Student Prize

旧表面エレクトロニクス研究会の目的の一つに, これからプロフェッショナルな研究者になろうとしている学生の登竜門としての機能を果たすということがありました.
この目的のため表面エレクトロニクス研究会では, 十分議論に耐える学生の講演を歓迎し, この中から審査の上, Student Prizeを授与してきました.
その設立主旨に鑑み, 本表面・界面スペクトロスコピーにおいても特にすばらしい講演に対しStudent Prizeを授与します.

2013年 受賞者
M. Meissner (Friedrich-Schiller Univ.)
講演題目:「Lead-phthalocyanine on graphite(0001)-structural analysis via low-energy electron diffraction (LEED)」
共著者:R. Forker, T. Fritz, Y. Watanabe, N. Kawakita, T. Yamada, H. S. Kato and T. Munakata (Friedrich-Schiller Univ., Osaka Univ.)

過去の受賞者

表面界面スペクトロスコピー(2007-)Student Prize歴代受賞者

第6回(2012年)受賞者
三輪 邦之(阪大院工)
講演題目:「STM発光における分子およびプラズモンのダイナミクス」
共著者:坂上 護, 笠井 秀明(阪大院工)

青木 琢朗(横浜市大院 生命ナノ)
講演題目:「バリアハイトイメージングによるAu(111)表面電子のポテンシャル分布測定」
共著者:横山 崇(横浜市大院 生命ナノ)

第5回(2011年)受賞者
大坪 嘉之(京大院理)
講演題目:「Tl/Ge(111)-(1x1)表面の金属的なスピン偏極表面状態」
共著者:八田 振一郎, 奥山 弘, 有賀 哲也(京大院理)

第4回(2010年)受賞者
杉本 敏樹(東大生研)
講演題目:「アモルファス氷表面における水素分子の電場誘起オルトーパラ変換」
共著者:福谷 克之(東大生研)

第3回(2009年)受賞者
井上 賢一(京都大学)
講演題目:「ヘテロダイン検出和周波発生分光法を用いた高強度励起下のCO/Pt(111)における非断熱結合」
共著者:渡邊 一也, 中井 郁代, 松本 吉泰(京大院理, JSTさきがけ, 分子研)

吉田 真明(東京大学)
講演題目:「In-situ ATR-SEIRAS法を利用したPt/GaN光触媒上の電位変化の観察」
共著者:山方 啓, 高鍋 和広, 久保田 純, 大澤 雅俊, 堂免 一成 (東大院工, 北大触セ)

第2回(2008年)受賞者
熊谷 崇(京大院理)
講演題目:「表面孤立水酸基における水素のトンネルダイナミクス」
共著者:海津 政久, 八田 振一郎, 奥山 弘, 有賀 哲也, 濱田 幾太郎, 森川 良忠(京大院理, JST-CREST, 阪大産研)

第1回(2007年)受賞者
柳生 数馬(東京大学物性研究所)
講演題目:「低温でのCu(001)表面における酸素吸着」
共著者:Xiangdong Liu, 中辻 寛,小森 文夫 (東京大学物性研究所)

表面エレクトロニクス研究会(2000-2006)Student Prize歴代受賞者

第7回(2006年)受賞者
富松 宏太(東京大学物性研究所)
講演題目:「STMによるGe(001)表面上Sn由来dimerのバックリング反転と電気伝導スイッチング」
共著者・EEF中辻 寛、飯盛 拓嗣、小森 文夫(東京大学物性研究所)

第6回(2005年)受賞者
長坂 将成(東京大学大学院理学研究科)
講演題目:「モンテカルロ法によるPt(111)上の酸素原子の拡散とアイランド成長の研究」
共著者:近藤 寛、中井 郁代、太田 俊明 (東京大学大学院理学系研究科)

第5回(2004年)受賞者
山本 達(東京大学物性研究所)
講演題目:「アモルファス氷におけるCOの電子線誘起反応」
共著者:紅谷 篤史、向井 孝三、山下 良之、吉信 淳(東京大学物性研究所)

第4回(2003年)受賞者
高木 康多(東京大学物性研究所)
講演題目:「STMによるGe(001)表面のc(4x2)、p(2x2)構造の遷移」 共著者:吉本 芳英、中辻 寛、小森 文夫(東京大学物性研究所)


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