教室も研究室も大学も飛び出して、活動し発信します

   私たちは,研究活動とその成果によって社会に貢献するのみならず,各種イベントやアウトリーチ活動に参加し,国内外へ発信力を強めています.サイエンスの面白さ,社会構成員としての自然や産業との関わり方について,私たちにできる範囲で多様な社会貢献の形を,豊田研メンバーの発信力の向上とともに提案してゆきたいと考えています.

2015

ikura

2015.8.25. 箱根でのワークショップInternational Workshop on Challenge to Synthesizing Lifeにて,「Self-propelled motion of molecular aggregates underwater」という題目で豊田が,「Morphological diversity of giant vesicle-based protocell depending on degree of complexation of DNA and catalysts」という題目で松尾が発表しました.基調講演されたProf. Pier L. Luisi教授(ローマ大学)や菅原正教授(神奈川大学),今井正幸教授(東北大学)から叱咤激励を頂き、また参加された若手研究者や大学院生と濃密に議論を交わすことができました.お声かけ頂きました先生方,誠に有難うございました.

okayama

2015.8.6. 岡山県立津山高校の方々が,今年も研究室を見学しに来訪されました.本多,風山,今野,田中,上野が人工細胞,合成ゲル,化学実験の面白さを説明しました.ある高校生から「生物分野に興味があるので豊田研究室での研究が特に印象に残った.基礎的なようでいて想像もつかない世界で神秘的な気持ちになった.」との感想をいただきました。これからも研鑽を積んでゆき,そうした世界を広げてゆきます.高校生の皆さんと先生方,来訪してくださり有難うございました.

オープンラボ

2015.6.5. 統合自然科学科と学際科学科の合同のオープンラボに今年も参加しました.田中・岩田・今野・上野が,研究室のこれまでの研究成果を紹介し,実験装置解説を行いました.講義の受講生を含め,多くの方が訪れてくれました.お立ち寄りいただいた皆様,ありがとうございました.

seminar

2015.3.15. 研究会「アクティブ・マター研究の過去・現在・未来」で豊田が「油滴の自己駆動と化学反応の結合」というタイトルで話題提供を行いました.私たちの駆動油滴のメカニズムについて多くのサジェスチョンを頂きました.お声かけ頂きました櫻井建成先生,世話人の義永那津人先生,議論してくださった先生方,研究者の皆様,ありがとうございました.

seminar

2015.3.10. 自己駆動する金属液滴の論文について,New Scientist誌の記者からコメントを求められ豊田が寄稿しました.この記事では動画を見ることもできます.

ikura

2015.3.4. 大成高等学校「進路の日」にて,豊田・今野がソフトマターの体験実験講座を行いました.参加してくれた学生さんに人工イクラ,トラウベの人工細胞,磁性ゲル,逆しゃぼん玉をつくってもらうことを含め,身近な材料の化学から人工細胞研究まで紹介しました.参加者の皆さん,世話役の先生方,有難うございました.

2014

todaitv

2014.12.1. 2013年駒場祭での公開講座が東大TVで配信されるようになりました。豊田による動画付きスライドの解説,松尾・田中による演示実験の様子をweb上やiPhone等で見ることができます。東大TVのスタッフの方々,有難うございました.

ikura

2014.11.5. 東大駒場キャンパスにて 4th Symposium on Artificial Life and Biomimetic Functional Materialsという研究会が開催され,「Functionalization of giant vesicles via the water-in-oil emulsion centrifugation method」という題目で豊田が発表しました.Sensor-motor couplingを如何に人工細胞に搭載するか,という議論で盛り上がりました.特に,Keynote lectureをしてくださったグラスゴー大学理学部化学科のProf. Lee Croninとは,環境淘汰=外部制御という視座で深い議論になりました.学内外の参加者の皆様,誠に有難うございました.

ikura

2014.8.6. 海洋研究開発機構(JAMSTEC)のセミナーで豊田が「分子集合体から生命体へのホップ・ステップ・ジャンプ」というタイトルで最近の研究成果をお話ししました。生命の定義へ迫るために人工細胞研究が貢献できることは「増殖と動き」という主張を織り込んでみました。お声かけ頂きました高井研先生,来聴してくださった皆様,有難うございました.

