2010年 夏学期 第8回 物性セミナー
講師 大井 万紀人 氏(専修大学法学部・自然科学研究所)
題目 ボゴリウボフ理論で記述する、回転するボーズ凝縮のフラグメンテーション
日時 2010年 6月 25日(金) 午後4時30分
場所 16号館 827
アブストラクト
原子核構造物理で広く利用され、そもそもはフェルミオン間の対相関を扱う多体理論であるHartree-Fock-Bogoliubov法を改良し、ボゾン多体系の記述を行った。この方法は、一粒子基底状態への凝縮のみならず、励起状態も含んだ形で系を取り扱うことができる。このため、有限温度や、高密度にある系に応用可能であるが、今回は、高スピン状態に適用する。ボーズ凝縮が角運動量の増加に対し、どのような反応を示し、状態変化をしていくか、得られた数値解を分析しながら議論する。
宣伝用ビラ
KMB2010-0625.pdf(608)
物性セミナーのページ
http://huku.c.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/FSwiki/wiki.cgi/BusseiSeminar
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最終更新時間:2010年05月30日 10時17分15秒