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Vol.39 2010年 10月号 計数工学科特集 |
Vol.39 10月号
①さわれるバーチャルリアリティ
科学技術は視覚、聴覚の出力を可能にしました。そして今、触覚という新たな感覚の出力装置が開発されつつあります。
今回お話を伺った篠田裕之准教授は、ご自身の研究のことだけでなく、今後の科学技術の展望などを熱く語って下さいました。
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空間上の任意の場所に圧力を発生
させる空中超音波触覚ディスプレイ
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②データから学習するコンピュータ・プログラム
IT 革命に伴い、データを解析するコンピュータ・プログラムのニーズは、実社会の様々な分野において高まってきています。
今回は、データ解析について研究をされている、情報理工学系研究科の鹿島久嗣准教授にお話を伺いました。
先生は去年の8 月まで日本アイ・ビー・エム株式会社の基礎研究所で研究されていたこともあり、先生の研究と実社会との繋がりの強さを感じることができました。
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情報理工学系研究科
数理情報学専攻
鹿島久嗣准教授
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③博士課程の学生に聞く〜研究生活ってどんなもの?〜
博士課程に進学するとどんな研究ができるのでしょうか。
制御理論とバイオロジカルシステムという、一見無関係に見える2 つの分野を、斬新に結びつけている博士課程1 年の堀豊さんの研究を紹介します。
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堀 豊さん
システム情報学専攻 博士課程1 年
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Vol.39 10月号 別冊
①新工学部長、北森先生インタビュー
2010年度から工学系研究科長・工学部長に就任された応用化学専攻の北森武彦教授に、これから工学部はどのように変わっていくのか、今の工学部の課題と強みについて語っていただきました。
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北森 武彦教授
工学系研究科長・工学部長
応用化学専攻 |
②北森先生研究紹介 マイクロ流路で作る「小さな実験室」
「ガラス基板上にマイクロ・ナノスケールの「小さな実験室」を構築する」北森先生の研究室では、ガラス基板にマイクロスケールの流路を彫って作った「マイクロ化学チップ」上でさまざまな実験を行おうという研究がされています。
マイクロ・ナノスケールの実験システムを作るメリット、そしてその開発秘話について伺いました。 |
ガラス基板上のマイクロ流路
(北森先生提供) |
②山崎直子さん、報告会レポート
7 月8 日(木)、東京大学安田講堂にて、スペースシャトル飛行ミッションに搭乗し、国際宇宙ステーションでの任務を終えて地上へ帰還した山崎直子宇宙飛行士(航空宇宙工学専攻出身)を迎えての報告会が開催されました。
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工学部航空宇宙工学科OG
山崎直子宇宙飛行士 |
編集後記
Ttime ! 39号は計数工学科の特集です。計数工学科は数学と物理を基礎として、その上に情報の概念や情報技術を加えることで、科学技術の普遍的な原理や系統的な方法論を探ることを目指しています。
基礎をしっかり押さえたチャレンジ精神からさまざまな問題に対して独創的な発想が生まれ、それが社会で役立つ技術へと発展していく、このわくわくするような過程を感じてもらえたら嬉しいです。
(中村 宏) |
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