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[原著論文](邦題)トポロジーリセット:環状高分子の環化後再環化
[Paper] Topology-Reset Execution: Repeatable Post-Cyclization Recyclization of Cyclic Polymers

高分子形状をいつでも自在にリセットする新概念を考案し,T・レックス(Topology-reset execution)と名付けました.また,紫外光(UV)をあててT・レックスを施すことで液体状態を維持したまま流動性が著しく変化する物質を開発しました.この物質に対するT・レックスは,UVをあてるだけで狙ったタイミングで狙った箇所のみの流動性を変化させられるだけでなく,有機溶媒を必要としないことから環境にやさしい側面もあります.高エネルギー加速器研究機構高木秀彰特別助教との共同研究.Angew. Chem. Int. Ed. 2019. (どなたでも論文を閲覧できます)
簡易解説文はこちら

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[原著論文](邦題)内包DNAの長さは人工小胞体の分裂を制御する
[Paper] DNA Length-dependent Division of a Giant Vesicle-based Model Protocell

ポリメラーゼ連鎖反応で内包DNAを増幅できる人工小胞体(ジャイアントベシクル)において,内包DNAの長さと成長分裂様式との間に因果関係があることを見出しました.この現象は,ジャイアントベシクル内部でDNAと膜が複合化した箇所が自己再生産反応を一層活性化することに起因するという示唆を得ました.神奈川大学菅原正教授のグループおよび東北大学今井正幸教授のグループとの共同研究.Sci. Rep. 2019.(どなたでも論文を閲覧できます)

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[原著論文](邦題)リン脂質生成にリンクした人工小胞体の出芽・分裂
[Paper] Budding and Division of Giant Vesicles Linked to Phospholipid Production

人工小胞体(ジャイアントベシクル)が,ヒュスゲン環化付加反応を利用したリン脂質生成によって,出芽し,その後分裂することを見出しました.このジャイアントベシクルはλファージというウィルスのDNAをまるまる内包することができ,この反応によって出芽した側にもDNAが分配されることを明らかにしました.Sci. Rep. 2019.(どなたでも論文や動画を閲覧できます)

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[講義資料]有機化学I 2019

「ジョーンズ有機化学」を用いた有機化学入門.特に,生命システムや生命起源を”創って理解する”ための有機分子と超分子の性質や反応、機能に触れながら講義します.講義対象は学部2年生.

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[講義資料]化学平衡と反応速度2019

「マッカーリ・サイモン物理化学」を用いた化学反応速度論入門.自由エネルギーと活性化エネルギーをもとに,分子の反応性の基礎を講義し,生命システムの化学反応ネットワークにも触れていきます.講義対象は学部1,2年生.

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[講義資料]構成・システム生物学2019(分担)

人工小胞体(リポソーム)を用いて、細胞分裂や細胞運動の実験モデルを創る研究の基礎を実験・理論の両面から理解することを目的とします.講義対象は学部3年生.

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[総説解説](邦題)人工小胞体の実験室進化を目指して
[Review] Toward Experimental Evolution with Giant Vesicles

ジャイアントベシクルという人工小胞体を細胞の化学モデルとみたて,それの実験室進化系を構築する研究の意義−化学進化と(細胞)分子進化をつなぐ第3の進化−を論じました.(どなたでも論文を閲覧できます)

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[総説解説]細胞の化学モデルを創る8つの実験:ジャイアントベシクルを使い倒す

細胞の化学モデルとして注目されているジャイアントベシクル(人工小胞体)に関する国内外の研究動向について,8つのテーマ(境界をつくる,情報分子を内包する,膜タンパク質を境界に埋め込む,細胞分裂装置を仕込む,境界の増殖系をつくる,運動できるようにする,集団内で化学物質を伝達させる,変化と選択を繰り返す)にわけて紹介しました.

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[総説解説]ミセル・リポソーム・ヒドロゲルを基盤とする医療分子ロボット

生体内での自律的・能動的な機能発現と,時期がきたら機能を失い生体外へ排出が可能となる性質を併せ持ち,患者に影響を及ぼしにくい素性のわかった有機分子・高分子のみでつくられた医療用バイオマテリアルを「医療分子ロボット」とみなし,その医療技術としての重要性を具体的な研究開発例で解説しました.(どなたでも書籍(pdf版)を閲覧することができます)

[公開動画]そして「生命2.0」への道(中編)

藤崎慎吾さんの講談社ブルーバックス連載よみもの『生命1.0への道』第17回で,私たちの油滴・液晶滴の動きの研究と開発中の観測装置が取り上げられ,多くの動画が掲載されました.小説家の藤崎慎吾さんのやわらかく、それでいて本質をつく本連載の語りに引き込まれます.

[公開動画] ”生きているような物質”をつくる

2013年東京大学駒場祭公開講座の様子が東大TVから配信されています.「生命らしさ」のサイエンスについて,具体的なモノづくりの例と演示実験を交えた構成でお話しました.

[公開動画]「細胞らしくふるまう有機分子集合体を創る」

YouTubeで2012年から公開されている教養学部統合自然科学科メッセージビデオの一つです.私たちの研究室での実験の様子も紹介されています.

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[特許出願]解重合性を有する両親媒性ブロック共重合体

水中で微粒子を形成し、外部刺激ですばやく分解して、水に可溶な分子になる新規高分子を開発しました.薬物送達運搬体への応用が期待されます.出願日: 2017年7月31日

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[特許出願]光刺激により形態制御可能な高分子

紫外線を照射している間に軟化したり液化し、照射を止めると硬化する新しい高分子を開発しました.この高分子はブラックライトのような刺激で変形する樹脂として、幅広い用途への応用が見込まれます.出願日: 2016年2月22日

[特許出願]蛍光組織マーカー及びその製造方法

食品添加物として利用されている両親媒性高分子をもとに人工小胞体の凝集体を作製し,これに蛍光色素を配合して,にじみを抑えた蛍光組織マーカーを開発しました.外科手術の蛍光ナビゲーションの基盤技術開発に貢献します.千葉大学林秀樹教授のグループとの共同研究.出願日: 2009年5月15日