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〒277-0871 柏市若柴178-4-4
東京大学 柏の葉キャンパス駅前サテライト503

研究紹介

~私たちの地球を救うのは植物と藻類です~

 低炭素社会へ向け、主に地球環境とエネルギー分野への貢献で注目されてきた微細藻類。実は、医療、健康、食品、美容などの業界へも、私たちの生活を豊かにする機能性成分を提供できることが次々と明らかになっています。機能性バイオPJは、優良株や重イオンビーム株の選別により作成した3000株のコレクションや、従来にない機能性を微細藻類に賦与する特許技術を持っております。自然光を利用して大量培養できる、新たな閉鎖型バイオリアクターの開発にも取り組んでおり、産学連携による藻類バイオマス生産の基盤技術の創出を目指しています。
 基盤技術が基礎的な研究によって支えられているのは周知のことです。以下に紹介するのは、機能性PJがこれまでに研究しその結果を発表してきた「基礎研究」の幾つかです。

ヘマトコッカス藻

アスタキサンチンの日焼け止め
~ハイパースペクトルカメラと電顕で見えてきたヘマトコッカス藻の強光回避戦略〜


細胞を丸ごと一個3Dに
~アスタキサンチンを蓄積したヘマトコッカス藻の3D~

クロレラ

リンを高蓄積するクロレラ
~地上から失われつつあるリンの水中での回収に期待〜


高オイル産生クロレラの全ゲノム解読に成功
~オイル産生機構の解明と応用研究の加速に期待〜

ヒロハノマンテマ

植物Y染色体遺伝子地図を作成
~重イオンビームで作った変異体を使用、進化の過程でY染色体は逆位を起こしていた〜


植物SRY遺伝子:雄を決定する遺伝子と性染色体
~不思議植物ヒロハナマンテマの性をめぐる諸問題~

巨大Y染色体発見から99年目の快挙
~ ヒロハノマンテマの性決定遺伝子の同定に成功 ~


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