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東京大学大学院農学生命科学研究科 土壌微生物機能制御・利用学社会連携研究部門

土壌微生物機能制御・利用学社会連携研究部門からのメッセージ

土壌の生物的機能を制御・利用して食料生産や生態系保全に役立てる:持続的社会の構築を目指して

土壌は陸上生態系の土台をなし、食糧生産を支えています。 そこには土壌に生息する膨大な数の多種多様な微生物の働きが大きく貢献しています。 物質循環の駆動や植物への養分供給はその一例です。
土壌の生物的機能の全貌を明らかにして制御・利用する事は、土壌を健全に保ち、人類が生存するための重要な課題です。
本社会連携研究部門は、土壌中に生息する微生物群が有する物質変換機能や生物間作用などの生態系機能を解析し、それを制御・利用することにより、 低投入型で環境負荷低減ならびに地球温暖化抑止に寄与する作物生産技術を開発することを課題として研究活動を行っています。
また、本研究遂行を通じて、次世代農業の創成と持続的社会の実現を支え、グローバルに活躍できる人材を育成することにも貢献します。

特任教授 妹尾 啓史   

土壌微生物機能制御・利用学社会連携研究部門について

本社会連携研究部門は上記の課題について個別に共同して研究を実施しているパナソニックホールディングス(株)ならびに(株)クボタから受け入れた経費を活用して2025年4月1日に設置されました。
設置機関は微生物科学イノベーション連携研究機構、所属部局は農学生命科学研究科です。

お知らせ・新着情報
NEWS

  • 2025.9.20 New
    日本土壌肥料学会2025年度新潟大会(9月17日~19日、新潟大学五十嵐キャンパス)において、鉄還元窒素固定菌に関するポスター発表を行いました。
    タイトル:水田土壌へのレピドクロサイト添加による鉄還元菌の窒素固定活性増強とメタン排出削減効果(発表者:佐藤渓一郎・増田曜子・妹尾啓史)
    タイトル:イネ根圏における鉄還元菌活性の品種間差に関する統合ネットワーク解析(発表者:大森良弘・浅野光琉・増田曜子・大峽広智・妹尾啓史・藤原徹)
  • 2025.6.10
    ホームページを立ち上げました。