近畿 | 滋賀県長浜市、近江八幡市、草津市、大阪府大阪市、大阪市住之江区、大阪府豊中市、兵庫県豊岡市、加古川市、三田市 |
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本市の人口は、国勢調査では平成17(2005)年に人口のピークを迎えて以降、現在まで人口減少が続いており、今後もその傾向が続くとされています。
国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、平成27(2015)年に11.8万人であった本市の人口が、令和27(2045)年には9. 2万人まで減少する見込みで、特に生産年齢人口15~64歳)は2.2万人も減少する見込みです。
人口減少や少子・高齢化の急激な進展が進み、地域課題は多様化・深刻化しており、特に地域コミュニティの面では、会員の高齢化や役員の引き受け手の不足、活動に対する参加意識の低下といった問題があるなど、これまで通りの形では対応できなくなってきています。
そのため、これからは、あらゆる世代が活動に参画してまちづくりを進めていく必要があります。中でも次世代を担う若者が地域づくりに関わりたいと思える地域にしていきたいと考えているため、若者が楽しみながらチャレンジできる地域づくりの仕掛けやアイデアを募集します。
この地域課題はパートナーシップによる問題解決という点で、SDGs17の目標の「17パートナーシップで目標を達成しよう」に該当します。
公開データ | |
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1.長浜市市民協働のまちづくり推進条例・長浜市市民協働推進計画 | https://www.city.nagahama.lg.jp/0000008748.html |
2.長浜市のオープンデータ | https://www.city.nagahama.lg.jp/0000000798.html |
3.第2期長浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略・長浜市人口ビジョン | https://www.city.nagahama.lg.jp/0000001543.html |
4.令和2年度長浜市民意識調査 | https://www.city.nagahama.lg.jp/0000009951.html |
5.市民協働のまちづくりアンケート結果(市民、自治会、地域づくり協議会、市民活動団体) | Web上では公開していないが、データ提供可能 |
6.令和2年度自治会に関するアンケート調査結果 | Web上では公開していないが、データ提供可能 |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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Nexus Biwaichi*1 | TRUE ~高校生のやりたいを叶える~ | チラシ |
NAGAHAMA BLACKS*1 | 出張どんどんプロジェクト | チラシ |
人口減少社会の到来により全国の自治体では都市構造の転換を求められ、コンパクトシティと呼ばれる中心市街地への都市機能集約が進んでいます。一方で地域への愛着を持ち、住み慣れた場所で暮らしつづけたいと願う人たちも多く存在します。
近江八幡市も地方都市の例外に漏れず車中心社会ですが、高齢化に伴い車を利用することができない人が増える一方で、郊外地域では小売店や病院など身近な生活関連施設が減っており、郊外集落から中心市街地の都市機能へのアクセス手段を確保することが課題となっています。
市内のいくつかの地域では、地域内にスーパーやコンビニが存在せず、唯一の公共交通であるコミュニティバスも平日運行のみとなっており、買物など日常生活を支える移動手段の確保が喫緊の課題です。
人口減少時代において、民間のバス路線では不採算路線の廃線が進むなど公共交通の拡充は難しい局面にあり、市民や事業者など地域での助け合いによる仕組みづくりが求められています。
地域における移動手段を確保し、誰しもが生活に必要な施設や機能にアクセスできる環境を整えることは、目標11の達成に関連します。
また、高齢者や障がい者など、自身で車を利用することのできない人を主な利用対象者とし、社会福祉の増進を図るものであることから、目標3の達成に大きく関わります。
公開データ | |
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1.近江八幡市立地適正化計画 | https://www.city.omihachiman.lg.jp/material/files/group/147/rittekizentai.pdf ※主に「3 都市構造の評価」(P27~31)参照 |
2.あかこんバス時刻表 | https://www.city.omihachiman.lg.jp/material/files/group/123/190008ura.pdf |
3.あかこんバス路線図 | https://www.city.omihachiman.lg.jp/material/files/group/123/190008omote.pdf |
4.老蘇学区まちづくりプラン | https://www.city.omihachiman.lg.jp/soshiki/kikaku/1/2/19452.html |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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地域内に"日々の楽しい"を作るチーム*1 | むしろインフラに来てもらうプロジェクト | チラシ |
