道の駅「田園プラザ」ファーマーズマーケット購入品中に含まれる放射性セシウム

このページの下に詳しい脚注を追加しました(2020/4/27)

  • 134Csと137Csの値を加えた数値が、「放射性セシウム」の放射能です。最上段の「リンゴ」を例に挙げますと、134Csが1キログラム当たり(以下同様)0.316ベクレル、137Csが0.896ベクレルですから、放射性セシウムとしては、1.21ベクレル含まれていることになります。リンゴの場合、定められいる基準値は100ベクレルですので、このリンゴは基準値の1.2%となります。
  • また、食品には放射性セシウムの他にも天然の放射性物質が含まれます。代表的なものに40K(カリウム)があります。こちらも参考までに測定値を表に掲載しました。
    試料購入日134Cs
    (Bq/kg)
    137Cs
    (Bq/kg)
    (参考)
    40K(Bq/kg)
    リンゴ*12014.10.80.316 ± 0.0660.896 ± 0.08152.6 ± 2.3
    舞茸(乾燥)*22014.10.1544.8 ± 1.2140 ± 2.6656 ± 2.7
    イナゴの佃煮*32014.10.15ND(0.588)ND(0.555)38.8 ± 5.8
    ブルーベリー2015.7.270.236 ± 0.0500.628 ± 0.09030.1 ± 2.4
    味噌2015.7.27ND(0.303)ND(0.321)152 ± 4.4
    リンゴジュース2015.8.50.383 ± 0.0501.43 ± 0.1140.2 ± 2.4
    リンゴ*12016.2.230.184 ± 0.0170.888 ± 0.04234.7 ± 0.93
    菌床しいたけ2016.2.233.71 ± 0.2017.7 ± 0.5778.8 ± 5.0
    タラの芽2016.2.230.444 ± 0.0351.91 ± 0.067203 ± 2.5
    干し柿2016.2.231.63 ± 0.256.65 ± 0.53266 ± 13
    ブルーベリー2016.8.50.287 ± 0.0671.18 ± 0.09121.5 ± 1.7
    なめこ2016.8.5ND(0.525)0.581 ± 0.1653.3 ± 3.4
    ミョウガ2016.8.51.27 ± 0.116.85 ± 0.30102 ± 4.7
    菌床しいたけ2016.8.50.924 ± 0.0535.30 ± 0.1471.0 ± 2.1
    枝豆(実)2016.8.50.301 ± 0.0791.64 ± 0.11194 ± 3.8
    菌床しいたけ2016.8.50.924 ± 0.0535.30 ± 0.1471.0 ± 2.1
    エリンギ2017.6.2ND(0.199)0.603 ± 0.05378.7 ± 1.9
    ナメコ2017.6.2ND(0.328)0.379 ± 0.1090.1 ± 2.8
    舞茸2017.6.20.189 ± 0.0181.76 ± 0.04369.3 ± 1.0
    ミント2017.6.2ND(0.692)1.24 ± 0.23112 ± 4.7
    ニンニク2017.6.2ND(0.395)ND(0.432)184 ± 3.9
    葉ミョウガ2017.6.21.18 ± 0.148.19 ± 0.41146 ± 7.0
    わらび2017.6.20.862 ± 0.136.66 ± 0.3479.6 ± 4.6
    タマネギ2017.6.2ND(0.116)2.62 ± 0.03059.7 ± 1.2
    エゴマ(生)2018.12.12ND(1.12)3.40 ± 0.26168 ± 5.4
    大豆2018.12.12ND(0.782)1.77 ± 0.16566 ± 6.9
    シイタケ(菌床)*42018.12.120.532 ± 0.0745.45 ± 0.1870.0 ± 2.4
    干し柿2018.12.12ND(0.805)0.699 ± 0.16182 ± 5.0
    切り干し大根2020.2.12ND(2.33)9.52 ± 0.70914 ± 21
    黒豆2020.2.12ND(1.13)4.97 ± 0.33558 ± 10
    キクラゲ2020.2.120.978 ± 0.1319.0 ± 0.36363 ± 6.0
    銀杏(可食部)*52020.2.12ND(0.976)1.49 ± 0.23180 ± 6.3
    干し芋2020.2.12ND(0.460)0.978 ± 0.11282 ± 4.1
    リンゴ*12020.2.12ND(0.130)0.330 ± 0.02747.3 ± 0.86
    *1 非可食部(種・皮など)の測定値は別途お問い合わせください。
    *2 中之条町産。
    *3 群馬県産。
    *4 沼田市産。
    *5 非可食部(皮)の測定値は別途お問い合わせください。

    川場村で採取した環境試料中に含まれる放射性セシウム

    試料採取日134Cs
    (Bq/kg)
    137Cs
    (Bq/kg)
    (参考)
    40K(Bq/kg)
    河川水(薄根川・清流公園)2016.2.23ND(0.0036)ND(0.0037)ND(0.068)


    脚注

  • 放射能は購入・採取時点に補正してあります。ガンマ線の測定は、ゲルマニウム半導体検出器によるガンマ線スペクトロメトリー、および、ゲルマニウム半導体検出器を用いる機器分析のための試料の前処理法に基づいています。測定値は随時、世田谷区教育委員会に報告しています。

  • 食品には、その食品に含まれる放射性物質の基準値が設定されています。2012年4月以降の日本では、放射性セシウム(134Csと137Csの放射能を足し合わせたもの)を代表として一般的な食品であれば、食品1キログラムあたり100ベクレルと定めされています。この数値を超えた場合には、当該の食品の回収や廃棄、食品の出荷制限がかけられます。

  • これらの基準値は、2011年から発生している福島第一原発事故で環境に放出された放射性物質を念頭に策定されています。放出された放射性物質は放射性セシウムだけではなく、放射性ストロンチウムをはじめとして多くの種類があります。ただ、食品の測定には迅速さと簡便さが求められるため、測定が最も簡単な放射性セシウムの放射能を用いて基準値と比較することになっています。基準値の策定には放射性セシウム以外の放射性物質も計算上考慮されていますので、放射性セシウムを測っておくことで「放射性セシウム以外の放射性物質はきっとこれくらいいるのではないか」と想定していることになります。

  • 私たちは放射性セシウムを検出するのに最も適した分析機器、ゲルマニウム半導体検出器を使用しています。この分析機器はスクリーニング検査では見つからないような放射性セシウムも検出することができます。

  • その結果、検出された放射性セシウムが、福島第一原子力発電所(2011年以降)由来か、あるいは、それ以前の事故(たとえばチェルノブイリ原子力発電所の事故,1986年)に由来するものなのか、分別することも可能です。

  • 上の表に挙げた放射性セシウムの多くが福島原発由来と判断することができます。計算方法など詳しいことはこちらをご覧ください。

  • また、90Sr/137Cs放射能比からの推測ではなく、放射性ストロンチウムをはじめとした他の核種の測定値についても論文を公表しています。ご関心のある方はお問い合わせください。



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