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チャレンジ!!オープンガバナンス 2019

データを活用し、地域課題を解決するコンテスト2019

【緊急のお知らせ】

新型コロナウイルスの感染拡大にかんがみて、
3/8の最終公開審査イベントを中止して以下の通りにいたします。
大変残念かつご迷惑をおかけしますがご容赦のほどお願い申し上げます。

ー変更内容ー

1.公式の最終公開審査は中止とさせていただきます。
2.その代わりデジタル時代の実験的な試みとして以下のオンラインイベントを行いました。
 (1)最終公開審査対象の12地域の関係の方にオンラインでの参加の機会を提供します。
 (2)オンライン視聴者によるスマホ投票を試みます。
3.なお、ミニプレゼン、ポスター展はウェブサイト上での公表のみにさせていただきます。

<オンラインイベントのプログラム>

日時:2020年3月8日(日)13時から18時まで
名称:COG2019 試行的オンラインイベント
場所:ネット上の仮想空間 Zoom Webinar利用
登録:視聴と投票用の登録です。ここからお願いします(終了)
内容:①ファイナリスト12チームの発表と審査委員有志の意見交換
   ②オンライン投票
詳細:最終公開審査実施概要こちらをどうぞ
   オンライン投票結果

COG事務局

STEP3 改善アドバイス
公開

詳しくはこちら

  • STEP1

    自治体からの課題募集
    (2019年6月~8月)

    1. ・全国の地方自治体から、市民/学生に解決してほしい地域課題を募集します。
    2. データを活用した新しい課題の分析や解決策に期待を寄せている自治体の方はぜひご応募ください。
    自治体募集要項
  •  
  • STEP2

    市民/学生の解決アイデア募集
    (2019年9月~12月)

    1. ・市民/学生の方々から、自治体からの課題に対する解決アイデアを募集します。
    2. データ分析とデザイン思考で課題を掘り下げ、自分たちで解決策に取り組みたいチームの出番です。
    市民/学生募集要項
  •  
  • STEP3(いまここ)

    審査と改善アドバイス
    (2020年1月~4月)

    1. 応募アイデアそのものに加え、市民/学生と自治体の連携体制も加味して審査します。
    2. ・最終公開審査(3月)まで残ったチームには、委員会からの改善アドバイスがあります。
    審査と改善アドバイス
  • 共催(共同主催)

    東京大学公共政策大学院 科学技術イノベーション政策における「政策のための科学」教育・研究ユニット(STIG)

    東京大学ソーシャルICTグローバル・クリエイティブリーダー育成プログラム(GCL)

    (一社)オープンガバナンスネットワーク(OGN)

  • 協賛

    LINE株式会社

    (一財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)

    日本マイクロソフト株式会社 など

  • 後援

    高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部(IT総合戦略本部)、内閣府(地方創生推進事務局)
    (一社)行政情報システム研究所、(一財)地域活性化センター、Code for Japan、(一社)オープン・ナレッジ・ファウンデーション・ジャパン、(一社)オープン・コーポレイツ・ジャパン、デンマーク大使館 など

  • 連携

    Harvard University

Next Contents

01

Introductionイントロダクション

市民も変わる、行政も変わる!!
オープンガバナンス

市民も変わる:地域の課題の解決に自分の問題として取り組む市民が増えていきます
学生も変わる:市民参加型社会を担う未来の市民に自らを磨く学生が増えていきます
行政も変わる:知識と経験を活かして市民参加型社会のプラットフォームとなります

永遠のベータ版を楽しむ

このチャレンジは永遠のベータ版としてスタートします。
柔軟な心構えでこの機会を活用して
オープンガバナンスに市民も行政も楽しくチャレンジをして欲しいと願っています。

