Shinchi
下のアーカイブにあるように、市民向け講座@新地町「小さな藻類と描くサステイナブルな未来」がホテルグラード新地で開催されました。
会は盛況で40名近くの参加者にお越しいただきました。参加者には新地町役場や新地スマートエナジー株式会社の関係者も多く、講座、交流会ともに、震災復興やCO2削減などについて活発な議論が交わされました。
冒頭、新地町の大堀町長に登壇いただき、東京大学が昨年度から実施している、科学技術振興機構(略称JST)の大型プロジェクトOPERAの一つ「低CO2と低環境負荷を実現する微細藻バイオリファイナリーの創出」と新地町の協力関係につき極めて前向きなご挨拶をいただきました(写真左)。
市民向け講座では、東京大学名誉教授の河野先生、理研食品の佐藤博士(写真右)、東大発ベンチャー・アルガルバイオ社の社長の竹下博士からそれぞれ下のアーカイブにあるような話題提供があり、「サステイナブルなまちづくりへ、藻類研究ができること」というタイトルで東京大学教授の三谷先生にまとめていただきました。
最後に共催として本イベントを企画段階から支えてくださった新地町役場や福島イノベ事業の関係者の方々に改めて御礼申し上げます。
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挨拶する新地町の大堀町長 | 市民向け講座の一場面 |
JST・OPERA機能性バイオ共創コンソーシアム
OPERA担当URA:平野滝子・細川聡子
市民講座@新地町
「小さな藻類と描くサステイナブルな未来」
開催概要

日時:2019年9月30日(月) 13:00~16:15+交流会(関係者のみ)
場所:ホテルグラード新地
※JR常磐線・新地駅前 徒歩1分
参加費:無料
主催:JST・OPERA機能性バイオ共創コンソーシアム
共催:福島県相馬郡新地町
東京大学新領域創成科学研究科
福島イノベーション・コースト構想促進事業
「環境エネルギーまちづくり」を通じた地域社会イノベーション
※画像からポスターとプログラムのPDFをダウンロードできます。
※緑色下線をクリックするとリンク先のホームページを別ウィンドウで開くことができます。
プログラム

13:00~13:15 [15min]
「はじめに」
大堀 武(新地町町長)
13:15~13:45 [30min]
「私たちの暮らしから地球環境まで ~微細藻バイオリファイナリーの可能性~」
河野 重行(東京大学 フューチャーセンター推進機構、東京大学名誉教授)
13:45~14:30 [45min]
「海でも陸でもヒトエグサ養殖 〜いま求められている海藻原料と養殖研究最前線〜」
佐藤 陽一(理研食品株式会社 原料事業部 原料事業グループ)
14:30~15:00 [30min]
コーヒーブレイク
15:00~15:45 [45min]
「エンジン全開!東大発藻類バイオベンチャーの大いなる挑戦」
竹下 毅(株式会社アルガルバイオ、代表取締役社長)
15:45~16:15 [30min]
「サステイナブルなまちづくりへ、藻類研究ができること」
三谷 啓志(東京大学 新領域 先端生命科学専攻、教授)
16:15~17:00 [45min]
交流会
※関係者のみ(事前登録制)
※交流会参加をご希望の方は事務局までお問い合わせ下さい。
事務局
東大・新領域・JST/OPERA機能性バイオ共創コンソーシアム推進室
細川 聡子<satoko_hosokawa@edu.k.u-tokyo.ac.jp>
平野 滝子<takiko_hirano@edu.k.u-tokyo.ac.jp>