SCOPE
近年, 量子系を特徴づけるエンタングルメントに関係した物理量がいくつか提案され, それらを実際に物質系の実験で観測しようという試みも始まっています. しかし, 物性で扱われるトピックスが, 物質の種類・物理現象によって高度に細分化されている現状を鑑みると, その壁を越えてそれぞれの分野で発展した知見を統合する機会を持つことは, 研究の発展において重要な役割を果たします.今回, 特にいわゆる長距離エンタングルメントを持つ, 強い量子相関に起因した「量子スピン液体」, 局所的な多自由度の量子相関によって生じる「多極子・多重極状態」という二つの物質相に着目し, それぞれの研究分野で得られている最新の結果を共有する場を設けたいと考えています. 量子エンタングルメントを切り口として, 多様な物質相をどのように理論で特徴づけるのか, またどのような手法でに実験的にで観測するのかについてのアイディアを交換し, 新たな研究テーマの創出を目指します.
本研究会は, 基研研究会 YITP workshop として開催します. 上記の SCOPEに関連する話題に興味を持つ研究者のご参加をお待ちしています. 共催となる 学変A「極限宇宙」および「アシメトリ量子」のメンバーの一部が参加しますが(Speakers参照), 半数程度 一般の口頭講演者を募ります. 若手研究者の口頭発表も応援しますので奮ってご応募ください.
参加登録は締めきりましたが、当日ご聴講は自由に参加いただけます.
Main topics of the workshop
Multipoles, Quantum spin liquid, Multiferroics, Cold atoms, Topological phases of matter, Dynamics of quantum systems, Quantum entanglement, Many-body calculations
Venue
Sep.1-3, 2025, @Yukawa Institute K206
Organizers
堀田知佐 (東京大学)
鬼丸孝博 (広島大学)
高柳 匡 (京都大学)
大槻純也 (岡山大学)