農政学研究室では、食料・農業・農村およびこれに関連する政策研究を行っています。経済的な視点を基礎に、政治的・行政的・社会的・歴史的などの視点を取り入れた社会科学的な観点から、食料・農業・農村政策に関わる問題について、理論的・実証的な解明を行います。その手法として、統計データを用いた分析や、現地の実態調査を行います。
社会科学の研究では、特定の立場だけから物ごとの断片をみるのではなく、様々な観点から真実を求めることが大切でしょう。「あらゆることについて何ごとかを知っており、何ごとかについてあらゆることを知っている人」(J・S・ミル)。そうした姿勢で研究に取り組むとともに、学生たちを養いたいと考えています。