当館では、学生への支援を積極的に行っています。
工2号館図書室には、展示スペースがあります。当館発足10周年を記念して、2016年の夏より、学内外の部署・機関と連携して、 工学史料などの歴史的資料や若手教員の先端研究を紹介、または外部企業と連携した展示・トークイベントを企画・開催し、学生の興味関心の喚起に努めています。
ジェンダーの平等は国連のSDGs(持続可能な開発目標)のゴールの一つです。東京大学は、SDGsを最大限に活用する方針を示し、男女共同参画基本計画に基づき様々な取り組みを進めています。
これに応えて当館は、工2号館図書室に男女共同参画関連図書のコーナーを設けました。コーナーの名前は"GENKI BOOKS (Gender Equality:No-nonsense Knowledge and Information)”です。国立女性教育会館との連携のもとにテーマを替え、学生生活に役立つ知識と情報の提供に取り組んでいます。
当館では、工学部・工学系、情報理工学系研究科の学術資産となる資料や物品の調査・収集を行っています。これは2027年の東京大学150年史の基礎資料作成にもつながる作業です。最近の成果では、建築学専攻所蔵の西洋大工道具の再評価、東京帝国大学工科大学土木教室の測量機器の発見や、情報理工学研究科平木敬教授寄贈のコンピュータ群等が挙げられます。
毎年のオープンアクセスウィークに合わせて、広報を行っています。
附属図書館が作成した『オープンアクセスハンドブック』 も、ぜひあわせてご覧ください。