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2014年4月23日

新入生歓迎つつじ祭りツアー(寺田寅彦の旧居跡、おばけ階段、根津神社、漱石旧居跡)に行きました。

漱石の弟子でもあった物理学者寺田寅彦の旧居跡、昔はお化けがでたという「おばけ階段」を通って、根津神社に行きました。

平日にもかかわらず、つつじ祭りは例年よりはるかに多い人出でにぎわっており、つつじ苑の中は一回りするのにだいぶ時間がかかりました。

 

夏目漱石は100年前の1914年4月20日、朝日新聞で「こころ」の連載を始めました。

ちょうど100年後の今月、朝日新聞で「こころ」の連載が始まっていますが、その漱石旧居跡に寄り大学にもどりました。

 

夏目漱石の『吾輩は猫である』で苦沙弥先生宅に集う多くの愛すべきキャラクタの一人、「水島寒月君」は漱石の弟子でもあった物理学者寺田寅彦をモデルとしたといわれています。

漱石は約2600句の俳句を作ったそうですが、寺田寅彦も俳句や短歌を作っています。

 

つゝじ咲く岩めり込んで笑ひ声 (夏目漱石)

菫(すみれ)程な小さき人に生まれたし (夏目漱石)

この下に稲妻起こる宵あらん (夏目漱石)

哲学も科学も寒き嚔(くさめ)かな (寺田寅彦)

幸ありて桃の若葉と照り栄へよ (寺田寅彦)

天災は忘れた頃にやってくる (寺田寅彦)

好きなもの いちご コーヒー 花 美人 ふところ手して宇宙見物 (寺田寅彦)

根津神社乙女稲荷の鳥居前で。

愛子さまのお印の花、ゴヨウツツジ(シロヤシオツツジ)。

風車のような花弁のハナグルマ(花車) 白。

ハナグルマ(花車) 赤。

塀の上に猫が遊ぶ漱石旧居跡。