オマーンからUAEの北部首長国にかけての部族社会・政治(6月5日開催)
2019年度公開セミナー「アラビア半島の歴史・文化・社会」 第2回
オマーンからUAEにかけては歴史的に小部族による政治連合が複数存在していたが、近代国家の成立過程において部族単位での帰属意識により各国家の形成が行われたため、飛び地が相次ぐ入り乱れた国境線が引かれることになった。しかし、部族社会を基盤とした政治は、部族の紐帯が薄れるにつれて、国境線の流動化等の新たな政治問題を生んでいる。
本講演では、オマーンとUAEの部族社会と政治の関係について考察することで、民主主義の実践に伴う諸問題について検討する。
講師 | 村上 拓哉(中東調査会) |
日時 | 2019年6月5日(水) 17:00〜18:30 |
会場 | 駒場キャンパス18号館4階 コラボレーションルーム3 https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html |
備考 | 入場無料、事前申込不要 |
問い合わせ先 | 東京大学中東地域研究センター(UTCMES) 03-5465-7724/info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp |
ダウンロード | チラシPDF |