アイデアに磨きをかける3D

デザイン思考のD:課題当事者への共感が原点です
データの分析のD:データによる確認と裏付けです
デジタル社会のD:何といっても21世紀はこれです

表彰

<オープンガバナンス総合賞>

(アイデア+連携体制)
市民/学生チームとそれをサポートする自治体に対して授与

<アイデア賞>

市民/学生チームに授与

<連携体制賞>

自治体に授与

<学生賞>

学生チームに対して授与

<Special Innovation Award in collaboration with Ash Center, HKS, Harvard>

ハーバード大学アッシュセンターとの連携による
特別イノベーション賞

02

Scheduleスケジュール

 
自治体
市民/学生
2019年 6月
月初募集開始
 
7月
 
 
8月
月末募集締切
 
9月
決定/課題発表
アイデア募集開始
10月  
 
11月  
 
12月  
アイデア募集締切
2020年 1月
書類審査
2月
最終公開審査対象への追加質問
3月
最終公開審査と表彰
4月
改善へのアドバイス

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03

The Ideas from Citizens and Students市民/学生からの応募結果

市民/学生からの応募結果は次の通りでした。

応募アイデア総数と、メンバー構成の内訳
市民チーム 11
市民/学生混成チーム 17
学生チーム 28
56
応募対象自治体数と実際に応募のあった対象自治体数
応募対象自治体数(自治体連合の場合は参加自治体を個別に勘定) 41
実際に応募のあった対象自治体数(同上) 32
応募対象地域課題と実際に応募のあった対象地域課題
応募対象地域課題 51
実際に応募のあった対象地域課題 32

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04

Online-voting resultオンライン投票結果

3/8の最終公開審査イベントの代替の視聴者によるオンライン投票結果です。

COG事務局

No.1

Pharmatching(ファーマッチング)しておくれやす☆

京都府京都市1.高齢化・介護・医療・健康

地域課題:市民による薬局・薬剤師等の活用推進(健康サポート薬局の普及)
アイデア名:ICTの活用により市民と薬局・薬剤師と繋がり合う事ができ、身近に相談できる地域社会を実現する新サービス “Pharmatching(ファーマッチング)”

最終公開審査用追加資料:発表資料 チラシ

No.2

横浜ホイールマップ

神奈川県横浜市7.地域プロモーション

地域課題:シビックプライドの醸成
アイデア名:バリアフリーではない施設の突破方法調査

最終公開審査用追加資料:発表資料 チラシ

No.3

チームFOC

埼玉県深谷市9.その他:分かりやすい行政

地域課題:だれでも分かりやすい庁舎案内板を、みんなで作る。
アイデア名:働きづらさを抱えた人が働ける!分身ロボット窓口案内で日本一あたたかい市役所を実現

最終公開審査用追加資料:発表資料 チラシ

No.4

草津おみやげラボ情報部

滋賀県草津市

2.子育て・家族・教育3.まちづくり・交通7.地域プロモーション

地域課題:やっぱり草津がいい!ふるさとへの愛着をもつ子どもと多様なコミュニティが元気に育つまちづくり
アイデア名:「まめバスすごろく」で疑似体験!地域の宝を発掘、活用、未来につなぐ

最終公開審査用追加資料:発表資料 チラシ

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05

Primary screening results一次選考結果

書類審査による一次選考の結果、COG2019審査委員会では、3月8日に予定していた公開審査日での扱いを以下のとおりといたしました。

  1. ・COG2019最終公開審査対象アイデア 12件
  2. ・COG2019ミニプレゼン+ポスター掲示対象アイデア 11件
  3. ・COG2019ポスター掲示対象アイデア 20件

応募いただいた全56アイデア中から、最終公開審査対象のアイデアは以下の12件です!

  • ・地域課題をクリックすると各地域課題の詳細ページを参照できます。
  • ・以下の12アイデア以外のアイデアについては、各自治体の地域課題とともにご紹介しています(最終公開審査当日、短時間のミニプレゼンテーション・ポスター展示の対象となったチームについてもご確認いただけます)。
  • ・なお、全ての案件の一覧は、ここからダウンロードできます。

全てのアイデアの内容を公開しました!