bz

2013.8.5. 千葉大学理学部で,高校生向けのひらめき☆ときめきサイエンス「身近にあるリズムとかたちの科学〜見て、触れて、そして考える〜」にスタッフとして参加しました.豊田,松尾,田中,浅見は,トラウベの人工細胞,人工イクラの実験を担当しました.見たり触ったりできる人工細胞に興味をもってもらえると嬉しく思います.参加していただいた高校生の皆さん,櫻井・北畑研究室の皆様,ありがとうございました.

okayama

2013.8.5. 岡山県立津山高校の方々が,今年も研究室を見学しに来訪されました.伴野,高橋が人工細胞,細胞再構成の研究概要を説明しました.高校生の皆さんと先生方,来訪してくださり有難うございました.

ikura

2014.7.31. 鳥取大学の松浦研究室のセミナーで豊田が「感じるリポソーム・動くリポソーム」という題目でお話ししました。リポソームの機能化に関する最近の研究トピックに対し,鋭い質問をいただきました.お声かけ頂いた松浦先生,松浦研の皆様,有難うございました.

オープンラボ

2014.6.6. 統合自然科学科と学際科学科の合同のオープンラボに今年も参加しました.浅見・松尾・田中が,これまでの研究成果を紹介し,実験装置解説を行いました.大雨の中でも,講義の受講生を含め,多くの方が訪れてくれました.お立ち寄りいただいた皆様,ありがとうございました.

ikura

2014.5.22. 首都大学東京のバイオ・ソフトマターセミナーで豊田が「はためくソフト界面」という題目でお話しさせていただきました。動くソフトマターをテーマに,界面張力測定装置の話から化学反応を伴う液滴の運動の話題までお話をしたところ、とても時間内に収まりませんでしたが,活発な議論をしていただきました.お声かけ頂いた好村滋行先生,参加者の皆様,有難うございました.

bootcamp

2014.5.16. リポソームブートキャンプ2014という研究イベントを豊田・風山が開催しました.北は北海道から南は福岡まで,総勢20名を超える分子ロボティクスの研究者の皆様や院生さんが参加され,参加者自身がリポソーム作製技術を習得し,思い思いのリポソームも作製できるようになることを目指しました.私たちもリポソームに内包できるものとできないものがだんだん分かってきました.参加者の皆さん,誠に有難うございました.

ikura

2014.3.4. 大成高等学校「進路の日」にて,豊田・松尾・浅見がソフトマターの体験実験講座を行いました.参加してくれた学生さんに人工イクラ,トラウベの人工細胞,磁性ゲルをつくってもらうことを含め,身近な材料の化学から人工細胞研究まで紹介しました.参加者の皆さん,世話役の先生方,有難うございました.

2013


JPBS

2013.12.25. 日本生物物理学会webサイト上の「研究の紹介」で,私たちの研究内容の一つである「リポソーム」についての記事が掲載されました.編集委員の先生方、有難うございました.

komaba

2013.11.23. 今年の第64回駒場祭公開講座「”生きているような物質”を作る」を豊田,松尾,田中が担当しました.人工イクラ,磁性スライム,逆シャボン玉,トラウベの人工細胞の演示実験を織り込みながら,先端の人工細胞研究を解説しました.講座後には参加者の方々も実験を体験していただきました.「そもそも生命とは何か」という哲学に迫る質問など頂いたり,アンケートにご協力いただいたりして,我々も多くの刺激を受けました.多数の方にご来場いただき,誠に有難うございました.駒場祭委員会の方々も,準備等お世話になりありがとうございました.

bz

2013.8.6. 千葉大学理学部で,高校生向けのひらめき☆ときめきサイエンス「身近にあるリズムとかたちの科学〜見て、触れて、そして考える〜」にスタッフとして参加しました.豊田と松尾は,トラウベの人工細胞の実験を担当しました.見たり触ったりできる人工細胞に興味をもってもらえると嬉しく思います.参加していただいた高校生の皆さん,櫻井・北畑研究室の皆様,ありがとうございました.

okayama

2013.8.6. 岡山県立津山高校の方々が,研究室を見学しに来訪されました.伴野,栗原,高橋,尾又が人工細胞,細胞再構成,有機電子デバイスの研究概要を説明しました.高校生の皆さんと先生方,来訪してくださり有難うございました.

uoa

2013.7.1. 放送大学教養学部「現代化学('13)」第11回にて,物質と生命をつなぐソフトマターとしての人工細胞研究の一部を豊田・栗原・大倉が紹介しました.放映の反響を寄せていただいた皆様,ありがとうございました.