草津市は、平成17年に「健康くさつ21」を策定し、市民の健康づくりを支援する地域環境の構築と市民一人ひとりが自らの健康づくりや地域の健康づくりに積極的に取り組む市民運動を推進してきました。平成25年度から「健康くさつ21(第2次)」の計画が始まり、「誰もが健康で長生きできるまち草津」を目指し、健康寿命の延伸を図るため、体とこころの健康づくりや感染症予防への関心を高めるとともに、周囲の人の心身の不調に気付く重要性を周知し、生活習慣病の発症と重症化予防の強化に努めております。
しかし、検診における受診率においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、前年度はこれまでの受診率より低下しています。今年度は前年度と比べ受診者数の増加はみられるものの例年と比較すると低い傾向です。中でも乳がんは、女性のがん罹患数が最も多く、体制の充実や啓発の強化を図っていく必要があります。このことから新型コロナウイルス感染症による生活環境の変化等に対応していくことも含め、乳がん検診をはじめとするがん検診等の啓発や健康づくりの周知の在り方について、市民自ら行動する仕組みに関する提案を募集します。
この地域課題は誰もが健康で長生きできるまち草津を目指している点で、SDGs3の目標の「すべての人に健康と福祉を」と17の目標の「パートナーシップで目標を達成しよう」に該当します。
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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bc-life鬼に金棒*1 | 目指せ!けん診受診者2万人~トルネード大作戦★すてきな輪の始まり~ | チラシ |
昨年来のコロナ禍により、少人数世帯・高齢単身世帯の増加、人と人とのつながりの希薄化といった従前からの課題に加え、健康への不安、貧困家庭の深刻化といった新たな問題も顕在化しましたが、ICTを活用してコミュニケーションを確保する動きも見られ、デジタル技術が逆境を乗り越えるレジリエンスとなる可能性も示されました。
一方で、地域活動の担い手は一部の高齢者に依存しがちで、担い手不足という従前からの課題もありますが、学生、定年退職して間もない高齢者、子育て層、外国籍住民、企業市民など、地域活動を担える多くの潜在的人材が存在します。
ポストコロナの多様化する地域課題の解決には、こうした多様な人材がプレーヤーとして参画し、それぞれの特性を発揮してもらうことが重要です。
そこで、コロナ禍での地域活動で注目が高まったICTなど新しいツールも活用し、潜在的人材が地域活動に参加しやすい、参加することが楽しくなるような手法や手段、仕掛け、環境づくりといった、新しい形の地域コミュニティの活性化策を求めます。
日頃からのつながりが、災害時など非日常に力を発揮することは、これまでの大災害においても実証されており、海と川に囲まれ水害に弱い地形にある住之江区においても、これまで以上にコミュニティ力を高めていく必要があると考えています。
一方で、少子高齢化や単身世帯の増加といった人口構成の問題やライフスタイルの変化に加え、長引くコロナ対応により、地域活動のあり方や人との関わり方も否応なしに変化が求められています。
デジタル元年を迎える今、「ICT活用」、「官民連携」、「関係人口」など新たな視点による、「新しいコミュニティのカタチ」を育むご提案をお待ちしています。
コロナ禍においても、誰一人置き去りにしないことをモットーに、介護サービス、要援護者の見守り活動などが持続されることで、すべての人が健康的な生活を確保し、地域福祉が推進されるとともに、気候変動による大規模災害にも対応できる防災体制を整え、持続可能な都市をめざす。
また、デジタル元年にふさわしい新たな視点を取り入れつつ、多様な分野の活動者が連携・協働することをめざすものであることから、SDGs17の目標の3・11・17に該当します。
公開データ | |
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1.大阪府新型コロナ感染症関連情報 | https://www.pref.osaka.lg.jp/kikaku/osaka-corona/index.html |
2.最新の感染動向 | https://covid19-osaka.info/ |
3.ふだんのくらししあわせプラン~住之江区地域福祉計画 | https://www.city.osaka.lg.jp/suminoe/page/0000479801.html |
4.大阪市住之江 新型コロナ禍での災害への備え | https://www.city.osaka.lg.jp/suminoe/page/0000505734.html |
5.大阪市の推計人口 | https://www.city.osaka.lg.jp/shisei/category/3055-2-3-1-0-0-0-0-0-0.html |
6.大阪市年齢別推計人口 | https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/page/0000015211.html |
