駒場では特色のある大学院の講義を毎年行っています.
2015年冬学期
講義名:普遍性生物学(理学系物理学専攻、物理学科)
講師:金子邦彦
日時:金曜日3限(13:00-14:45)、10月9日から
場所:理学部1号館233号室
(参考: 駒場16号館809Aで TV会議システムで中継予定)
内容:
生命システムが満たすべき普遍構造を理論物理学の立場から議論する。分子、細胞、個体、生態系という異なる階層間での発展ダイナミクスクの整合性を指導原理として、複製、適応、発生、進化の普遍法則を追及する。人工細胞の複製、細胞の適応、多細胞生物の発生過程、人工的進化などの構成的実験をふまえつつ、複製系の統計法則、生命情報の起源、相互触媒制御による適応、発生現象の安定性、細胞分化の不可逆性、ゆらぎと進化の関係、遺伝子型―表現型対応の安定性の理論を述べ、生命システムを理解するための物理理論の方向性を議論したい
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最終更新時間:2015年10月11日 12時06分47秒