大学院受験をお考えの方へ
私たちの研究室を大学院受験で志望してしていただく場合，大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系から受験できます。
私たちは，例年４月〜６月に開催される大学院入試説明会やオープンラボに参加しており，研究室を見学していただけます。それ以外の日でも，豊田まで電子メールにて研究室見学希望とご連絡いただければ，日程調整の上で，ご来訪を心から歓迎いたします。
過去のメンバーの学位論文（修士論文・博士論文）や卒業研究報告書を閲覧希望の方は，豊田までお問い合わせください。
博士論文 ((共)：共同研究)
2019. 松尾宗征，自己再生産する分子システムによるモデル原始細胞の構築
2019. (共) 諸橋博昭，化学的に駆動される有機構造体の運動制御に関する研究 （東北大学大学院）
2018. 伊藤卓郎，循環性を持つ両極性有機FETの構築と分子整流素子への展開
2016. 風山祐輝，粒径選別･空間配置複合型マイクロ流体デバイスを用いたジャイアントベシクル動態の同時並列計測
2015. 高橋 慧，Morphological Analysis on Two-dimensional Lipid Membrane Transition（２次元脂質膜の形態変化解析）
2013. 夏目ゆうの，内包された球状粒子の分散に起因するジャイアントベシクル変形
修士論文 (代表的なものを抜粋，(共)：共同研究)
2020. 大谷充史，鈴木-宮浦クロスカップリング反応によるジャイアントベシクルの機能発現を指向した人工リン脂質合成
2020. 岡美奈実，光刺激で切断・再生可能なスターポリジメチルシロキサンネットワークの合成とその粘弾性制御
2018. 杉山博紀，自己複製ダイナミクスにおける膜分子変換の可視化を志向したジャイアントベシクルの作製
2017. 岩田奈都子，段階的な薬物徐放システムへの応用を目指したジャイアントベシクル凝集体の開発
2017. 上野直子，界面活性剤水溶液中で自己駆動する細胞サイズの油滴の粒径均一化と運動解析
2017. 今野翔太，階層的自己組織化および外部刺激応答を志向した交互両親媒性分子によるヒドロゲルの作製
2016. 浅見有紗，界面活性剤水溶液中で変形しながら駆動するマイクロメートルサイズの油滴
2015. 松尾宗征，DNAの膜局在化が誘起するベシクル型人工細胞の変形モード多様性
2015. 田中雄喜，分子変換によって変形して駆動を自発的に開始する油滴
2014. 三浦真吾，微小空間内で界面活性剤により駆動する油滴の運動制御
2014. 尾又清登，ビオロゲン型分子ワイヤーで連結した金ナノ粒子ネットワークにおける電子輸送
2014. 大倉優作，pH応答性を示す新規双性イオン型両親媒性分子からなるジャイアントベシクル
2013. 黒羽利恵，カチオン界面活性剤水溶液中における細胞サイズの油滴の新奇自己駆動現象
2013. (共) 菅 悠美，ベシクル型人工細胞の分裂様式に及ぼす膜組成とDNA鎖長の効果 （お茶の水女子大学大学院）
卒業研究報告書（代表的なものを抜粋，(外)：外研）
2020. (外) 加藤初陽，マイクロ流体デバイス内の界面活性剤添加により駆動する自己駆動ジャイアントマルチラメラベシクルの観察 （東京理科大学）
2018. 津端崇元，解重合性ポリ（γ-ブチロラクトン）とポリエチレングリコールからなる両親媒性ブロック共重合体の水中での自己集合と分解挙動
2017. 桐原正隆，新規開始剤の水中での重合誘起自己組織化によるベシクルの構築
2017. (外) 田中信明，光刺激による高分子の固化・液状化を志向した星型ポリアクリル酸ブチルの合成 （中央大学）
2017. (外) 澤柳飛翔，内視鏡用マーキングクリップの近赤外蛍光化に関する検討 （千葉大学）
2016. 杉山博紀，リポソームの集団ダイナミクス解析のための マイクロ流体デバイスの開発
2015. 今野翔太，水中でのクリック反応による新規ヒドロゲルのワンポット合成
2014. (外) 浅見有紗，マイクロ流路デバイスによる均一粒径の自己駆動油滴の作製 （東京理科大学）
2011. 井迫亮太，油滴エマルションの内部状態によるダイナミクス
過去のメンバーの進路（転出・卒業時）は以下の通りです。
学術/研究機関：
