大学院進学を希望する方へ
指導実績
近年の博士取得者
- 小濱 武(2017)「戦後沖縄における食糧米政策の展開過程-外米依存と島産米保護の相克に着目して-」 ※東大出版会から出版されました
- Alia Bihrajihant Raya(2015)「The Performance of Farmer Groups in Yogyakarta Special Region, Indonesia: Organizational Structure and the Role of Leadership」
- Jaka Sulaksana(2014)「A Study of the Evolutional Processes of a Group of Farmers-A Case Study of The Mekar Jaya Farmer Group, West Java Province, Indonesia-」
近年の修士号取得者
- 木下仁志(2020)「大正・昭和初期における酒造業の階層構造分析 ―小規模経営を中心として―」 ※2019年度優秀論文賞受賞
- 小濱 武(2012)「アメリカ統治期沖縄の米穀需給政策」
指導可能テーマ・言語
農学に相当するテーマで、歴史的アプローチをとる研究であれば、特に制約はありません。博士論文では、日本や朝鮮半島の他、インドネシアや中国といった地域を対象とする学生を指導しました。自分のテーマが研究室の方針と一致しているかどうか自信がない場合は、研究計画書を作って問い合わせてください。
教員の使用言語は、日本語、英語、朝鮮語(松本のみ)、ドイツ語(戸石のみ)です。
指導体制・スケジュール
指導体制
農業史研究室では、2人の教員が共同で指導を行います。
また博士課程の学生には、必要に応じ、専門知識や手法について、研究室外の研究者の協力を得ることを推奨しています。他研究室や他学部、他大のゼミに出席する学生が多いです。
スケジュール
- 修士課程:修士課程は2年間で修了することを目指して指導します。1年目は、研究計画作成・先行研究のレビュー、資料収集、2年目は資料収集と論文執筆を中心に指導します。最終年度は7月に最初の中間報告、11月に2回目の中間報告が行われ、その後は1月の提出と最終報告会を目指して執筆に励みます。
- 博士課程:博士課程は3-5年間で修了することを目指して指導します。よって、博士論文については、修士論文と一定の連続性があることが前提となります。1~2年目の前半までは、研究計画作成・先行研究のレビュー、資料収集、2年目の後半以降は資料収集と論文執筆を中心に指導します。最終年度は、秋に総合演習、1月に最終審査が行われます。
受験準備・ガイダンス
毎年5月祭の期間に大学院進学ガイダンスが行われます。受験に必要な情報をアナウンスしますので、進学を希望する方は必ずご参加ください。また、その前に研究計画書を作成し、教員に連絡してください。
入試は夏と冬の2回行われます。受験に際して相談がある方は、大学院生か卒業生を紹介します。