7.大阪市統計書 環境・保健・衛生 | https://www.city.osaka.lg.jp/toshikeikaku/page/0000094902.html |
8.日本医師会地域医療情報システム | https://jmap.jp/facilities/search |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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住之江区ワクワクプロジェクト*3 | 防災で区外まで拡張してつながるコミュニティ | ポスター |
豊中市の南部地域(名神高速道路以南の地域)は、昭和45年をピークに人口が減少に転じ、現在も人口減少・少子高齢化が進むとともに、生活・学習課題を抱える子どもの支援や公共施設の老朽化など、新たな課題にも直面しています。これらの課題を解決し、未来を担う子どもたちが夢や希望を抱き、地域が一体となり活力あるまちづくりを進めるために、南部地域活性化構想の推進や、庄内地域における「魅力ある学校づくり」計画(学校再編による6小学校・3中学校を2校の義務教育学校に再編)など様々な施策を進めています。学校跡地となる野田小学校・島田小学校・第十中学校の跡地活用について、地域資源を踏まえた個別活用計画を令和2年度に策定。学校跡地にまちの要素である“音楽”“ものづくり”“スポーツ”“食”を取り入れ、南部地域固有の魅力づくりに取り組むこととしました。ただし、学校跡地が活用されるのは、早くても令和5年以降とまだ先です。学校跡地が活用されるまでに、まちの要素を地域内外の人たちがまちなかや暮らしのなかで体感できるような取り組みを行い、まちの魅力を向上させるには、どのような取り組みが必要かアイデアを募りたいです。
公開データ | |
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1.豊中市南部地域活性化構想・豊中市南部地域活性化基本計画・豊中市南部地域の学校跡地に関する個別活用計画 | https://www.city.toyonaka.osaka.jp/machi/nanbu-a-activation/nanbukeikaku.html |
2.南部地域の活性化に向けた調査研究Ⅰ | https://www.tium-toyonaka-osaka.jp/publication/kenkyu/17-02.pdf |
3.南部地域の活性化に向けた調査研究Ⅱ | https://www.tium-toyonaka-osaka.jp/publication/kenkyu/18-02.pdf |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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大阪音楽大学ミュージックコミュニケーション専攻MUSE*2 | おとつむぎ | ポスター |
こじまーず*3 | 庄内若物語 | ポスター |
本市における観光産業は、最も外貨を稼ぐ産業であるため、本市の経済を支える基盤産業として位置付けています。
私たちは、「観光」を「交流」と捉え直しました。
これまでの観光は、物見遊山的で、観光客と宿泊、飲食サービス事業者など、いわゆる観光事業者だけのものとして狭く捉えられていました。旅行者ニーズの多様化により、エコツーリズムや産業観光、アニメ・スポーツなど様々なニューツーリズムが創出され、地域独自のテーマによる着地型観光の分野が確立されてきました。
しかしながら、市民自身が自分が住んでいる地域の観光を楽しんだり、市民の日常やその地の歴史、文化、産業が魅力的な観光資源になり得ること、観光振興が市民生活の豊かさの向上につながることなど、市民という視点が弱かったように思います。
本市の重要な政策に対する市民アンケートにおいても 「地域にもっと観光客が来てほしい」「市外の人に、豊岡市は訪れる価値のあるまちとして勧めたい」と思っている市民は年々減少傾向にあります。
このため、本市では観光に関わる主体を市民、本市に訪れる多様な訪問者、市内の幅広い産業とし、観光の核となるものを豊岡の「モノ」や「食」の消費から、「豊岡のローカル(豊岡の歴史や風土などに根ざした環境や文化、また、ライフスタイルなど)」への憧れや共感へと大きく捉え直し、この「豊岡のローカル」の価値の創造、提供、向上に取り組んでいます。
私たちが目指す「大交流ビジョン」の実現に向け、目標として掲げている、豊岡市をどのくらい推奨したいかを測定する指標であるNPS、域内調達率・域内消費を高め、経済波及効果を向上させるための対応策を戦略的に取り組んでいきたいと考えています。
本市の基盤産業である観光業を将来にわたって成長させていくという点で、SDGs17の目標の「11 住み続けられるまちづくり」、市民や市内の幅広い産業が主体者となることで「17 パートナーシップで目標を達成しよう」、また、域内消費や地域調達率を高めるという点で、「8 働きがいも経済成長も」に該当します。
公開データ | |
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1.豊岡市大交流ビジョン | https://www.city.toyooka.lg.jp/shisei/keikaku/1009343/1007410.html |
2.豊岡市大交流ビジョン資料編 | PDFデータで提供可 |
3.豊岡市来訪者アンケート | https://corp.toyooka-tourism.com/research/report/7328.html/ |
