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[原著論文](邦題)トポロジーリセット:環状高分子の環化後再環化
[Paper] Topology-Reset Execution: Repeatable Post-Cyclization Recyclization of Cyclic Polymers

高分子形状をいつでも自在にリセットする新概念を考案し,T・レックス(Topology-reset execution)と名付けました.また,紫外光(UV)をあててT・レックスを施すことで液体状態を維持したまま流動性が著しく変化する物質を開発しました.この物質に対するT・レックスは,UVをあてるだけで狙ったタイミングで狙った箇所のみの流動性を変化させられるだけでなく,有機溶媒を必要としないことから環境にやさしい側面もあります.高エネルギー加速器研究機構高木秀彰特別助教との共同研究.Angew. Chem. Int. Ed. 2018.
簡易解説文はこちら(外部リンク)

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[原著論文](邦題)クマリン末端型分岐状ポリジメチルシロキサンによる網目形成および切断の光制御
[Paper] Photocontrolled network formation and dissociation with coumarin end-functionalized branched poly(dimethyl siloxane)s

高分子鎖末端にクマリン基を持つ分岐状ポリジメチルシロキサン(PDMS)を合成しました.このPDMSにUVを照射すると,溶媒成分を一切使用することなく室温でクマリン基の光二量化に伴って貯蔵弾性率が元の30000倍にまで増大し,液体から固体に変化しました。また,別の波長のUVを照射すると,クマリン二量体の光開裂に伴って貯蔵弾性率と損失弾性率が同程度の柔らかい物質になることが分かりました.ネットワークが形成する反応と切断する反応とを異なる2波長のUV光の照射によって達成し,溶媒成分を使用することなく粘弾性を制御可能な高分子材料を開発しました.Polymer, 2018.

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[原著論文](邦題)交互両親媒性分子が水中で示す不可逆凝集
[Paper] Irreversible aggregation of alternating tetra-block-like amphiphile in water

親水部と疎水部が交互に繰り返す新規の両親媒性分子の水分散液が,室温で調製後に流動性を著しく失うことがわかりました.これを50度以上にいったん加熱すると,水が分離して沈殿が生じ、室温でも同じ状態には戻らないことを見出しました.この現象は,ヨーグルトなど生体由来試料でみられる不可逆凝集であり,近年注目されています.放射光X線小角散乱測定やクライオ電子顕微鏡観測などにより,この分子がナノメートルからマイクロメートルまで多様な構造体を水中で形成することが,分散液の流動性低下の要因であることが明らかになりました.高エネルギー加速器研究機構高木秀彰特別助教との共同研究.PLOS ONE, 2018.(どなたでも論文を閲覧できます)

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[講義資料]有機化学I 2018

「ジョーンズ有機化学」を用いた有機化学入門.特に,生命システムや生命起源を”創って理解する”ための有機分子と高分子,超分子の性質や反応、機能に触れながら講義します.講義対象は学部2年生.

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[講義資料]構造化学2018

「マッカーリ・サイモン物理化学」を用いた量子化学入門.特に,原子・分子の電子のふるまいを中心に,化学反応における量子の考え方を解説します.炭素・ケイ素・鉄を中心に生命起源の原子論に触れながら講義します.講義対象は学部1年生.

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[講義資料]化学平衡と反応速度2018

「マッカーリ・サイモン物理化学」を用いた化学反応速度論入門.自由エネルギーと活性化エネルギーをもとに,分子の反応性の基礎を講義し,生命システムの化学反応ネットワークにも触れていきます.講義対象は学部1,2年生.

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[総説解説](邦題)人工小胞体の実験室進化を目指して
[Review] Toward Experimental Evolution with Giant Vesicles

ジャイアントベシクルという人工小胞体を細胞の化学モデルとみたて,それの実験室進化系を構築する研究の意義−化学進化と(細胞)分子進化をつなぐ第3の進化−を論じました.(どなたでも論文を閲覧できます)

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[総説解説](邦題)水中を駆動する油滴を制御する合成化学的アプローチ
[Review] Synthetic Approaches to Control Self-propelled Motion of Micrometre-sized Oil Droplets in Aqueous Solution

界面活性剤水溶液中で駆動する細胞サイズの油滴の駆動機構について,分子論的考察から新たに有機分子を設計,合成してアプローチする私たちの研究成果を解説しました.

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[総説解説]光で流動・非流動状態を制御する高分子材料−ナマコをヒントに生みだされた次世代の新素材

光照射で繰り返し流動性を変化させることができる高分子材料について,私たちの最近の研究成果をまとめて論じました.

[公開動画]リピッドワールド仮説

2016年『教養学部報』で,水中を泳ぎ回る油状微粒子についての解説記事とその微粒子の動画を掲載していただきました.リピッドワールド仮説とは,脂質や界面活性剤の”化学スープ”で生命が誕生しうるとする仮説(2001年に提唱)であり,現在,世界で注目されています.

[公開動画]”生きているような物質”をつくる

2013年東京大学駒場祭公開講座の様子が東大TVから配信されています.「生命らしさ」のサイエンスについて,具体的なモノづくりの例と演示実験を交えた構成でお話しました.

[公開動画]「細胞らしくふるまう有機分子集合体を創る」

YouTubeで2012年から公開されている教養学部統合自然科学科メッセージビデオの一つです.私たちの研究室での実験の様子も紹介されています.

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[特許出願]解重合性を有する両親媒性ブロック共重合体

水中で微粒子を形成し、外部刺激ですばやく分解して、水に可溶な分子になる新規高分子を開発しました.薬物送達運搬体への応用が期待されます.出願日: 2017年7月31日

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[特許出願]光刺激により形態制御可能な高分子

紫外線を照射している間に軟化したり液化し、照射を止めると硬化する新しい高分子を開発しました.この高分子はブラックライトのような刺激で変形する樹脂として、幅広い用途への応用が見込まれます.出願日: 2016年2月22日

[特許出願]蛍光組織マーカー及びその製造方法

食品添加物として利用されている両親媒性高分子をもとに人工小胞体の凝集体を作製し,これに蛍光色素を配合して,にじみを抑えた蛍光組織マーカーを開発しました.外科手術の蛍光ナビゲーションの基盤技術開発に貢献します.千葉大学林秀樹教授のグループとの共同研究.出願日: 2009年5月15日