中世イエメンにおける奴隷(2020年1月11日開催)
2019年度公開セミナー「アラビア半島の歴史・文化・社会」第14回
中世イエメンでは、奴隷あるいは解放奴隷と思しき人々が、為政者のもとで肉体労働に従事したり、側妾としてとどめおかれたり、宦官として政治的軍事的に高位に至ったりした。一方で、奴隷と呼ばれる人間集団が、海岸地帯に集住し、政権の混乱期に活発に活動していたことも史料上に描かれている。中世イエメンにおけるこれらの奴隷は何者であり、何をなしたのか。
本講演では、史料において奴隷に関連する単語で呼ばれる人々に着目し、その具体的な活動内容を探る。
講演者 | 馬場多聞(立命館大学文学部) |
日時 | 2020年1月11日(土)16:00〜17:30 |
会場 | 駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html |
共催 | 立命館大学 中東・イスラーム研究センター(CMEIS) https://www.cmeis-ritsumei.net/ |
備考 | 入場無料、事前申込不要 |
問い合わせ先 | 東京大学中東地域研究センター(UTCMES) 03-5465-7724/info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp |
ダウンロード | チラシPDF |