4.豊岡市まちづくりアンケート ~政策モニタリング調査~ | https://www.city.toyooka.lg.jp/shisei/gyoseikaikaku/1016014.html |
5.豊岡市人口ビジョン | https://www.city.toyooka.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/009/378/koushin.pdf |
6.市内主要観光地点(3地点)入込数 | Excelデータ提供可 |
7.兵庫県観光動態調査に係る豊岡市基礎調査データ | Excelデータ提供可 |
8.ゴールデンウィーク、お盆、年末年始、夏季(海水浴場、キャンプ場)、冬季(スキー場)入込客数 | Excelデータ提供可 |
9.携帯電話の位置情報を活用した来訪者データ | 調査レポート(PDF)で提供可 |
10.城崎温泉入湯者数 | PDFデータ提供可 |
11.豊岡演劇祭来訪者BLE人流データ | 調査レポート(PDF)で提供可 |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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TOYOOKA FANS*2 | 豊岡版エコツーリズムアプリ「TOYOOKA FANS」~『コウノトリ育む農法』&『豊岡の食』の情報を伝えたい~ | ポスター |
・加古川市民(特に子育て世帯)は、近くで気軽に出かけ、遊ぶ場所を探しているが、遊べる場所の情報が少ない状況となっている。
・加古川市を誰もが生き生きと生涯活躍できるまちにするため、社会・地域貢献活動への積極的な参加や、健康づくりに取り組むための「きっかけ」と活動を続ける「楽しみ」になるよう、「かこがわウェルピーポイント制度」(愛称かこっピ)を実施しているが、さらなる利活用方法について検討している。
・歴史的資源や豊かな自然をはじめとした観光コンテンツを有しているものの、観光客数は横ばいの状況であることから、観光協会と連携した効果的な情報発信に加え、新たな観光資源の発掘及び整備が必要となっている。
・全国の自治体にはない歴史的遺産(石棺)が多くあるが、認知度が低い。
・目標8「働きがいも経済成長も」
・目標11「住み続けられるまちづくりを」
・目標12「つくる責任つかう責任」
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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兵庫県立加古川東高等学校STEAM特講 陰陽師ツーリズム班*3 | 陰陽師で永続的観光~陰陽師「蘆屋道満」のふるさと〜 | ポスター |
・中心市街地においては、加古川中央市民病院の開院や市街地開発事業の進展に合わせ、飲食店が増加するなど、にぎわいの創出が図られている。
・しかしながら、依然として空き店舗が残る中、市全体では、小売業の販売面積、販売額が減少傾向にある。
・空き店舗など資産の有効活用や新規出店、企業者の育成などを図ることで、商業・サービス業の活性化を促進する必要がある。
・加古川市の学生(中学生・高校生・大学生)は、勉強するスペースが欲しい、または普段の生活空間とは気分を変えて勉強したいが、塾に通っていないなど学習場所がない。
・コワーキングスペースなども増えつつあるが、既存の自習室は値段が高く気軽に利用できない。
・目標4「質の高い教育をみんなに」
・目標8「働きがいも経済成長も」
・目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
・目標12「つくる責任つかう責任」
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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すこぶる空き家活用班*2 | 空き家バンク×コミュニティサイト×デザイナーで産業創出へ!!! | ポスター |
本市においては、H29・30年度の2か年にわたって、1,475台の見守りカメラを設置してきたところです。この見守りカメラの中にはBLEタグの検知器を同梱しており、スマートフォンを持たれていない子どもや高齢者の街なかでの見守りを行うといった「見守りサービス」を実施しています。また、市公式スマートフォンアプリ「かこがわアプリ」や郵便車両、公用車にもBLEタグ検知機能を搭載しており、様々な手法を用いて見守りを行っています。
超高齢社会を迎えている中、ますます増加する認知症またはMCI(軽度認知障害)の高齢者を地域で見守ることは大きな社会課題と考えています。しかしながら、認知症に対する正しい理解が十分に浸透していないことなどから、高齢者及び地域の積極的な参画を得ることができておりません。
一方で、認知症高齢者等の見守りサービス利用料等補助金交付事業(市負担)継続利用者アンケート(n=115)において、「見守りサービスを利用してよかったか」という問いに対して「良かった」「大変良かった」と回答した家族等が全体の約7割を占めるものの、認知症高齢者にいかにして見守りタグを所持してもらうかについて苦慮している課題なども見受けられました。
そこで、地域の見守りを補完する「見守りサービス」の利用者を増やすための方策についてのアイデアを募集します。
・目標1「貧困をなくそう」
・目標3「すべての人に健康と福祉を」
・目標10「人や国の不平等をなくそう」