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06

Regional Issues地域課題

自治体からの課題

北海道 室蘭市森町
東北 青森県八戸市、山形県鶴岡市、福島県会津若松市
関東 茨城県水戸市、埼玉県深谷市、東京都文京区目黒区中野区多摩市、神奈川県横浜市川崎市宮前区鎌倉市
北陸 福井県鯖江市越前市
中部 静岡県裾野市菊川市
近畿 滋賀県大津市近江八幡市草津市、京都府京都市、大阪府大阪市豊中市、兵庫県西宮市加古川市三田市姫路市・福崎町・市川町・神河町・朝来市・養父市
中国 岡山県倉敷市、山口県宇部市
四国 香川県高松市、愛媛県松山市八幡浜市
九州 福岡県北九州市、熊本県玉名市
沖縄 沖縄県那覇市

市民/学生の応募検討にあたっては以下のポイントを念頭においていただきました
(詳細は下線部分をクリックしてください)

<市民/学生向け>

  • 1. 市民/学生の応募要件 リーダーはその地域に住むあるいは通う方(通勤通学)、などの要件があります。
  • 2. 市民/学生に期待する募集内容 課題解決につながる社会的なサービスのアイデアを期待しています。データや資料を活用して課題を分析し、デザイン思考による課題の掘下げやアイデアの生成を行い、こうして出来上がったアイデアについて、ストーリーを意識して、アイデアの内容、アイデアの理由づけ、実現までの流れをまとめてください。データを利用するアプリが実現手段として副次的に含まれることはあり得ますが、単にアプリの開発や利用が目的ではありません。なお、自治体の提示したデータや資料で足らない場合は適宜追加したり自治体に問い合わせたりしてください。
  • 3. アイデアの審査内容 アイデアの説明(内容、データを用いた理由づけ、実現までの流れ)を重視します。

<自治体向け>

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07

Evaluations and
Recommendations for
Improvement and Follow-up
審査・改善アドバイス・フォローアップ

審査時期

2020年1月~3月

審査内容

  • ・応募いただいたアイデアの内容(書類審査+最終公開審査)
  • ・市民/学生と自治体の連携体制(追加調査+最終公開審査)

審査手順

(1)書類審査(2020年1月実施)

市民/学生から応募いただいたアイデアについて、書類審査をおこない、最終公開審査に進んでいただくアイデアを選定します。(「06.審査項目」参照)。

(2)最終公開審査対象者への通知と追加質問(2020年2月通知と実施予定)

オープンガバナンスにとっては、市民と行政の連携体制が柱です。そのため、最終公開審査の対象となるアイデアを応募した市民/学生とその自治体を対象に、市民/学生と自治体との地域内での連携状況や、自治体の取組状況を追加調査し、最終公開審査の材料とします。

(3)最終公開審査・表彰(2020年3月8日)⇒ 中止になりました。

最終公開審査対象案件についてはそのプレゼンと審査委員による公開の質疑を行って審査し表彰します。

(4)結果の公表(最終公開審査終了後、サイト上でも速やかに結果を公表します)⇒ 中止になりました。

(5)今回の特例として、実験的にオンラインでのイベントを検討します。

改善アドバイスとフォローアップ

(1)改善アドバイス 2020年4月

最終公開審査対象となったアイデアおよび連携状況について、アイデアや連携体制の更なる改善に役立てていただけるよう審査委員会による改善アドバイスをおこないます。

(2)フォローアップ

最終公開審査対象となったアイデア(連携が進んでいる場合はその状況も含みます)については、それが実り、地域の課題解決に貢献していかれることを願っております。このため、これから一年後、二年後とその進化のプロセス、実施のプロセスをご報告いただきます。


最終公開審査日同時並行イベント ⇒ 中止になりました。

最終公開審査対象以外の案件については、COG2019と同様に、ミニプレゼン対象、ポスター展対象を選定し、最終公開審査と並行して会場投票などイベントを開催します。

公式イベント終了後アフターコンテスト ⇒ 中止になりました。

今回から試みとして終了後の催しを充実します。ぜひお楽しみください。


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08

Evaluation Criteria審査項目

審査は、応募されたアイデアと、市民/学生と自治体の連携体制の2つに対して実施されます。

アイデアの審査

(1)審査対象

下記の点を対象に審査を実施します。

  1. ・応募者によるアイデアの説明提出書類
  2. ・最終公開審査での発表(市民/学生チーム パワーポイント使用)

(2)審査項目

審査項目は以下の通りです。

  1. ・アイデアの内容
  2. ・データを用いたアイデアの論拠
  3. ・アイデア実現プロセスなど

詳細は市民/学生の応募用紙でご確認ください。

連携体制の審査

(1)審査対象

今回の応募にあたっての市民/学生と自治体の連携を実態的に判断します。

  1. ・最終公開審査の対象となるアイデアを応募した市民/学生とその自治体を対象に行う追加調査結果
  2. ・最終公開審査での発表(関係自治体 パワーポイント使用)

