 第2回 物性セミナー

 講師 小林 研介 氏(東大理学研究科)

 題目 量子スピン顕微鏡による物性計測

 日時 2023年 6月 9日(金) 午後4時50分〜6時10分あたり

 場所 16号館 827室およびオンライン

オンラインで参加される方へ:

・物性セミナーMLに登録されている方は、セミナー案内メールでZoomアドレスを通知します。

(自動的に物性セミナーMLへ登録されます。)登録フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdT67ZsTDiKsvutP59tY4tOUlx4WTInMKkTQIGWLqYCrPAQKA/viewformをご利用ください。

アブストラクト

我々は透明な結晶中に存在する特殊な点欠陥(色中心)を量子センサとして利用し、磁場・電場・温度・圧力など様々な物理量を可視化する「量子スピン顕微鏡」の開発を行っている。注目する色中心は、ダイヤモンド結晶中の窒素空孔欠陥(NV中心)および六方晶窒化ホウ素(hBN)結晶中のホウ素空孔欠陥(VB)の2種類である。これらは光励起後の発光過程に電子スピンに依存する独特の経路を持つため、そのスピン状態を光学的に検出することができる。また、スピン状態をマイクロ波を使って様々に制御することも可能である。我々が目指しているのは、これらの色中心を用いた量子スピン顕微鏡の技術を確立し、これまでに見えなかったものを定量的に見ることである。

 本セミナーでは、最初に色中心量子センサと量子スピン顕微鏡についてご紹介する。その後、超伝導磁束の実空間観測、機械学習による精密磁場計測、量子センサ配列技術などについてお話したい。

宣伝用ビラ

KMB20230609.pdf(5)

物性セミナーのページ

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/KMBseminar/wiki.cgi/BusseiSeminar

 これまでのセミナー

世話人

  • 加藤雄介
  • 塩見雄毅
  • 福島孝治
  • 前田京剛
  • 簔口友紀

[ページのアクセス数: 0281033]

最終更新時間:2023年04月23日 13時53分58秒