山内昌之センター長のオマーン国訪問
2011年9月11日から18日、UTCMESの山内昌之センター長は、オマーン国(マスカット)へ寄付講座に関連した講演・調査・打ち合わせのために出張しました。オマーン国滞在中、山内教授はスルタン・カブース大学(SQU)のビーマニ学長及びモナ学長補佐を表敬訪問し、東京大学とSQU間の学術交流・学生交流の開拓と促進の方策について意見を交換しました。
また世界各国に設立されている講座の運営を監督する、オマーン国高等教育省のラーウィヤ大臣らを表敬訪問し、本寄付講座の運営状況を報告するとともに、学術・高等教育分野における我が国とオマーン国との協力関係について意見を交換しました。
このほか、バドル外務省事務総長、ザワウィ外交担当国王顧問を個別に表敬訪問し、本講座の概要を説明し、我が国における中東地域研究の蓄積、中東情勢、二国間関係について意見を交わしました。また科学学術振興会にてヒナウィ理事長と会談したほか、コンジー会頭はじめオマーン商工会議所を訪問し、我が国における中東地域研究について講演し、企業家らと意見交換をしました。