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Vol.37 2010年 6月号 原子力国際専攻特集 |
Vol.37 2010年 6月号
次世代の原子力システム
原子炉の仕組みや原子力の将来的な構想について、次世代の原子力システムの研究をされている笠原直人教授にお話を伺いました。
先生は動力炉・核燃料開発事業団(現:日本原子力研究開発機構)で高速増殖炉の開発に関わってこられて、現在は東京大学大学院原子力国際専攻で次世代を担う人材の育成に力をいれていらっしゃいます。
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高速増殖炉と軽水炉での
核分裂の起こし方の違い
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原子力業界と社会を結ぶーリスクコミュニケーション
「原子力」というとこれからのエネルギーとして期待できる一方で、どうしても数々の原発事故を思い出し、恐ろしいエネルギーだと考える人も多いのではないでしょうか。そこで、原子力と社会の関係を考える原子力社会工学、中でもリスクコミュニケーションを中心に研究なさっている、工学系研究科原子力専攻の木村浩准教授にお話を伺ってきました。
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知識涵養のためのコミュニケーションプロセス。人々に問題を認知させ、関心を喚起し、知識を向上させるという3 つのプロセスが必要となる。
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原子力の正しい利用を目指して
原子力国際専攻の博士課程1 年に在籍中の堀尾健太さんは学内での研究のみならず学外の機関(日本原子力研究開発機構)での共同研究や海外でのインターンシップに積極的に参加されています。いつもの先生方への取材記事とは少し異なりますが、興味深い研究内容だけでなく、進路や大学での勉強方法の参考にもなると思います。
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堀尾健太さん
工学系研究科原子力国際専攻
博士課程1 年
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Vol.37 2010年 6月号 別冊
フランスで、原子力で、世界に貢献
フランスと日本は原子力発電を継続的に利用してきた原子力先進国です。今回はそのフランスに拠点を置く原子炉メーカー「ATMEA」にて、副プロジェクトマネージャとして活躍する金川孝さんにエンジニアとして原子力に携わるということやフランス・海外で働くというグローバルな視点、ご自身の学生時代に関してフランス・パリにてお話を伺いました。
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新型原子炉「ATMEA1(TM)」
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編集後記
Ttime!37号をお届けします。今回は、「原子力」という、ある意味では皆さんにはあまりなじみのない、しかし現代の生活には欠かせない、縁の下の力持ちのような分野に光を当ててみました。
今回登場していただいた先生や学生は、工学系研究科原子力国際専攻に所属しています。原子力国際専攻は平成17年に設立された比較的新しい専攻です。そこでは、原子力技術の開発研究だけでなく、社会や国際に目を向けた取り組みにも力を入れています。「原子力」と聞いてイメージする「工学」とはまったく違うイメージを持ってもらえたら、本号の企画は成功です。いかがでしたか?
最後になりましたが、年度初めのお忙しい中、取材にご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。ありがとうございました。
(木村 浩 原子力専攻)
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