2006年 冬学期 第4回 物性セミナー
本日のセミナーは中止になりました.
急な連絡になり,申し訳ありません.
講師 押川 正毅 氏(東大物性研)
題目 「スピノール凝縮体における安定なスカーミオン」
日時 2006年11月17日(金) 午後4時30分
場所 16号館 827
アブストラクト
スカーミオン(トポロジカルに非自明な配位を持つ励起状態)は物理学の様々な分野で興味を持たれている。特に、近年はスピンを持つボース・アインシュタイン凝縮体によるスカーミオンの実現が議論されている。我々は、(擬)スピン1/2を持つ等方的なボース・アインシュタイン凝縮体におけるスカーミオンの可能性について検討した。その結果、2次元、3次元の自由空間中ではスカーミオンは安定に存在し得ないが、3次元で適当なポテンシャルを選べばその中でスカーミオン解が存在することを示した。講演では、スカーミオンに関する基礎的な事項のレビューを含め上記の結果を紹介したい。
宣伝用PDFビラ
2006-1117.pdf(782)
物性セミナーのページ
http://huku.c.u-tokyo.ac.jp/cgi-bin/FSwiki/wiki.cgi/BusseiSeminar
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最終更新時間:2006年11月17日 15時44分18秒