中国 | 岡山県倉敷市 山口県宇部市 |
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前回のCOG2022にて、本市の属する高梁川流域連携中枢都市圏の歴史と価値を知り、「過去」を「現在」へとつなぐことができました。今回のCOG2023では、
①「歴史」を、形あるものとして「未来」につなぐ。
②「未来」を、語るに値する「歴史」としてつなぐ。
という2点を課題とし、先人の作ったまちづくりの歴史に我々も続き、これを未来のこどもたちへ渡していくことを目的とします。地理的地域形成の歩みやデータサイエンスを用いた角度等から、地域の活力を呼び起こすためのヒントを見出し、誇りあるまちづくりを行うために「今」できること・すべきことの提案を期待します。
目標11 住み続けられるまちづくりを
誇りあるまちづくりを行い、都市の繁栄と成長が継続する持続可能な都市とする。
公開データ | |
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1.倉敷市統合型GIS | http://www.gis.pref.okayama.jp/kurashiki/Portal |
2.高梁川流域マップ | https://takahashiryuiki.com/ |
3.おかやまオープンデータカタログ data eye | https://www.okayama-opendata.jp/ |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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岡山大学「脱・空き家」教育プロジェクト*1 | 親子で住まいを未来につなぐ―「脱・空き家」教育― | プレゼン ファイルポスター |
人口減少、少子高齢化が進み、住民ニーズがますます多様化、複雑化していく中、本市が将来にわたり持続的に発展していくためには、市民や企業・団体、教育機関、行政など、多様な主体・多様な世代が、地域の課題を共有し、ともに課題解決に向けて取り組む「共創のまちづくり」が必要であると考えています。
令和4年度からスタートした「第五次宇部市総合計画」では、計画名を「うべ・未来共創プラン」とするとともに基本理念の中で、「多様な主体との共創により、人と環境が調和した持続可能な社会の形成を目指す」としています。
また、同計画の中で目指す将来都市像を「ひとが輝き 交流ひろがる わたしたちの宇部」とし
その実現にむけて、次の5つの基本目標を設定しています。
・活力に満ちた強い産業のまち
・未来を拓くひとを育むまち
・魅力と賑わいにあふれるまち
・誰もが健康で自分らしく暮らせるまち
・安心・安全で快適に暮らせるまち
これらの将来都市像及び基本目標をふまえ「共創によるまちづくり」のアイデアを募集します。
宇部市は2018年に内閣府より「SDGs未来都市」に選定され、多様な主体との連携や人材育成を柱に、魅力・活力にあふれた持続可能なまちづくりを進めていいます。
「誰ひとり取り残さない」というSDGsの理念のもと、あらゆる主体が情報の共有やパートナーシップを通じて、地域社会や地域経済の発展を目指していくためにも、「共創」という手法を用いて、誰もがまちづくりに参加し易い場づくり、環境づくりとともに人材の育成を進めていきます。
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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学生団体Ube col.*1 | 地域貢献を望む若者が仲間やチャンスと出会うコミュニティサービス”ウベクト”_持続性のある地域活動と課題解決学習が広がる街・宇部市の実現 | プレゼン ファイルポスター |
宇部フロンティア大学看護学科2年*3 | ACTIVE GO OUT!!! | ポスター |
主婦の夢を叶え隊*3 | 主婦の夢をかなえて宇部エモン ~主婦の皆さんに革命を~ | ポスター |
宇部商業高校 総合実践チーム「IKKO」*2 | 彫刻と未来 アートな市へ まちじゅうビエンナーレ | プレゼン ファイルポスター |
宇部商業高校 総合実践チーム「Fless」*2 | YOASOBI(夜遊び)の聖地 で 交流ひろがる宇部市 | プレゼン ファイルポスター |
宇部商業高校 総合実践チーム「スポーツ愛高団体」*2 | 「宇部市型 中学校部活動地域移行モデル」…高校生が主体となって中学生にスポーツ指導 | プレゼン ファイルポスター |
UBE姉妹*3 | 宇部市の魅力を全国へ発信!うべ未来放送局 | ポスター |
宇部市では、現在認知症の方は65歳以上の方の約5人に1人、宇部市民の約16人に1人とみられ、2035年には市民12人に1人が認知症になることが見込まれています。
皆さんは「認知症」についてどのようなイメージを持っていますか?「同じことを何度も言う」「歩き回って自宅がわからなくなる」等、あまり良いイメージを持たれていない方が多いのではないでしょうか。そのため、家族が認知症になった場合、周囲に認知症であることを隠したり、困りごとがあっても相談しないこともあります。認知症になった場合に、助けになる制度があることを知らない場合もあります。
認知症という病気になっても、その人らしく生き生きとした毎日を過ごすには、病気によって引き起こされるいろいろな困りごとを周囲の方が理解することが必要です。
令和5年6月16日に公布された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」においても国民の責務として、認知症を正しく理解し共生社会の実現に寄与するよう努めなければならないと明記されています。
そこで、あらゆる世代の方が認知症について正しく理解し、認知症の方と共生できる「認知症にやさしいまち」の実現につながるアイデアを募集します。
認知症の方が抱える困難さは多岐にわたります。
例えば、認知症状のため、お金が引き出しができなかったり、消費者被害にあったり(1.貧困をなくそう)、必要な買い物ができなかったり、調理ができないなどあります(2.飢餓をゼロに)。また、認知症に対して偏見もあります。(10.人や国の不平等をなくそう)
今回提示した課題を解決することは、これらの困難さを解決する基盤になります。また認知症という病気を考えた際には「3.すべての人に健康と福祉を」に該当します。
私たちが目指すのは、認知症があっても快適に暮らし続けられるまちづくり(11.住み続けられるまちづくりを)であり、皆さんと一緒のこの課題を解決していきたいと願っています(17.パートナーシップで目標を達成しよう)
公開データ | |
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1.第8期宇部市高齢者福祉計画 | https://www.city.ube.yamaguchi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/423/8kikoureishafukusikeikaku.pdf |
2.令和4年度高齢者福祉に関するアンケート調査報告 | https://www.city.ube.yamaguchi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/005/423/annke-to.pdf |
3.「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」 | https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001119099.pdf |
4.宇部市の取組「見守り愛ネット」 | https://www.city.ube.yamaguchi.jp/kenkou/koureifukushi/mimamori/index.html |