内田研究室

研究テーマ：Preyssler型ポリ酸を基盤とした結晶性高プロトン伝導体の創製

キーワード：ポリオキソメタレート/親水性ポリマー/ランタノイドイオン/交流インピーダンス法/固体NMR測定/XRD測定(SXRD, PXRD, In-situ PXRD)/In-situ IR測定/顕微Raman測定/水吸着測定/CHN元素分析

略歴

1995年10月27日神奈川県川崎市出身
連絡先：t-iwano511＠g.ecc.u-tokyo.ac.jp （＠を半角に）

• 2014年3月 私立桐光学園高等学校 卒業
• 2018年3月 東京理科大学 理学部第一部 化学科 卒業 (田所研究室 外研生)
• 2020年3月 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 修士課程 修了
• 2021年4月 日本学術振興会 特別研究員 (DC2)
• 2023年3月 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 博士後期課程 修了
• 2023年4月 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 特任研究員
• 2023年12月 東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻 特任助教

受賞歴

• 2019年 錯体化学若手の会夏の学校2019 優秀講演賞
• 2022年 錯体化学会第72回討論会 学生講演賞

発表論文

(2) “Effect of Molecular Weights of Confined Single-Chain Poly(allylamine) toward Proton Conduction in Inorganic Frameworks Based on Preyssler-Type Polyoxometalate”,
T. Iwano, S. Miyazawa, S. Uchida*,
Inorg. Chim. Acta, 499, 119204 (2020).
DOI: 10.1016/j.ica.2019.119204

(1) “Confinement of Poly(allylamine) in Preyssler-Type Polyoxometalate and Potassium Ion Framework for Enhanced Proton Conductivity”,
T. Iwano, S. Miyazawa, R. Osuga, J. N. Kondo, K. Honjo, T. Kitao, T. Uemura, S. Uchida*,
Commun. Chem., Article number: 9 (2019).
DOI: 10.1038/s42004-019-0111-x
Press release (in Japanese) from The Univ. of Tokyo and JST, 日経産業新聞（2019/2/6）に記事掲載：「電解質、低湿度で動作」

その他出版物等

(1) “金属酸化物クラスターが創るイオン結晶の細孔に閉じ込められたポリマーによる高速プロトン伝導”,
岩野 司, 荻原 直希, 内田 さやか,
セラミックス, 56(9), p. 615-618 (2021).