(2)審査項目

審査項目は以下の通りです。

  1. ・課題関連データが適切な形で公開提供されているか(問い合わせへの対応なども含む)
  2. ・応募されたアイデアが形成される際の、自治体による市民/学生の主体的な取り組みへのサポートの状況
  3. ・応募されたアイデアが成熟し、実施に移行する際、自治体が市民/学生らとの協働に取り組もうとする姿勢
  4. ・応募されたアイデアをめぐって、市民/学生と自治体の間でオープンなコミュニケーションの場の活用の状況

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09

Final最終公開審査実施概要

最終公開審査は新型コロナウィルスのため中止しました。
代替の実験的オンラインイベント
は、COG事務局が主催します。

スケジュールや視聴登録など詳しくは、ogn.or.jpをご覧ください。
以下、概略を紹介します。

○Zoom Webinarを使ったファイナリスト12チーム・自治体による発表とオンライン投票

このオンライン視聴と投票には、ogn.or.jpにアクセスしてウェビナー登録が必要です。 COGに応募された方、検討しようという方、関心をお持ちの方は奮ってご登録ください。 そしてファイナリストのみなさまの熱意にあふれた発表をぜひご覧いただいて、 オンライン投票をお楽しみください。

ウェビナー登録

プログラム概要

1.12チームを     の4組に分けて、視聴者によるオンライン投票を実施
2.さらに決選投票を実施
3.それぞれの発表後に審査委員有志との意見交換

スケジュール

13:00
委員長メッセージ
13:05
審査委員有志のメッセージ
13:10
全員参加のスマホ投票体験タイム
ー スマホ投票のCOG実際を体験(投票選択肢は検討中)
13:20
1 プレゼンテーション(意見交換)
「多摩市の街並み共有プロジェクト〜Googleストリートビューを活用した遊歩道・公園の丸見え化〜」・多摩市
13:35
2 プレゼンテーション(意見交換)
「京都の木とICTの目でつながる心」・京都市
13:50
3 プレゼンテーション(意見交換)
「働きづらさを抱えた人が働ける!分身ロボット窓口案内で日本一あたたかい市役所を実現」・深谷市
14:05
休憩(15分)ー 1~3チームのオンライン投票 赤組一位決定
14:20
4 プレゼンテーション(意見交換)
「安全に我が家へGO!災害時徒歩帰宅支援マップ作成」・裾野市
14:35
5 プレゼンテーション(意見交換)
「ICTの活用により薬局・薬剤師等の活用支援ファーマッチング」・京都市
14:50
6 プレゼンテーション(意見交換)
「多文化交流を実現するイベント『でっかいかるたで大合戦!』」・越前市
15:05
休憩(15分)ー 4~6チームのオンライン投票 青組一位決定
15:15
ハーバードのメッセージ
15:20
7 プレゼンテーション(意見交換)
「デマンド型タクシーと空き店舗を活用した高齢者に優しい公共交通」・鶴岡市
15:35
8 プレゼンテーション(意見交換)
「住人十色」・西宮市
15:50
9 プレゼンテーション(意見交換)
「バリアフリーではない施設の突破方法調査」・横浜市
16:05
休憩(15分)ー 7~9チームのオンライン投票 黄組一位決定
16:15
10 プレゼンテーション(意見交換)
「新都心公園避難村(防災フェス)」・那覇市
16:30
11 プレゼンテーション(意見交換)
「こども防災マップクラブ」・倉敷市
16:45
12 プレゼンテーション(意見交換)
「「まめバスすごろく」で疑似体験!地域の宝を発掘、活用、未来につなぐ」・草津市
17:00
小休憩(10分)ー 10~12チームのオンライン投票 緑組一位決定
17:10
COG2016 優勝チームのメッセージ
ー 中野区里親チーム『ナイスな里親12ヶ条 里親対こどもチーム』
17:15
オンライン投票最終戦
    の一位のチームの最終戦 各チーム一言メッセージ(30秒)のあとオンライン投票
17:30
審査委員有志などの総評
ー 審査委員有志と協賛団体からのコメント
17:45
終わり
ー COGの決意みんなで表明

