電気系学科特集

[PDF]  2011年10月号 [第43号]電気系学科特集 
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 電子情報工学科・電気電子工学科では情報・電気・電子の技術を利用して広く社会に役立つ研究がなされています。

 今回のTtime!ではその中の、情報分野からは次世代インターネットの研究を行なっている江崎先生、電気分野からは電気自動車の研究を行なっている堀先生、電子分野からは量子コンピュータなどへ応用可能な材料を研究されている加藤先生の研究について取材を行いました。

次世代インターネット実現へ
 ~右手に研究、左手に運用を~


江崎先生とiPad
iPadでリアルタイムでの
電力消費量がわかる

 一つめのインタビューでは、電子情報工学科・江崎研究室で次世代インターネットの研究開発をされている江崎浩先生にお話を伺いました。次世代インターネットがなぜ求められているのか、そしてその実現に向けての取り組みについて語っていただきました。


電気自動車で社会を変える!


電気自動車"C-COMS"
素早い充電、長い寿命、レア
メタル不要のエコな電気自動車

 堀先生の研究分野はシステム制御。柏キャンパスを拠点に、電気自動車から福祉用ロボットまで幅広く扱っています。今回は電気自動車(EV)に焦点を当て、研究内容について語っていただきました。

 従来のEV開発では、電池の高性能化のみに焦点が当たりがちでしたが、先生の提案する電池不要の電気自動車が新時代を切り開いてくれるかもしれません。


フォトン=光の粒 の制御を目指す
 ~量子オプトエレクトロニクスの世界~


工学系研究科総合研究機構
加藤 雄一郎准教授

 電気電子工学科(電子・情報系B)では、ナノスケール(1 nm=10-9 mほどの大きさ)の物理学や、それを応用したデバイスの研究が精力的に行われています。

 今回はその中で、「量子オプトエレクトロニクス(量子光電子工学)を研究されている、総合研究機構の加藤准教授にお話を伺いました。


EEIC五月祭紹介


目に見えない電波ではなく、
可視光で通信する可視光通信

 EEIC(電気電子工学科・電子情報工学科)では、学生中心の五月祭展示がありました。五月祭のオススメ企画でもあったこの展示は、2日間で数千人もの来場者が訪れるほど好評でした。

 展示のうち、いくつかを紹介します。




編集後記

 Ttime!8月号は電気系特集をお届けしました。 5年後・10年後の近い将来、実現するような話が多かったように思います。情報化社会と言われ、スマートフォンやTwitterなど新しい技術がどんどん投入されているなかで、電気電子の基礎技術の発展は欠かせないものになってきています。

 これからも東京大学工学部がそのさきがけとなって新しい技術を切り開いて下さるだろうと思います。



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