jikososikika

2013.6.29. 第7回自己組織化討論会の世話人を豊田・伴野が務めました.自己組織化とはそもそも何か,といった包括的な話題から,非線形現象や高分子ダイナミクス,アートとサイエンスの架け橋に議論が集中して大変充実したものになりました.講師の高田十志和先生瀧ノ上正浩先生北畑裕之先生Juan Manuel Castroさん,口頭で研究発表をしていただいた皆様,誠に有難うございました.本討論会に多数ご参加いただき有難うございました.

tube

2013.6.28. 日本油化学会東海支部油化学セミナー2013にて,豊田が「ジャイアントベシクルの分裂と駆動現象」というタイトルで講演致しました.ジャイアントベシクルの安定性について多くの質問をいただき,議論させていただきました.講演者の市川創作先生松木 均先生,オーガナイザーの吉田絵里先生,東海支部の先生方,ご参加いただいた皆様,ありがとうございました.

オープンラボ

2013.6.7. 統合自然科学科と学際科学科の合同のオープンラボに参加しました.豊田研メンバーが,これまでの研究成果を紹介し,実験装置解説を行いました.今年はハワイ大の学生さんも立ち寄ってくれたそうで,英語でも研究を伝えディスカッションできたようです.お立ち寄りいただいた皆様,ありがとうございました.

sciencecafe

2013.5.7. 統合自然科学科広報委員会による,学部1,2年生向けサイエンスカフェ「物質の中の小宇宙」の司会を豊田が務めました.物質の起源に迫る参加者の質問に会場はとても盛り上がったと思います.カフェに参加された皆さん,松田恭幸先生上野和紀先生沙川貴大先生長谷川宗良先生,カフェのスタッフの皆様,ありがとうございました.

oil

2013.1.30. 東大生産研の第41回工学とバイオ研究会にて,豊田が「水中で形成される細胞サイズの分子集合体がしめす自発的ダイナミクス」というタイトルで講演致しました.動く分子集合体の内部にどのような分子マシンを搭載できるか,など鋭い質問をいただきました.世話人である小林徹也先生松永行子先生,ご参加いただいた皆様,ありがとうございました.

2012

kagakukan

2012.10.21. 千葉市科学館で,豊田・高橋および木村考広さん(協力者)が,大人向け(中学生以上)に「台所発電」というタイトルで実験教室を行いました.身近な食材を用いた化学電池,燃料電池,太陽電池を題材に,原子・分子の視点にたって化学の面白さを説明することを試みました.ご参加いただいた方々,科学館のスタッフの方々,企画協力していただいた皆様,ありがとうございました.

okayama

2012.8.7. 岡山県立津山高校の一年生の方々が,研究室を見学しに来訪されました.豊田とメンバー(伴野,三浦,黒羽)が油滴や人工細胞の動画を使って研究概要を説明しました.高校生の皆さんと先生方,来訪してくださり有難うございました.

サマーキャンプ

2012.8.4. 関東高分子若手研究会のサマーキャンプ2012にて,豊田が「人工細胞の器つくりとその応用」というタイトルで講演致しました.エマルションを用いたジャイアントベシクルの形成法を紹介しました.世話人の東工大の東原知哉先生をはじめとする事務局の先生方,講演を聞いてくださった参加者の皆様,ありがとうございました.

bz

2012.8.2. 千葉大学理学部で,高校生向けのひらめき☆ときめきサイエンス「身近に見られるリズムやパターン〜理論とのつながりを考える〜」にスタッフとして参加しました.豊田とメンバー(三浦)は,人工イクラとトラウベの人工細胞の実験を担当しました.見たり触ったりできる人工細胞に興味をもってもらえると嬉しく思います.参加していただいた高校生の皆さん,櫻井・北畑研究室の皆様,ありがとうございました.

2012.6.1. 日本分析化学会が発行する専門誌「分析化学」誌6月号で,「オミクスと分析化学」という特集が組まれました.豊田がこの特集の編集小委員長を務めました.生命科学と情報学を結びつける新化学技術の総説や解説が掲載されています.ゲスト・エディターの京大院薬の石濱泰先生,ご執筆くださった研究者の皆様,編集委員と事務局の方々,ありがとうございました.

