2011年度 冬学期 第8回 物性セミナー
講師 氷上忍氏(東京大学大学院総合文化研究科,OIST)
題目 Random matrix theory for complex systems
日時 2012年1月20日(金)午後5時30分いつもと時間が違います.
場所 16号館 829いつもと教室が違います.
アブストラクト
ランダム行列理論は50年前、Wignerにより複雑な原子核のエネルギー準位の解析に提案されたが、最近になってメゾスコピック揺らぎや素粒子弦理論に応用されたり、幅広くいろいろな分野で使われるようになり、理論自体も飛躍的発展をとげた。このセミナーでは最近駒場で行なった酵母のG0期の顕微鏡観察や、ランダムレーザー実験、DNA配列の解析など生物での複雑系へのランダム行列理論の応用を紹介し、それらに関する今後の研究予定を述べたあと、ランダム行列理論で新しい発展があった関連する理論の詳細を紹介する。
宣伝用ビラ
KMB20120120.pdf(484)
物性セミナーのページ
http://huku.c.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/FSwiki/wiki.cgi/BusseiSeminar
[ページのアクセス数: 0282143]
最終更新時間:2012年01月15日 08時23分09秒