※このオンラインイベントは実験的試みですので、COG事務局が主催します。

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10

Steering Committee審査員紹介(審査委員長、ほか五十音順)

  • SHIROYAMA,
    Hideaki

    城山英明
    城山 英明 審査委員長
    東京大学公共政策大学院・大学院法学政治学研究科教授
  • UNO,
    Shigeki

    宇野 重規
    宇野 重規 東京大学社会科学研究所教授
  • OHASHI,
    Hiroshi

    大橋 弘
    大橋 弘 東京大学大学院経済学研究科教授
     
  • KAWASHIMA,
    Hiroichi

    川島 宏一
    川島 宏一 筑波大学システム情報系社会工学域教授
     
  • KUNIYA,
    Hiroko

    国谷 裕子
    国谷 裕子 元NHKクローズアップ現代 キャスター
     
  • SAKAI,
    Shuichi

    坂井 修一
    坂井 修一 審査副委員長
    東京大学大学院情報理工学系研究科教授
     
  • SHOJI,
    Masahiko

    庄司 昌彦
    庄司 昌彦 武蔵大学社会学部メディア社会学科教授
     
  • SEKIMOTO,
    Yoshihide

    関本 義秀
    関本 義秀 東京大学生産技術研究所
    人間・社会系部門 准教授
  • HAYASHI,
    Chiaki

    林 千晶
    林 千晶 マサチューセッツ工科大学メディアラボ 所長補佐
  • WATANABE,
    Michiko

    渡辺 美智子
    渡辺 美智子 慶応大学大学院健康マネジメント研究科
    教授(専門:統計科学)
  • OKUMURA,
    Hirokazu

    奥村 裕一
    奥村 裕一 運営コーディネーター
    (一社)オープン・ガバナンス・ネットワーク代表理事
    元東京大学公共政策大学院客員教授

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11

Municipalities Application and
Support Requirements
自治体募集要項とSTEP2での対応のお願い

募集時期(終了しました)

2019年6月1日~8月31日

募集内容

  • ・市民/学生と一緒に考えたい地域課題
  • ・課題に関連する公開されたデータ・情報・資料(以下「公開データ」と総称)

応募要件

以下の要件をいずれも満たす自治体(担当部署)

  • ・市民/学生と一緒になって地域課題を考え解決策を探る意欲のある自治体(担当部署)であること
  • ・課題の施策担当部署の職員と課題関連データ担当部署の職員によるチームとして応募ができること
  • ・企画・広報・市民やデータ部門などの関連部署の職員が取りまとめ役として上記チームへの参加があること。
    (自治体の状況によるので必然ではありませんが、庁内の連携状況として評価されます)
  • ・応募自治体(担当部署)は、下記1~9の課題テーマを選定し、特定の地域課題(複数の課題テーマや担当部署にまたがるものでも構いません)をご提示ください。なお、課題の選定は、自治体(担当部署)のイニシアティブあるいは地域住民からの希望を契機として地域課題をお決めになりご応募ください。

※応募課題の分類結果

1. 高齢化・介護・医療・健康 10 (10%)
2. 子育て・家族・教育 10 (10%)
3. まちづくり・交通 19 (20%)
4. 環境・エネルギー 2 (2%)
5. 防災・防犯 7 (7%)
6. 産業振興(一次、二次、三次) 6 (6%)
7. 地域プロモーション 16 (16%)
8. 観光 5 (5%)
9. その他(例:雇用など) 4 (4%)
10. 問題意識に沿った取組であれば課題テーマはどれでも可 18 (19%)
テーマ数計(一部課題に複数あり) 97 (100%)

応募にあたって

(1)地域課題と関連データ

  • ・関連データは自治体データベースに格納して頂き、本サイトからはハイパーリンクでアクセスできるようにすることを基本とします。データのある既存のサイトURLの提示や公開された紙媒体の提示でも応募することができます。(公開されたデータであれば機械判読を前提にしたオープンデータ形式でなくても構いません)
  • 市民/学生と自治体が、自治体の応募前に地域課題の話し合いをして応募する課題を決めても問題ありません。(ただし、自治体の応募後に課題は公開されますので、市民/学生によるアイデアの応募は条件にあえばどのグループでも自由となります)
  • ・一つの自治体(担当部署)内で地域課題の提案数は自由です。
  • ・COG2016、COG2017、COG2018に応募された自治体の応募も歓迎です。別の課題でも同じ課題でも結構です。後者の場合、これまでの経験を踏まえて課題の提示に多少の工夫があると市民/学生にもよろしいかと思います。