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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チーム兵庫大学大学院BM*1 | まちなかダイバーシティ加古川~高齢者の健康交流・子どもの学習環境カイゼン~ | チラシ |
・日本一の木工の里・飛騨の高山にたとえて、「西の高山」と呼ばれる加古川市国包地区。加古川最古の地場産業として江戸時代から続いている国包建具は、江戸時代から続く伝統的な地場産業で、独自のデザインと確かな技術は全国的に有名です。
・国包建具の特徴は、枠に釘を使わず、大小さまざまな長さの木材をパズルのように組み込む「組子」が生み出す独特のデザイン。その緻密な細工を可能にする職人の技は、全国建具展示会で表彰されるなど高い評価を受けています。
・また、靴下産業も明治以来、代表的な地場産業となっていて、その機能を維持し続けていますが、近年は厳しい競争にさらされています。
・地場産業の経営の安定化を図るうえで、事業継承者が不足しており、新たな担い手の創出や経営の安定化が課題となっています。
・目標8「働きがいも経済成長も」
・目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」
・目標12「つくる責任つかう責任」
・目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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兵庫県立加古川東高校 STEAM特講 地場産業PR班*1 | KAKOGAWA KUTSUSHITAプロジェクト | チラシ |
三田市は、北摂三田ニュータウン開発により昭和62年から10年連続で人口増加率日本一を記録するなど、急激な人口増加を遂げましたが、平成24年をピークに人口減少に転じています。これまで主に子育て世代の人口流入の受け皿になってきたニュータウンも平成30年には人口減少局面に入り、開発もほぼ終了しています。
このようなまちの変化のなか、特に20歳代といった若い世代の転出超過が顕著になっており、若い世代の定着を図り、若い世代を取り込むような移住・定住施策が必要となっています。
また、三田市には潜在的な魅力、資源を備えていると考えていますが、それをうまく発信・活用しきれていないと感じています。
こうした観点から、コロナ禍で働き方や暮らし方の多様化が見られる中、若い世代がより住み続けたいと感じ、三田市へ住んでみたいと思ってもらえるような三田市の魅力発信、三田市に住んでいる方が、住み続けていきたいと思うような、市民のシビックプライドの醸成、移住定住施策、観光促進や再び訪れたいと思っていただけるような誘客の仕掛けづくり、そして三田市となんらかの関わりを持つ方の増加及び継続的につながる工夫等のアイデアについて、市民の皆さんと一緒に考えていきます。
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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岸上研究室 三田プロジェクト*3 | 関係人口から定住人口へ 三田市へのU・I・Jターン増加戦略 | ポスター |
高齢化や人口減少、新型コロナウイルス感染症の影響などにより、社会が大きく変わろうとしています。医療、介護、働き方など、日常生活の様々な面でデジタル化・オンライン化が急速に進んでいます。一昨年に実施した市民のインターネットの利用状況等に関するアンケートでは、インターネットの利用率が50歳代までは90%を超え、60歳代も83.5%と高い割合を示しました。
また、インターネット利用者のうちスマートフォン・タブレットなどでのインターネット利用率が50歳代までは約90%、60歳代は75.8%となりました。
一方、70歳以上ではインターネット利用率が約50%、スマートフォン・タブレットの利用率は約60%となっています。
生活の質をより向上させるうえでデジタル技術を活用することは有効であると考えられますが、スマートフォンなどの情報通信機器を使う人とそうでない人との間に必要な情報やサービスの格差を生じさせることが無いよう十分配慮することが求められています。
市では、年齢や障害の有無にかかわらず誰もがデジタル活用の恩恵を受けられるような環境整備や行政サービス、民間サービスについてアイデアを募集します。
公開データ | |
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1.令和元年度 三田市市民意識調査 | https://www.city.sanda.lg.jp/seisaku/shiminishiki/r1_ishikichosa.html |
2.三田市人口統計 | https://www.city.sanda.lg.jp/shimin/r3_jinkou.html |
3.三田市ICT推進計画 | https://www.city.sanda.lg.jp/jouhou/ict_keikaku2020.html |
4.利用の機会等の格差の是正(世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画) | https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20200717/siryou1.pdf |