研究概要

生命を支えるホルモンの謎に迫る
ホルモンはどのようにして個体発生、生体恒常性を制御しているのでしょう?我々の身体の中には100種類を超えるホルモンと呼ばれる生理活性物質が体内を循環しています。正常な発生や恒常性の維持には微量なホルモンの厳密な制御が必須となります。「ホルモン」という言葉が使われるようになってから100年以上が経ちますが、その機能についてはまだ多くの謎があるどころか、新規のホルモンが発見され続けています。当研究室では、生物の血球に着目して、様々なホルモンがどのようにして造血細胞や造血関連器官に作用するのか研究をしています。モデル動物を利用して従来のモデルでは解決出来なかった課題を解決し、動物学および医学への貢献を目指しています。