よくある質問

研究室の生活・方針

  • コアタイムなどがありますか?土日は休みですか?

    時間設定はありませんので、自分のペースで実験を進めることができます。

    会社みたいな何時から何時までという時間設定はしていません。各個人個人が研究者としての自覚をもって行動してほしいと願っているからです。ただ、目標として朝10時には来るようにということになっています。それは、ややもすると夜型へ移行していくのが常ですが、一方で大学が独立法人化して安全面でも厳しくなったので、できるだけ周りにひとがいる時間帯に実験をするよう配慮するためです。基本的には土日は休みですが、ラボにきて実験している人もいます。

  • ラボのセミナーは週何回くらいありますか?

    各自が行っている研究の実験結果状況を報告し、研究推進に役立てます。

    毎週一回朝9時半から、研究室セミナーをやっています。研究プログレス報告とジャーナル論文紹介を午前中いっぱい行います。特徴的なものとして、隔週で全員が最近読んだ論文を数分で説明する「一分ジャーナル紹介」をしています。

  • 研究テーマの決定および指導はどのように行われますか?

    こちらから出すテーマと、本人の興味すり合わせて決定します。

    原則として一人一人がテーマをもって研究をすすめています。ただし、博士までいくひとは原著論文をだすために、修士ででるひととはテーマの方向性やまとめかたなどの指導方針が多少違ってきます。研究室には、ポスドクやドクターの学生など技術的な指導をしてくれる人はたくさんいますし、実験データをつきあわせてディスカッションを積極的にしています。テーマは、こちらのテーマと学生の希望とを照らし合わせた上で決めます。研究をスタートしたら、本人の自主性を重視します。研究室のテーマの方向性を知るためにも、研究室の雰囲気を感じるためにも、入室を希望する学生は必ず受験のまえに研究室見学をするようにしてください。

  • 研究室の設備、お金の回り具合はどうですか?

    研究に専念できる環境を創出するため、 予算環境を整えてます。

    皆さんが思いきって研究を遂行できるだけの予算と環境は整っています。また、常に先端機器を使って不自由なしに研究を推進できるような状態が続くように、研究費の取得に走り回っています。

  • イベントはありますか?

    研究するときは熱心に実験し、楽しむときは思いっきり楽しむ研究室です。

    年一回の研究室旅行のほか(コロナ禍では無し)、忘年会、追いコン、新歓があります。外部の先生方にセミナーをしてもらったときは、そのあとSocial hourで懇親し、有志で夜飲みにでて、いろいろな話を聞ける場を設定しています。また、論文がでればお祝いの食事、修士・博士の学位を取得したときもお祝いの食事をして、嗅覚研究の実践(美味礼賛、香りのペアリング)をしています。農学部のソフトボール大会にも毎季参加していて、試合ごとに夜は飲み会をやります。楽しむときは思いっきり楽しみ、実験するときは思いっきり実験をするといったけじめのある研究生活を目指しています。

  • 外国人留学生はいますか?

    世界の研究室との交流や留学生受入、国際発表に積極的に取り組んでます

    現在、ハーバード大学で修士をとってきた留学生がいます。また、アメリカからの大学院短期留学生を受け入れたり、ロックフェラー大の研究室との合同セミナーをしたり、ドイツの研究者が1年間滞在したり、国際的意識は常にもてるような機会を作っています。また、良い結果がでれば積極的に国際学会にポスター発表などをするように奨励しています。はじめての学会が国内学会ではなくて>国際学会であるということは日常茶飯事です。また、論文作成時の英語教育はもとより、世界で通用する研究者を育てるための努力は惜しんでいません。

  • 学生の就職状況は?

    研究所や大学、企業などで活躍し、あらゆる場所で高い評価を得てます。

    博士を取得して卒業した卒業生の行き先は、ドイツマックスプランク研究所、米国ロックフェラー大学留学、米国カリフォルニア大学アーバイン校留学、米国カリフォルニア大学サンジエゴ校留学、スウェーデンカロリンスカ研究所留学、米国Stowers Institute留学、米国NYU留学、米国Washington Univ., 理研博士研究員、第一三共製薬、花王、JT、ダイキンなど、海外留学、国内研究員、会社就職と様々です。修士で卒業した学生は、行き先は多種多様です。ただ、研究者になろうという意志があって大学院に入学したのですから、博士を目指してできるところまでがんばってみることを推奨しています。また、修士ででるとしても、修士課程で立派な仕事をして卒業した学生は社会でもみな活躍していますので、是非修士2年間で一仕事するように奨励しています。

  • 学生の金銭的なサポートは?

    様々なサポートが受けられるプログラムが用意されています。

    以前は、21世紀COEプログラムで博士課程大学院生のほとんどが毎月の金銭的サポートを受けてました。その後、グローバルCOEプログラムなどでサポートは継続されました。それらが終了しても、近年、東京大学では、博士課程大学院生に対する授業料免除枠が増えていますし、研究遂行経費やTAなどで経済的サポートを博士課程の多くの学生が受けています。また、最近、東京大学でスタートしている卓越大学院制度でサポートされている学生もいます。このような大学からのサポートのみならず、学術振興会の特別研究員DC1あるいはDC2に多くの学生が採用されてきています。博士課程では、本人のがんばりしだいでなんとかなる時代になっています。

研究室の生活・方針

研究室メンバー
研究室メンバー

研究風景
研究風景

研究機材
研究機材

ソフトボール大会
ソフトボール大会

研究発表
研究発表

国際学会
国際学会

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