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2015年3月29日
岡山大学で開催された農芸化学会2015年度大会において、丸山潤一助教が佐賀大学の北垣浩志教授と、「麹菌の機能性研究と育種開発の新潮流~和食への利用を目指して」と題したシンポジウムを開催しました。
北本勝ひこ教授の「『国菌』麹菌の未来 ― ユネスコ無形文化遺産 “和食” とともに」の基調講演に始まり、将来の麹菌研究を担う40代の演者による、麹菌の機能性と育種開発での新しい取り組みの講演がありました。100人を超える聴衆が集まり、和食における麹菌の機能性開発への期待を感じさせました。現在は乳酸菌の機能性が一般に大きく注目されていますが、将来、麹菌にもそのような時代が訪れることを信じて研究に励んでいきたいと気持ちを新たにしました。