これからの対応のお願い(STEP2での内容を充実、追加しました)

(1)アイデアを応募する市民/学生へのサポート(STEP2で内容を充実しました)

  • ・課題や公開データについて、アイデアを応募する市民/学生の問い合わせのサポート体制を取ってください。
  • ・アイデアを応募する市民/学生から、課題の分析・アイデアの策定に必要な追加のデータ要望があれば、その希望内容の必要性や関連性をみて、法令の範囲内で真摯に対応することを期待しています。
  1. ※ なお応募後、追加の公表可能なデータは自治体からの通告により、COGのサイトの定期的な更新時(原則月二回)に追加するとともにCOG Facebookページ(下の「最新情報」)で速やかにお知らせしますが、各自治体でも追加した旨の迅速な周知を期待いたします。
  2. ※ また、特に応募後のSTEP2では、市民/学生と自治体の間でオープンなコミュニケーションの場をうまく活用されることを期待します。
  • ・オープンなコミュニケーションのモデル例
    これはあくまで例示で参考に過ぎません。市民/学生と自治体との間の円滑なコミュニケーションが進むことが大切です。

(2)市民/学生へのリーチについて(STEP2で追加しました)

こちらでは市民/学生への周知にお役に立てるよう、状況がわかるチラシを用意しました。
適宜Facebookページからダウンロードしてご利用ください。
皆様のほうでも市民/学生のアイデア募集に向けて地域の方々へ周知してくださることを歓迎いたします。周知の方法は各自治体で工夫をしていたければと思います。(首長会見、市政区政だよりでのお知らせ、広報ウェブサイトでのお知らせなどやり方は自由です)
あわせて、オープンなコミュニケーションの場のお知らせも同時に工夫されると良いかと思います。
以上の周知はお知らせいただければ、Facebookページにも掲載いたします。

(3)応募自治体の公表

結果は上の「自治体からの課題」をご覧ください

応募用紙と応募手順

下記1「応募用紙のダウンロード」からダウンロード・記入のうえ、2「応募する」から添付メールにて事務局にご送付ください。

(※「応募する」をクリックしてもメーラーが起動しない場合、 送信先にadmin_cog2019@pp.u-tokyo.ac.jpを入力し送信してください)

募集受付終了 募集受付終了

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12

Citizens and Students
Application Requirements
市民/学生募集要項

募集時期

2019年9月中旬~12月20日

募集内容

募集アイデアは、自治体がエントリーした地域課題の解決策につながる社会的サービス(具体的活動)を重視しています。あとのアイデアの分類も参照してください。(市民も積極的に課題解決に関わるアイデアを歓迎します。既存施策の改善/新施策の提案も可能です)

  • ・アイデアに到達するには、データ分析により課題にまつわる事実を確認発見し、デザイン思考により根底の課題の掘下げや解決のための具体的アイデアの生成を行うことが有用です。
  • ・こうして出来上がったアイデアについて、ストーリーを意識して、アイデアの内容、アイデアの理由づけ、実現までの流れをまとめてください。 詳しくはあとのデータの利用形態、デザイン思考、作業の流れなどをどうぞ。
  • ・データをインプットとして利用するアプリが実現手段として含まれることはあり得ます。アイデアの分類を参照してください。
  • ・自治体の提示したデータや資料で足らない場合は適宜自由に追加くださって結構です。なお地域のデータで追加が欲しい時は当該自治体に適宜問いあわせください。ない場合は公表されている範囲のデータや資料でお願いします。
  • ・活動といっても陳情や行政への単なるつけまわしではなく自分ごととして取り組む活動を期待しています。
    (市民も積極的に課題解決に関わるアイデアを歓迎します。既存施策の改善/新施策の提案も可とします)
  • ・とはいえ行政との協働が必要なもの、さらに行政が実施したほうが良いものはあります。しかし、まず自分たちでどこまでできるかの検討を経ることでその内容も充実します。自助、共助、公助の順序をしっかり押さえていくことが肝要です。
  • ・アイデアがその後成熟した場合には、その実施をめぐって改めて市民と行政の間の具体的な協働の仕方を詰めていく必要があります。

