ご寄附のお願い
研究には現地調査や実験費用、論文投稿料など様々な費用が必要です。事故からの時間の経過とともに研究資金繰りに大いに苦戦しています。
私の場合、国を通じて大学から頂ける研究費(運営費交付金)は年間約30万円です[1]。その一方で、多くの方に読んでいただける論文の公開には、1報あたり約35万円が必要です[2]。
放射性物質の研究、特に帰還困難区域内の調査には皆様からのご支援が必要です。あたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
ご寄附でこのようなことができます
3,000円のご寄附で、放射性セシウムの分析ができます(1検体)。
5,000円のご寄附で、トリチウムの分析ができます(1検体)。
1万円のご寄附で帰還困難区域内の家屋の中のホコリの分析を1回行うことができます。
3万円のご寄付で帰還困難区域へ1往復分の移動費・調査1回分の防護服一式を用意することができます。
2つのご寄附の方法
方法1:クレジットカードによるご寄付
(その場での決裁をご希望の場合はこちら)
東京大学基金(https://utf.u-tokyo.ac.jp/)からお手続き可能です.
目的の項目に「総合文化研究科 小豆川勝見の教育・寄付のため」とご指定いただけますと,追って私の研究費として活用させて頂くことができます.
手続き完了後,お礼状と税制の優遇措置に関する書類が届きます
東京大学基金
「寄付目的を選択しなおす」を選択
「寄付目的」を「その他」に
「その他」で「総合文化研究科 小豆川勝見の教育・研究のため」と記入
クレジットカード情報の入力で決済完了
クレジットカードによるご寄付のご質問
寄附金が東大側に持って行かれるのでは? → 原則として、ご寄附頂いた額の30%が間接経費として大学側に徴収されます。
税制の優遇措置は?→あります。個人か法人か、お住まいの地域によっても若干ルールが異なりますので、個別にご対応させて頂きます。
方法2:寄附申込書によるご寄附
(振込用紙によるお振り込み)
ご寄附頂ける場合、お名前、ご住所、金額をメールradiationtalk@gmail.comにお知らせください。
当方で手続き後、ご寄附者様宛に東京大学から振り込み依頼書が郵送にて届きます。
振り込み完了後、東京大学から御礼状と税制上の優遇措置に関する書類が届きます(約1ヶ月かかります)。
御礼状の例はこちらです。
原則的にご寄附額の90%が私の研究費になります。
寄附申込書によるご寄附でよく頂くご質問
寄附金が東大側に持って行かれるのでは? → 原則として、ご寄附頂いた額の10%が間接経費として大学側に徴収されます)
税制の優遇措置は?→あります。個人か法人か、お住まいの地域によっても若干ルールが異なりますので、個別にご対応させて頂きます。
活動報告
帰還困難区域内の現状を動画でお伝えしています
モニタリングポストの数値って信用できるの?(4分)
福島第一原発周辺の様子(帰還困難区域内)(53分)
現場の様子を論文や学会で報告しています
論文と引用数の一覧はこちら(Google Scholar)
https://scholar.google.co.jp/citations?user=U7wJ3K0AAAAJ&hl=ja
[1]研究機関や職位によって状況は大きく異なりますが、私の知る限りこれでも手厚い待遇です。
[2]Scientific reportsという雑誌の場合、掲載料金として2,490ドル(=約35万円)が必要です(2023年現在)。
[3]2018年末時点。なおこの論文は2018年のScientific reportsのEarth Science分野で閲覧数32位となり年間TOP 100に選ばれました。