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物性セミナー/2024-12-20

2024年 冬学期 第8回 物性セミナー

 講師 永井 佑紀 氏 (東京大学情報基盤センター)

 題目 Kolmogorov-Arnold Networks (KAN)の物理分野への応用:分子動力学法への適用

 日時 2024年 12月 20日(金) 午後4時50分-6時15分程度

 場所 16号館 827 およびオンライン

オンラインで参加される方へ:

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登録フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdT67ZsTDiKsvutP59tY4tOUlx4WTInMKkTQIGWLqYCrPAQKA/viewform

アブストラクト

最近登場したKolmogorov-Arnold Networks (KAN)とは、これまでの人工ニューラルネットワークとは異なったアーキテクチャを持ったネットワークであり、多変数関数を簡単な1変数関数の合成関数で書くことで多彩な表現力を持つ[1]。KANが従来のニューラルネットワークとどのように異なっているのか、また、KANにどのような利点があるのか、などについて、基本的なところから述べる予定である。また、KANの考え方を使うことで、分子動力学法で現れる様々な原子間ポテンシャルをKANで表すことができる[2]。この考えを第一原理計算を模倣する機械学習ポテンシャルに適用することで、機械学習ポテンシャルについての理解を深めることができる。そして、機械学習ポテンシャルをKANとみなすことによって、計算の高速化も可能となる。

[1] Z. Liu, Y. Wang, S. Vaidya, F. Ruehle, J. Halverson, M. Soljačić, T. Y. Hou, and M. Tegmark, "KAN: Kolmogorov-Arnold Networks", http://arxiv.org/abs/2404.19756.

[2] YN and M. Okumura, “Kolmogorov--Arnold networks in molecular dynamics”, https://arxiv.org/abs/2407.17774

宣伝用ビラ

KMB20241220.pdf(28)

物性セミナーのページ

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/KMBseminar/wiki.cgi/BusseiSeminar

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最終更新時間:2024年12月13日 10時47分11秒