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物性セミナー/2021-1

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2021-1-29

2021年 冬学期 第8回 物性セミナー

講師 横内 智行 氏(東大総合文化)

題目 らせん磁性体における非線形輸送現象

日時 2021年 1月 29日(金) 午後4時50分

場所 Zoom 開催

(一度登録された方、物性セミナーMLに登録されている方は、以下は必要ありません。)出席希望者は、予め登録をお願いします。登録フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdT67ZsTDiKsvutP59tY4tOUlx4WTInMKkTQIGWLqYCrPAQKA/viewformをご利用ください。メールにてこちらからZoomアドレスをお知らせします。

アブストラクト

近年、らせん磁気構造やトポロジカルな磁気構造「スキルミオン」といったスピン構造が、様々な物理現象を生み出すことが明らかになってきている。とくに、これらのスピン構造において、伝導電子と局在スピンの間の強い結合により生じる新規輸送現象は、学術的に重要な研究対象となっている[1]。さらにこれらの現象は低消費電力デバイスなどへの応用が提唱されていることから、学術面のみならず応用の観点からも非常に注目を集めている。また近年、収束イオンビームなどを用いたバルク単結晶の微細加工技術の向上により、これまで観測が難しかった非線形輸送現象が観測可能となってきている。とくに我々はスキルミオンを有するらせん磁性体のバルク単結晶を微細加工技術を駆使し、マイクロスケールのデバイスに加工することで、伝導電子と局在スピンの間の強い結合に由来する新規非線形応答現象の開拓を行ってきた。本セミナーでは、これまでに明らかになった,蕕擦鷙渋い里罎蕕により生じるダイオード効果[2]と△蕕擦鷦Уす渋い療杜駆動によって生じる非線形インダクタンス応答[3]について発表する。

[1] N. Nagaosa, and Y. Tokura, Nat. Nanotech.8, 899 (2013).

[2] T. Yokouchi, Nat. Commun. 8, 866 (2017).

[3] T. Yokouchi, et al. Nature 586, 232 (2020).

宣伝用ビラ

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物性セミナーのページ

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/KMBseminar/wiki.cgi/BusseiSeminar

2021-1-15

2020年 冬学期 第7回 物性セミナー

講師 横溝 和樹 氏(東工大 村上研究室)

題目 非エルミート系におけるブロッホバンド理論

日時 2021年 1月 15日(金) 午後4時50分

場所 Zoom開催

(一度登録された方、物性セミナーMLに登録されている方は、以下は必要ありません。)出席希望者は、予め登録をお願いします。登録フォーム https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdT67ZsTDiKsvutP59tY4tOUlx4WTInMKkTQIGWLqYCrPAQKA/viewformをご利用ください。メールにてこちらからZoomアドレスをお知らせします。

アブストラクト

非エルミート系は、非平衡系の物理を記述するための1つの有効的な方法として知られている。非エルミート系の物理は理論と実験の両面から盛んに研究が行われてきたが、近年、非エルミート系におけるトポロジーが研究対象として注目を集めている。このような研究の中で、非エルミート系におけるバルクエッジ対応は、エルミート系と異なり破れることが指摘された。我々は、このバルクエッジ対応を議論するために、開放境界条件を課した非エルミート系におけるブロッホバンド理論を構築した[1-3]。この理論により、無限開放系のエネルギーバンドとブリルアンゾーンを計算することが可能である。特に、我々は、1次元非エルミート系におけるブリルアンゾーンが単位円にならず、微分不可能点である尖点を持つことを見出した。さらに、このブリルアンゾーンを用いてトポロジカル不変量を定義することで、バルクエッジ対応を示すことが可能である。最後に、最近の研究の紹介として、Bogoliubov-de Gennesハミルトニアンで記述されるボゾン系のブロッホバンド理論の議論を行う[4]。ここでは、特に、エルミートな状態と非エルミートな状態の共存を見出せることを説明する。

[1] Kazuki Yokomizo and Shuichi Murakami, Phys. Rev. Lett. 123, 066404 (2019)

[2] Kazuki Yokomizo and Shuichi Murakami, Prog. Theor. Exp. Phys. 2020 (2020)

[3] Kazuki Yokomizo and Shuichi Murakami, Phys. Rev. Research 2, 043045 (2020)

[4] Kazuki Yokomizo and Shuichi Murakami, arXiv: 2012.00439

宣伝用ビラ

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物性セミナーのページ

http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/KMBseminar/wiki.cgi/BusseiSeminar