慶應義塾大学，岡崎統合バイオサイエンスセンター，日本女子大学，国立国際医療研究センター研究所，情報科学芸術大学院大学，広島大学
企業：
コニカミノルタ，リガク，ブレインパッド，リクルートキャリア，東レ，レンゴー，ハウス食品，ウシオ電機，旺文社，東芝
官庁：
農林水産省
大学院：
東京大学大学院工学系研究科，東京大学大学院農学生命科学研究科，千葉大学大学院工学研究科
研究室の運営方針やPIとしての豊田の教育指針は，研究内容pdf版や研究Q&A，豊田個人のウェブページを参照ください。
→研究内容pdf版(0.5MB)
→研究Q&A
→豊田個人のウェブページ
著書・総説・解説
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東京大学出版会「生命の起源をさぐる」（豊田；分担執筆）
羊土社「細胞を創る・生命システムを創る（実験医学増刊）」（豊田；分担執筆）
技術情報協会「エマルションの特性評価と新製品開発、品質管理への応用」（豊田；分担執筆）
フロンティア出版「自己組織化マテリアルのフロンティア」（豊田；分担執筆）
シーエムシー出版「環状高分子の合成と機能発現」（本多；分担執筆）
情報技術協会「ＤＤＳ先端技術の製剤への応用開発」（本多；分担執筆）
CBI学会出版「分子ロボティクス概論」（豊田・本多；分担執筆）
RSC Publishing "Self-organized Motion"（豊田；分担執筆）
Intech "Properties and Uses of Microemulsions"（豊田；分担執筆）
Intech "Innovations in Biotechnology"（豊田；分担執筆）
Intech "Biodegradation"（豊田；分担執筆）
- 岡 美奈実, 本多 智, SF映画に魅せられた変幻自在な材料の探究, 生物工学会誌, Vol. 97, 298-299 (2019).website
- 豊田太郎, 杉山博紀, 細胞の化学モデルを創る８つの実験：ジャイアントベシクルを使い倒す, 膜, Vol. 44, 63-68 (2019).website
- 本多 智, 豊田太郎, 光で流動・非流動状態を制御する高分子材料−ナマコをヒントに生みだされた次世代の新素材, 化学, Vol. 73, 32-36 (2018).website
- 本多 智, 生体分子の形状に倣った高分子形状の組換えに基づく新規機能性材料の創出, Colloid & Interface Communication, Vol. 42, 10-12 (2017).website
- 豊田太郎, 風山祐輝, 大崎寿久, 竹内昌治, ジャイアントベシクルのダイナミクスと人工細胞型センサーへの展開, 分析化学, Vol.65, 1-13 (2016).website
- 豊田太郎, 本多 智, 合成両親媒性分子で創る細胞様システム, 生物物理, Vol.56, 165-167 (2016).website
- 豊田太郎, 微小液滴を用いたマイクロ流路分析デバイスの新機軸, ぶんせき, Vol.5, 246-247 (2014).
- 神崎亮平, 藤浪真紀, 中谷 敬, 櫻井健志, 豊田太郎, 野本知理, 昆虫のフェロモンに反応する人工細胞, AROMA RESEARCH, Vol.15, No.58, 10-11 (2014).website
- 豊田太郎, 藤浪真紀, 野本知理, 神崎亮平, 櫻井健志, 中谷 敬, 化学物質を感知する人工細胞センサー, 化学, Vol.69, 12-19 (2014).website
- 豊田太郎, 「増殖する人工細胞」とは何か, 化学と教育, vol.11, 534-535 (2013).website
- 豊田太郎, 伴野太祐, 藤浪真紀, 油中水滴エマルションを用いたジャイアントベシクル型人工細胞の器づくり, オレオサイエンス, Vol.12, 77-84 (2012).website
- 豊田太郎, リポソーム型人工細胞のダイナミクス, 日本ロボット学会誌, Vol.28, 1178-1179 (2010).website
- 菅原正, 鈴木健太郎, 豊田太郎, ソフトマターがしなう・動く・生長する・増える―両親媒性分子集合体のダイナミックモルフォロジー, 日本物理学会誌, Vol.64, 2-11 (2009).webiste(free)
