修士課程の研究室は、学部4年生のときと同じ研究室になるのでしょうか?
修士課程では、他大学や他学部、他学科からの入学者の方もおり、研究室配属は学部4年生のときの研究室は関係なく行われます。
システムコースであったか推進コースであったかということも関係ありません。
修士課程入学者の研究室配属スケジュールはどのようなものでしょうか?
4月入学の場合には、試験合格後の9月下旬に希望調査を実施し、11月中旬までに決定します。
また、研究室選択の参考のために、合格者を対象としたキャンパス見学会が9月中旬頃に行われます。10月入学希望の場合には、別途指示があります。
修士課程の各研究室(各教員)の定員はどれくらいでしょうか?
3名程度です。
他学科、他大学から修士課程への入学を目指しているのですが、どのように入試勉強したらよいでしょうか?
まずは数学と専門科目の過去問を見てみてください。
(募集要項ページ: 専門科目過去問題 / 一般教育科目過去問(数学)
また、授業内容紹介のページで使用している教科書を掲載している科目もあるので、是非参考にされてみてください。
大学院カリキュラム
各科目のシラバスの最新バージョンは、東京大学授業カタログ をご覧ください。
東京大学授業カタログ
卒業後の進路はどのような感じでしょうか?
航空宇宙工学専攻 修士課程の修了生は、航空宇宙に関する製造業を中心に自動車やエアライン、JAXA などの研究開発機関や政策官庁などで活躍されています。博士課程に進学して、さらに発展的な研究に取り組む学生も多いです。
詳しくは卒業生と進路ページをご覧ください。
卒業生と進路
他学科、他大学から修士課程に入学した場合、学部から同じ研究に取り組んでいる学生の皆さんについていくことはできますでしょうか?
本学の航空宇宙工学科から修士課程に進学した学生の方でも、研究室を変更する方は多くいます。そのため、全く心配はいりません。
学部時代にどのような研究をされていても、卒業論文として完成させた経験が修士課程での研究に活きてくると思います。
以下の他学科、他大学から本学修士課程に入学された方からのメッセージも是非参考にされてください。
博士課程へ進学する場合、給付型の奨学金制度などはありますか?
本学独自の制度として、修博一貫の国際卓越大学院教育プログラム(WINGS)や博士課程学生特別リサーチ・アシスタント(SEUT-RA)などがあり、 外部資金 (日本学術振興会 特別研究員制度など)と合わせて、多くの学生が支援を受けられる環境を整えています。詳細はリンク先を参照してください。

修士課程から航空宇宙工学専攻に入学した先輩の声

航空宇宙工学についてより専門的に学びたいという思いで、他大学から本大学院の航空宇宙工学専攻に進学することを決めました。
入試対策の勉強では、主に過去問に取り組むことを行っていましたが、周囲に同じ専攻を受験した方がおらず、解答などの情報を得られなかったためかなり苦労しました。しかし、ネットの情報から参考となる本を見つけることなどをして、焦らず時間を費やし勉強することで、無事受かることができました。
入学後は、空飛ぶクルマの交通流を数理モデル化し、シミュレーションによって検証する研究に携わりました。全く新しい分野であり、不安も感じていた大学院生活で、自分にとって最も印象的だったことは、研究の環境が充実していることでした。例えば、私の研究室では研究室メンバーに恵まれており、スタッフが教授だけでなく、国や分野を問わない様々な研究者の方々で構成されていました。そのため、異なる視点から数多くのアドバイスをいただくことができ、新しい環境でも楽しく研究することができました。
K. T.
昔からロケットエンジンに興味があり,専門的な学習・研究を行うために本専攻に進学いたしました.
本専攻の魅力はJAXAや他の民間企業との強い結びつきにより,最新の宇宙開発の動向に触れる機会が豊富であるところにあると思います.そのため講義でも研究でも自分の好奇心に従って楽しく過ごすことができると思います.
他大学から入ると全然知らないことが多くあったりしますが,日々少しずつ学びながら研究生活を送れています.非常に充実した毎日を過ごせると思います.
H.S.
私は他大学から本専攻の修士課程入学時に研究テーマを変えました。学部時代とは全く違う環境下だったので、最初は結果が出ない日々を送っていました。ただ幸い指導教員とすぐ相談できる環境だったので、様々なことを相談したり試行錯誤したりして研究を前に進めることが出来ました。また、研究以外にもOBOG交流会や研究室内イベントなどにより様々な方と交流することができました。研究室の先輩や同期からは学内の設備・システムやおすすめなご飯まで幅広い情報を教えていただきました。ただでさえ受験勉強も大変な上に、内部生との差など修士課程以降の研究生活に不安を感じているかと思います。しかし入ってしまえば内部生外部生関係なく、楽しくやりがいのある大学院生活が待っていますので頑張ってください。
S.S.
学部時代は他大学で機械工学を学んでいましたが、航空宇宙工学に興味があり本専攻へ進学しました。
大学や専門を変えたことで不安もありましたが、研究室での輪講会や先生方からのご指導によって少しずつ知識を身につけられています。
研究や学校生活について分からないことがあれば、先輩方も気軽に相談に乗ってくれます。
何より、自分の好きなことを存分に学び研究に専念できる環境であるため、充実した日々を送れています!
K.I.

修士課程合格者出身大学

  • 北海道大学
  • 東北大学
  • 千葉大学
  • 東京理科大学
  • 慶應義塾大学
  • 東京都立大学
  • 早稲田大学
  • 明治大学
  • 中央大学
  • 東京工業大学
  • 一橋大学
  • 東京農工大学
  • 芝浦工業大学
  • 東海大学
  • 横浜国立大学
  • 名古屋大学
  • 名古屋工業大学
  • 同志社大学
  • 立命館大学
  • 京都大学
  • 大阪大学
  • 大阪府立大学
  • 神戸大学
  • 九州大学
  • 漢陽大学校
  • 航空宇宙高等学院
  • ブラジリア大学
  • カリンガ産業技術大学
  • ローザンヌ高等専門学校/スイス連邦工科大学ローザンヌ校

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