シリア正教徒の音楽 :古い伝統、新しい伝統(11月3日開催)
中東音楽レクチャー・コンサート第2回
中東の東方キリスト教諸教会の一つであるシリア正教会は、歴史的には今日のトルコ南東部、シリア北東部、イラク北東部で発展してきました。イエスが話したとされるアラム語に近いシリア語を典礼語とし、4世紀の聖エフレムらにもさかのぼる聖歌の古い伝統で知られています。その一方で、20世紀初頭以降のディアスポラ(民族離散)体験のなかから、アイデンティティを模索する「世俗歌謡」という新しい伝統が生まれました。今回は新旧の伝統を交えた彼らの音楽の今を、ディアスポラの地の一つであるスウェーデンに住む音楽家たちの演奏でご紹介します。
参加をご希望の方は、下記の問い合わせ先までお申し込み下さい。
日時 | 2019年11月3日(日)17:00~(開場16:30) |
会場 | 東京大学駒場キャンパス、駒場コミュニケーション・プラザ北館音楽実習室 |
登壇者 | フィラース・シャレスターン(カーヌーン) マリアム・アルシャーマーニー(歌) ミーラード・バーヒー(ウード) ジョルジュ・オーロー(打楽器) 飯野りさ(解説) |
主催 | 科研費基盤(B)「中東少数派の音文化に関する研究」 |
共催 | 東京大学中東地域研究センター(UTCMES) |
問い合わせ先 | 飯野りさ(日本学術振興会海外特別研究員) iino[at]u-sacred-heart.ac.jp *[at]を@に変えてご連絡ください。 |
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