(共催)講演会「サンフランシスコ・ベイエリアのイラン系アメリカ人の生活とディアスポラ研究」(2025年5月28日)

東京大学中東地域研究センター(UTCMES)では、JSPS科研費若手研究「シーア派宗教的知識人による女性をめぐる言説に関する思想史的研究」(研究代表者氏名:村山木乃実)、2025年度白眉プロジェクト研究費「イラン人ディアスポラによる文学の体系的研究」(研究代表者氏名:木下実紀)との共催で、以下の公開セミナーを開催します。
この企画には、どなたでも無料でご参加頂くことができます。
皆さまぜひご参加ください。

日時 

2025年5月28日(水) 12:00~13:30
※途中入退出自由

プログラム

司会: 村山木乃実 (東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
12:00 挨拶・趣旨説明・Karim氏の紹介

12:15 講演「サンフランシスコ・ベイエリアのイラン系アメリカ人の生活とディアスポラ研究」

要旨・略歴

講演会「サンフランシスコ・ベイエリアのイラン系アメリカ人の生活とディアスポラ研究」
アメリカのサンフランシスコ・ベイエリアには、多くのイラン系アメリカ人が暮らしています。本講演では、Karim氏自身のご研究をもとに、イラン系アメリカ人たちの移住の経緯や、アメリカとイランの政治的緊張関係が続くなかでのイラン文化の継承、さらには彼らの政治・社会運動への関わりついて解説いただきます。

Persis Karim サンフランシスコ州立大学イラン・ディアスポラ研究センター所長。同大学人文学部比較世界文学学科で教鞭を執る。これまでサンノゼ州立大学英語・比較文学科教授、同大学ペルシャ研究プログラムの創設者兼ディレクター、および中東研究副専攻のコーディネーターを歴任し、現在に至る。イラン系アメリカ人による文学作品の編集に取り組み、これまでA World Between(1999)、Let Me Tell You Where I’ve Been: New Writing by Women of the Iranian Diaspora(2006)、Tremors: New Fiction by Iranian American Writers(2013)を編集。また、イラン・ディアスポラ文学と文化に関わる論文も多数出版している。詩人としても活動しており、自身の英語の詩も発表している。『夜明けは遥か彼方に:イラン系アメリカ人の物語』(2024)は、Karim氏にとって初の監督作品である。イラン・ディアスポラの一員である人々の、より大きな歴史と個人的な物語を記録・共有するという、彼女の学術的関心が映し出された作品である。

 

13:00 質疑応答

会場

東京大学駒場キャンパス 18号館コラボレーションルーム1(4階)
(〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1)

参加申込

参加をご希望の方
2025年5月27日(火)22:00(日本時間)までに、こちらのフォームよりお申込みをお願いいたします

言語/Language 英語/English
主催・共催

科研費若手研究「シーア派宗教的知識人による女性をめぐる言説に関する思想史的研究」(研究代表者氏名:村山木乃実)
2025年度白眉プロジェクト研究費「イラン人ディアスポラによる文学の体系的研究」(研究代表者氏名:木下実紀)
東京大学中東地域研究センター(UTCMES)

問い合わせ先 

村山 mkonomi[at]aa.tufs.ac.jp
※送信の際には[at]を@にご変更ください