(共催)Globalizing Equality and Justice in the Muslim Family: The Journey of Twenty Years(2025年5月12日)

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)では、基盤研究B「現代の多様化と多様性尊重をめぐるムスリム・コミュニティの課題とその解決方法の研究」(24K03160)との共催で、以下の公開セミナーを開催します。
この企画には、どなたでも無料でご参加頂くことができます。
皆さまぜひご参加ください。

日時 

2025年5月12日(月) 16:00~17:30

プログラム

16:00 開会の言葉
16:05 開催趣旨・ムサーワーの紹介 (後藤絵美)

16:15 講演 (ザイナ・アンワル)
16:30 講演 (ズィーバー・ミール=ホセイニー)

16:45 コメント&ディスカッション (大形里美)
17:00 質疑応答

17:25 閉会の言葉

開催趣旨

イスラーム教は世界に広がり、各地の社会にはそれぞれの歴史や文脈があります。ムサーワーは、ムスリムであるという共通項と諸社会の多様性を前提に、家庭内の平等と公正の実現を目指す運動です。本ワークショップでは、ムサーワーの創設以来、活動の中心となり、その発展に尽力してきたザイナ・アンワル氏とズィーバー・ミール=ホセイニー氏をお迎えし、グローバルに活動するというアイデアの源泉や、直面した困難、それに対する創造的な解決策などについてお話をうかがいます。過去20年間の運動の歩みを知ることで、未来への展望についても考えを深めていければと願っています。

登壇者

ザイナ・アンワルは、著名なフェミニスト活動家で知識人。マレーシアでシスターズ・イン・イスラーム(Sisters in Islam, SIS)を共同設立し、1999年から2008年まで同団体の初代代表を務めた。2009年には、ムスリム家族の平等と公正を目指すグローバルな活動団体ムサーワーを共同設立し、2021年まで同団体の代表を務めた。現在はムサーワーの理事会長を務めている。
ズィーバー・ミール=ホセイニーは、ロンドン大学SOASイスラーム・中東法センターで教授級研究員を務める。イスラーム法、ジェンダー、開発を専門とする法人類学者であり、ムサーワーの共同設立者の一人。アカデミズム(学術)とアクティビズム(運動)を結びつけ、イスラーム法の父権的解釈に挑みつつ、ムスリム伝統における結婚の倫理的・法的側面に関する探求を続けている。

 

会場

東京大学駒場キャンパス 18号館コラボレーションルーム3(4階)
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1)

参加申込

参加をご希望の方
2025年5月10日(土)までに、こちらのフォームよりお申込みをお願いいたします

言語/Language 英語/English
主催・共催

基盤研究B「現代の多様化と多様性尊重をめぐるムスリム・コミュニティの課題とその解決方法の研究」(24K03160)
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)

問い合わせ先 

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)
03-5465-7724/info@utcmes.c.u-tokyo.ac.jp