ようこそ!! 環境保全工学研究室へ
生産環境や水環境の悪化や、病虫害による食糧生産力の減少は、日本のみならず世界中で我々の生活を脅かしています。これらの解決のための一つの方策として、微生物・植物が持つ未利用の能力を上手に活用することがあります。例えば、微生物の特殊な代謝能力や植物の有用機能の発現機構を分子レベルで理解し、その情報を活かした新規技術を開発することが考えられます。
本研究室ではこの難題の解決に貢献すべく、①細菌の環境汚染物質分解能を酵素・遺伝子・細胞レベルで理解し汚染浄化などへ応用する研究、②植物の病虫害抵抗性発現の機構を解析し環境低負荷型の農業技術開発などへ応用する研究の二つを柱として、生化学、遺伝子工学、ゲノム生物学、タンパク質工学、構造生物学など様々なバイオの手法を用いて研究を推進しています。
面白い研究をして、世界の研究者の仲間入りをするためには、海外に向けた発信をつねに心がけていく必要があります。そのためには内向き指向をやめ、積極的に海外の研究者との交流を図っていく必要があります。当研究室は、若い大学院生のうちから海外での発表の機会を積極的に持ってもらうなど海外発信力を持った卒業生の育成にも力を入れています。これと関連して、様々な国からの留学生を積極的に受け入れています。研究室の中で日本はもちろん、様々な国の学生・研究者と切磋琢磨してみませんか?当研究室で頑張ってみたいという強い意欲を持つ学生さんからの連絡をお待ちしています。