途上国の内政と外交のリンケージに関する政治理論で解くサウディアラビア政治の構造とパターン(10月5日開催)
2019年度公開セミナー「アラビア半島の歴史・文化・社会」第6回
近年、中東政治研究は、資料の収集と精査、現地調査を通じて現地の概念や政治史を明らかにする地域研究的な方法を基本に据えながらも、いかにして錯綜するデータから政治構造や政治過程を繊細に描き出せるのか、模索してきた。政治学の概念やモデルを渉猟すると、マイナーで忘れ去られたモデルや概念が、中東政治の構造やパターンの説明に適する場合が見られる。
本講は、全方位均衡論(omniblance theory)の再発見と改良により、中東政治の繊細な説明を目指すものとする。
報告者 | 中村 覚(神戸大学大学院国際文化学研究科) |
日時 | 2019年10月5日(土)16:00~17:30 |
会場 | 東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム1 |
共催 | 社会デザイン学会中東イスラム世界社会統合研究会 |
備考 | 入場無料、事前申込不要 |
問い合わせ先 | 東京大学中東地域研究センター(UTCMES) 03-5465-7724/info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp |
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