Kasahara Laboratory, Department of Nuclear Engineering and Management, School of Engineering, The University of Tokyo
研究の対象とする高温構造システム
当研究室は、環境とエネルギー問題の解決に寄与する、エネルギー機器やプラントの安全性と信頼性の向上を目的とした研究教育を行います。エネルギーは通常高温の熱流体で輸送され、それを内包するためには丈夫な機器構造物が必要となり、それらは複雑な高温構造システムを構成します。こうしたシステムの荷重の発生から破壊に至るメカニズムを、実験と数値シミュレーションを駆使して解明していきます。
複雑で巨大なシステムの安全を確保
複雑現象の本質を理解して、荷重・応答・強度の一貫予測モデルを考案し、それに基づく設計基準の開発を目指した研究を行います。また、福島原子力発電所事故後の原子力安全改善に向け、万一事故が起こったとしても影響を緩和してしなやかに復帰するためのレジリエントなシステムの研究を行います。
このように、複雑なシステムの中の本質を見つけ、それを分かり易く体系化して、安全性や信頼性の向上に役立たせることは、研究と社会貢献の両面から喜びであり価値の高いことと考えております。
このように、複雑なシステムの中の本質を見つけ、それを分かり易く体系化して、安全性や信頼性の向上に役立たせることは、研究と社会貢献の両面から喜びであり価値の高いことと考えております。