東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林  
 浅野友子 ホームページ

 使ったことのある観測用センサ
 最近、山地河川での観測でいろいろなセンサを使用する機会に恵まれました。そこで、使ったことのあるセンサの長所と短所(浅野友子の感想)について書きます。
 各センサの詳しい仕様はそれぞれのホームページに詳しく掲載されていますので、そちらをご覧ください。


 水位計
 Trutrack Water Height Probe
用途・設置方法 静電容量式の自記水位計、そのままに水中に立てる。
想定される水位変動幅にあった長さのものを設置(250、500、1000、1500、2000mmがある)。
 
長所 けっこう丈夫。データを上書き記録する設定も、メモリがいっぱいになったら停止する設定もできる。
短所 長いものは運搬と校正が大変。

 Odyssey Water Level Logger

用途・設置方法 静電容量式の自記水位計、塩ビパイプなどを水中に立ててその中に設置。
想定される水位変動幅にあった長さを選ぶ(0.5、1.0、1.5、2.0、3.0、5.0mがある)。
 
長所 安価、持ち運びしやすい、記録メモリが大きい。
短所 データの上書き記録ができない(メモリがいっぱいになったら停止する設定のみ)。


 HOBO U20-001-04

用途・設置方法 圧力式自記水位計、水中に設置。
長所 山地の自然河川での洪水観測には静電容量式より圧力式のタイプが流失しにくくて良い。設置も簡単。データ回収も簡単。
短所 大気圧、気温による補正が必要。
データの上書き記録ができないので、記録データ数がもうちょっと多ければ私の今の用途には完璧。


 超音波水位センサ(QT50U)

用途・設置方法 超音波式の非接触の水位計測。データロガーと電源と組み合わせて設置。
長所 非接触なので、山地の自然河川でも流される心配がほとんどない。
短所 データロガーと電源供給が必要なため設置が大変。2つ購入して使用していたところ1つは1年で壊れた。



 流速計

 RYUKAN(流速計)
用途・設置方法 ドップラー方式の非接触型流速計、川の上から表面流速を計測。
長所 ソーラーパネル等で電源を供給すれば、内部メモリもあり、継続的に自記計測できる。
洪水時の表面流速が計測できる。
短所 平水事の流速は計測できないことが多い(計測限界以下なので)。継続して計測するには電源が必要。

 ポータブル型電磁流速計(ケネックVP)
用途・設置方法 現場で流速を計測。
長所 センサの大きさが選べ、小さいのがあって良かった。わりと丈夫。
短所


 3次元測量センサ

 KINECT

用途・設置方法 もともとXBOX360のゲームデバイス。距離計測に使える。
長所 安い、計測範囲は限られているが、それなりに使えそう。
短所 パソコンとつないで計測システムを作るのに藤原さんの知識が必要。


 インターバルカメラ
 Garden Watchcam
用途・設置方法 決まった(プログラムした)時間間隔で定期的に撮影し、記録してくれる。
長所 安価で、簡単に、一定間隔で静止画像がとれる。
短所 昼間(明るい時間帯)しか写らない。

 センサカメラ(Bushnell Trophy Cam)
用途・設置方法 動物撮影の目的で作られたようで、内臓センサで作動し、静止画や動画を撮影する。
プログラムした時間間隔で定期的に撮影し記録する設定もできる。
長所 安価で、簡単。LEDフラッシュがついているので夜も近くの撮影ができる。
短所 まだ使用に慣れないので設定に何度か失敗している。


  
2013/11/15更新 
 
Copyright(c)2013Yuko Asano