東京大学では、教養教育(リベラルアーツ教育)を学部教育の基礎として重視し、入学者は全員、東京都目黒区の北端に位置する駒場Ⅰキャンパスにある教養学部前期課程に最初の2年間在籍します。同じ駒場Ⅰキャンパスには、教養学部後期課程および大学院総合文化研究科があり、リベラルアーツを「学士前期課程ー学士後期課程ー大学院」という一貫した教育研究組織で培っています。
この東京大学の根幹を成す駒場Ⅰキャンパスには、世界各国からの留学生を含む8,000名以上の優秀な学生が在籍しており、学際性・国際性豊かで多彩な人材や、分野横断型の知識と先見性を備えた問題発掘・解決型の多様な人材を養成、輩出しています。
駒場リベラルアーツ基金は、こうした特性を持つ駒場Ⅰキャンパスの一貫した教育研究組織の更なる発展と環境整備を目的として2022年に設置されました。