<アイデアの分類>

地域課題を解決するアイデアには二種類あります。新たにどういう活動をすれば課題解決につながるかといった社会的サービス(活動)と、新しくアプリを開発・利用して社会的サービス(活動)に役立てようというものです。COGでは社会的サービス(活動)を重視しています。その上で必要に応じてそれを実現する手段としてのデジタル時代の反映としてアプリの開発・利用が含まれることはあり得ます。以下の図を参照してください。

<データの利用形態>

データの利用は一般に、課題の分析に使う場合とアプリの入力に使う場合があります。このコンテストでは公開データ(資料を含む)の利用であればよく、オープンデータに限ったものではありません。なおオープンデータはデジタル時代の機械判読に適したデータ形式(例:TXTやCSVなど)で公開されていてアプリの入力に適しているデータです。

一方、社会の実相を知るデータには二種類あって、社会の事実を知る「薄いデータ」~thin dataとその事実をもたらしている文脈や背景を知る「厚いデータ」~thick dataがあります。これらのデータをうまく使って課題分析やアイデア出しに活用してください。

社会の事実を知る「薄いデータ」 その文脈や背景を知る「厚いデータ」
・統計
・施設の情報(位置、規模など)
・ビッグデータなど
アンケートやインタビュー、ワークショップなどにより事実をもたらしている文脈や背景を知ることができる記録や資料

<デザイン思考>

建物、都市、製品、ポスター、ウェブサイトといった「モノ」を作るとき、人々は伝統的に「モノ」の出来上がった姿、例えば設計図や模型を見て繰り返して手を入れ修正し、使い勝手や印象を判断して、使う人にとってより共感できる「モノ」を作ろうとしてきました。この手法を「モノ」に限らず、サービスに生かして、人にとって課題の根幹に触れることで、より共感の得られるサービスをデザインするという進め方をデザイン思考といいます。デザイン思考は平たくいえば「あるといいね使っていいね思考」といい換えることができます。皆さんが地域課題の解決のアイデアを検討されるときにこのやり方を参考にして、アイデアが実現した時にそれを利用する人に共感の得られるアイデアを練ってください。

<デザイン思考とデータ分析>

根底の課題の抽出段階ではデザイン思考とデータ分析が有効です。どちらが先でも構いませんが、両者の良いところを意識して使ってみてください。

デザイン思考では、市民の当事者目線ユーザー目線で出発し専門家目線はそのサポートの役割です。そののち供給者目線で実現性チェックをしてください。なお、応募チームの要件に専門家(例:課題の分野の専門家、ITのエンジニア)が必須というわけではなく考え方の整理として示しています。

なお、アイデアのヒントの段階では直感やひらめきあるいは連想を大切にしてください。データはアイデアの内容の説明の裏付けとして有効に使って下さい。

<アイデアづくりから応募までの作業の流れ サンプル>

  • ステージ1/根底の課題抽出(ツール:デザイン思考とデータ分析)
    データや資料を活用して課題を分析し、デザイン思考による課題の掘下げをして、根底の課題抽出をします。
  • ステージ2/アイデアづくり(ツール:デザイン思考)
    掘り下げた課題を解決する具体的なアイデアの生成を行います。アイデアを練るため繰り返しの机上テストも良いでしょう。これが将来実現した場合、魅力的で新規性があり、実践したり、活用したくなる、そしてその結果として、課題が解決される、そんなわくわく感のあるアイデアを期待します。
  • ステージ3/応募の仕上げ(ツール:論理思考)
    こうして出来上がったアイデアについて、実現性チェックつまり実現可能性の確認をし、ストーリーを意識して、①アイデアの内容、②データによるアイデアの理由づけ、③実現までの流れをまとめてください。 詳しくは応募用紙をどうぞご覧ください。
  • 応募要件