オープンラボ

2012.6.1. 統合自然科学科と学際科学科の合同のオープンラボに参加しました.豊田研メンバーが,これまでの研究成果を紹介し,実験装置解説を行いました.お立ち寄りいただいた皆様,ありがとうございました.

twitter

2012.5.10. 試験的に10月まで,ツイッターによる広報活動を始めました.後期課程統合自然科学科,大学院相関基礎科学系や研究室の活動を広報としてつぶやきます.アカウントは,toyota_G_komaba @ KomaToug です.研究室活動に関する質問は豊田宛てに電子メールをお送りください.フォロワーの皆様,ありがとうございます.

sciencecafe

2012.4.27. 統合自然科学科広報委員会による,学部1,2年生向けサイエンスカフェ「生命の謎に迫る:理論物理vs合成実験」に参加し,話題提供しました.カフェに参加された皆さん,金子邦彦先生太田邦史先生若本祐一先生,カフェのスタッフの皆様,ありがとうございました.

pv

2012.4.23. 統合自然科学科広報委員会より,統合自然科学科の一般向けのプロモーションビデオがYouTubeで公開されました.豊田も取材協力させていただきました.PV制作チームの皆様,ありがとうございました.

bz

2012.1.8. 千葉市科学館で,大人向け(中学生以上)に「,“りずむ”と“かたち”から生命を見る−生物と物理・化学の間−」という講演+実験教室を,千葉大学の櫻井建成先生と北畑裕之先生とジョイントで行いました.参加者には,ペットボトル振動子,BZ反応,ファラデーウェーブ,トラウベの人工細胞の実験を全てやってもらい,そこにある普遍性を実感してもらうことを試みました.櫻井・北畑研究室の皆様,科学館のスタッフの方々,ご参加いただいた方々,ありがとうございました.

2011

談話会

2011.12.13. 基礎科学科談話会で,学部生向けに「生命の境界・階層をつくって理解する」という講演を,東大生産研の松永行子先生とジョイントで行いました.松永先生が細胞から組織へ,豊田が分子から細胞へ,という切り口で話題提供しました.松永先生,聴講された方々,ありがとうございました.

universe

2011.11.26. 科学技術館の科学ライブショー「ユニバース」で,親子向けに「細胞のように増える物質、動く物質をつくる」というお話をしました.豊田が”宇宙細胞”,アンパンマンの小話から導入して研究成果をまとめることを試みました.ユニバースのスタッフの方々,耳を傾けていただいた方々,ありがとうございました.

kagakukan

2011.10.16.&11.20. 千葉市科学館で,大人向け(中学生以上)に「変幻する油」「台所発電」というタイトルで実験教室を行いました.どちらも身近な食材をつかって,原子・分子の視点にたって化学の面白さを説明することを試みました.ご参加いただいた方々,科学館のスタッフの方々,企画協力していただいた皆様,ありがとうございました.

bz

2011.8.12. 千葉大学理学部で,高校生向けのひらめき☆ときめきサイエンス「身近な現象に潜む科学〜リズムやパターンの発現〜」にスタッフとして参加しました.豊田は,人工イクラとトラウベの人工細胞の実験を担当しました.見たり触ったりできる人工細胞に興味をもってもらえると嬉しく思います.参加していただいた高校生の皆さん,櫻井・北畑研究室の皆様,ありがとうございました.

oosawa

2011.8.1. 大沢文夫先生の著書「大沢流 手づくり統計力学」(名古屋大学出版会)が出版されました.豊田は,日本生物物理学会若手の会の一員として編集幹事を担当しました.確率,統計力学,生物とは何か,にモヤモヤを感じている方は,この書籍を読んでサイコロをふってみてください.大変やりがいのある編集という仕事にお誘いいただいた大沼清先生(長岡科学技術大学),ありがとうございました。

オープンラボ

2011.6.3. 基礎科学科オープンラボに参加しました.豊田研メンバーが,水中を泳ぐ油滴の演示実験,増えるジャイアントベシクルのビデオ上映,実験装置解説を行いました.お立ち寄りいただいた皆様,ありがとうございました.


kagakukan

2011.5.3.&6.23. 千葉市科学館で,親子向けに「変幻する油」「台所発電」というタイトルで実験教室を行いました.どちらも身近な食材をつかって,原子・分子の視点にたって化学の面白さを説明することを試みました.ご参加いただいた方々,科学館のスタッフの方々,企画協力していただいた皆様,ありがとうございました.