教授 Professor (PI)
加藤 英明 Hideaki KATO
c-hekato[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp
- 2002 - 2005年
- 開成高等学校
- 2005 - 2007年
- 東京大学 教養学部理科II類
- 2007 - 2009年
- 東京大学 理学部生物化学専攻 (卒業研究:坂野 仁 研究室)
- 2009 - 2011年
- 東京大学 大学院理学系研究科 生物化学専攻 博士前期課程(濡木 理 研究室)
- 2011 - 2014年
- 東京大学 大学院理学系研究科 生物化学専攻 博士後期課程(濡木 理 研究室)
- 博士号取得(理学)
- 2014 - 2019年
- スタンフォード大学 医学部 分子細胞生理学科 博士研究員(Brian Kobilka Lab)
- 2019 - 2024年
- 東京大学 大学院総合文化研究科 先進科学研究機構 准教授
- 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 准教授
- 2020 - 2024年
- 東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 准教授(兼任)
- 2024年 - 現在
- 東京大学 先端科学技術研究センター 教授
- 東京大学 大学院理学系研究科 生物科学専攻 教授(兼任)
- 東京大学 大学院工学系研究科 先端学際工学専攻 教授(兼任)
- 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 生命環境科学系 教授(兼任)
競争的資金(代表のみ)・フェローシップ:
2011 - 2013年度 日本学術振興会 特別研究員(DC1)
2014 - 2015年度 日本学術振興会 海外特別研究員
2016 - 2017年度 上原記念生命科学財団 リサーチフェローシップ
2017 - 2020年度 科学技術振興機構(JST) さきがけ
2019 - 2020年度 東京大学 卓越研究員
2019 - 2021年度 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B)
2021 - 2027年度 科学技術振興機構(JST) 創発的研究支援事業
2021 - 2023年度 日本学術振興会 学術変革領域研究(B)
2022 - 2026年度 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(A)
2022 - 2024年度 日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
2023 - 2028年度 科学技術振興機構(JST) CREST
他
主な受賞歴:
2008年 東京大学 理学部学生選抜国際派遣プログラム理学部長賞
2012年 第12回 日本蛋白質科学会 若手奨励賞優秀賞
2012年 第5回 Merck Award for Young Biochemistry Researcher 優秀賞
2012年 第3回 日本学術振興会 育志賞
2014年 東京大学 理学系研究科奨励賞
2014年 東京大学 総長賞
2015年 第11回 日本生物物理学会 若手奨励賞
2016年 SPRUC2016 Young Scientist Award
2016年 第33回 井上研究奨励賞
2019年 文部科学省科学技術・学術政策研究所「ナイスステップな研究者2019」賞
2020年 文部科学大臣表彰 若手科学者賞
2020年 フロンティアサロン 永瀬賞特別賞
2020年 島津奨励賞
2024年 神戸賞 Young Investigator Award
2024年 IUPAB Young Investigator Prize
一言:
自然というのは凄いもので、気が遠くなるほどの時間をかけて進化してきたタンパク質というのは、どれも驚くほどの不思議に満ち溢れており、見ていて飽きません。それ故に、その機能の構造基盤を化学の言葉で理解した時の興奮、その機能を改変し自然を乗り超えた時の喜びというのはひとしおです。近年の急速な技術発展によって、タンパク質の立体構造を解明するだけで精一杯だった時代は終わりを告げようとしています。私達の研究室ではその一歩先、すなわち得られた構造情報を最大限生かすことで、異分野に変革をもたらす研究ツールや創薬シーズの開発を目指します。それは社会のニーズに応えるという応用的側面を持つだけではなく、構造解析を経て理解した(つもりになった)私達の知識を試すという意味で、非常にチャレンジングかつ知的にスリリングなプロセスです。意欲と熱意に溢れる学生、ポスドクの参加を期待しています。