    以下の(1)~(5)の要件をいずれも満たす市民/学生のチーム

    • (1)応募自治体に住む、あるいは通う(通勤・通学)、もしくは課題解決に強い熱意があるなどの何らかの形で地域に縁を持ち、
      住民目線(※1)で地域課題の解決に貢献したいと考える市民/学生(※2)のチーム
      ただしチームのリーダーは、応募自治体に住む、あるいは通う条件を満たしている必要があります。
      1. ※1 活動を受ける住民であるとともに、納税者である住民の目線。
      2. ※2 学生には高校生、専門学校生、大学生、大学院生を含みます。
        (中学生以下だけのチームは応募できませんが、子供目線が必要などの理由で市民/学生のチームに加えることはできます)
    • (2)市民だけのチーム、学生だけのチーム、その混成いずれでもご応募いただけます。
    • (3)チームメンバーは、上記(1)の要件を満たしている個人(市民/学生)ですがその職種は問いません。なお、他地域に住んでいる市民/学生が上記(1)の一行目「もしくは」以下の要件を満たして当該地域課題の解決に貢献したいお気持ちがあればメンバーの一員に加わることも構いません。
    • (4)一人での応募はできませんのでご了承ください。
    • (5)COG2016、COG2017、COG2018で最終公開審査案件となったチーム(同一メンバー)は、自治体が提示する地域課題がこれまでと同じであれば応募はご遠慮ください。それ以外のチームは特にそういう制限はありません。

    応募用紙

    • ・アイデア名、チーム名、設定した具体的な課題、アイデアの具体的な内容、アイデアの提案理由とそのサポートデータ、アイデア実現までの流れなどを、所定の申込用紙に沿ってわかりやすく記入の上、電子メールでお申込み頂きます。応募用紙に記載要領や注意事項などが書いてあります。ダウンロードしてよくお読みいただいて、応募にチャレンジして下さい。
    • ・下記1「応募用紙のダウンロード」からダウンロード・記入のうえ、2「応募する」から添付メールにて事務局にご送付ください。
    • ※応募するをクリックしてもメーラーが起動しない場合、送信先にadmin_cog2019@pp.u-tokyo.ac.jpを入力し送信してください。

    募集受付終了 募集受付終了

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Eventイベント一覧

2019.09.21
チャレンジ!!オープンガバナンス2019関西イベント
2019.06.16
チャレンジ!!オープンガバナンス2019に向けて 〜COG2018の受賞チームから学ぶ〜
2019.03.10
チャレンジ!!オープンガバナンス2018 最終公開審査および並行イベント
プログラムはこちら
動画はこちら
2018.09.15
チャレンジ!!オープンガバナンス2018関西イベント
2018.06.17
チャレンジ!!オープンガバナンス2018に向けて 〜COG2017の受賞チームから学ぶ〜
2018.03.04
チャレンジ!!オープンガバナンス2017 最終公開審査および並行イベント
プログラムはこちら
動画はこちら
2017.06.10
チャレンジ!!オープンガバナンス2017に向けて 〜COG2016の受賞チームから学ぶ〜
2017.03.12
チャレンジ!!オープンガバナンス2016 最終公開審査および並行イベント
プログラムはこちら
動画はこちら
2016.06.25
チャレンジ!!オープンガバナンス キックオフ・シンポジウム

チャレンジ!!オープンガバナンス2018の実績はこちら

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Sister Programs海外の連携プログラム紹介

米国政府イノベーション賞の歩みの紹介です。詳しくは、こちらをどうぞ。

<米国政府イノベーション賞>

30年以上にわたりハーバード・ケネディ・スクールで実施してきた米国政府イノベーション賞プログラムの経験では、行政機関が革新的であり、公務員はすばらしく効果的な行政を国民に提供しようと努力していることを認識する必要があると実証してきています。
1985年にフォード財団とジョン・F・ケネディ・スクール・オブ・ガバメント・スクールが立ち上げた民主的ガバナンスとイノベーションのためのアッシュセンターでの米国政府イノベーション賞プログラムは、公共部門の卓越性と創造性を拾い上げ、促進する使命を持っています。毎年恒例の賞のコンペを通じて、プログラムは政府の問題解決における模範的な成果に注目し、公共部門のイノベーターのアイデアを伝達する際の声を増幅し、創造的で効果的なアイデアを広く確立されたベストプラクティスに変える触媒として役立っています。

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