四国 | 香川県高松市、愛媛県松山市、八幡浜市 |
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高松市では、ICT・データの活用と産学民官の多様な主体との連携により、様々な地域課題の解決を図る「スマートシティたかまつ」の実現に向けた取組を推進しています。
平成29年10月には、産学民官の多様な主体が参画する「スマートシティたかまつ推進協議会」を設立し、防災・観光・福祉・交通安全・まちづくりなど、様々な分野でICT・データの活用に取り組んでいます。
この取組においては、様々な問題意識をもったコミュニティ(市民活動団体)が、関連するオープンデータ等を利活用して、地域課題の発見、分析など、データを利活用できるリテラシーを習得し、参画することが重要と考えています。
本市においても、協議会や関係団体と連携しながら、データ利活用人材の育成のため、アイデアソンやハッカソンなどを開催するほか、本年4月には、オープンデータサイトを開設し、データを利活用しやすい環境を整備してきました。
今後、本市が公開しているオープンデータの不足や社会課題を明らかにすることが重要と考えており、スマートシティたかまつにおいて、新たな地域課題の発見及びデータを利活用した課題解決へのアイデアを募集し、市民の皆様と一緒に取り組んでいきたいと考えています。
公開データ | |
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1.スマートシティたかまつ | https://www.city.takamatsu.kagawa.jp/kurashi/shinotorikumi/machidukuri/smartcity/index.html |
2.オープンデータたかまつ | https://opendata-portal.smartcity-takamatsu.jp/ |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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まちのデータ研究室:T2*3 | 教育現場で活きる『オープンデータたかまつ』 | ポスター |
まちのデータ研究室:トリビア横丁*3 | みんなで地域課題をアーカイブ:地域課題情報プラットフォーム「ち〜ず」 | ポスター |
松山市は第6次総合計画に掲げる将来都市像の実現に向けて、様々な政策を実施している。また、まちづくりの基本姿勢の一つに「市民が主役のまちづくり」を掲げ、「市民目線」をもって政策を進めている。本市では、市民にアンケート調査を行うなど、まちづくりの進行管理を行っているが、さらに住民の生活に直結する身近なデータを分析し、市の取り組みとの関連性を検証するなど、市の取り組みを「市民目線」で見極めていかなければならないと考えている。
松山市では、地域の各団体、NPO、企業等の多様な「市民」が集まるネットワーク型の住民自治組織「まちづくり協議会」の設立を進めている。
同協議会では、各種事業の運営や文書関係の事務、また会計書類の作成などで、後継者となる人材発掘や育成が困難といった意見も少なくない。
また、協議会の構成団体からも後継者不足の声が出てきており、継続的な人材確保が求められている。
公開データ | |
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各地区のまちづくり計画 | http://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/machizukuri/chiikicommunity/machidukuri.html |
松山市では、子どもの読書活動を読書の成熟度に合わせて、乳幼児のふれあいの読書期、児童のひろがりの読書期、中高生などのふかまりの読書期として、『まつやま子ども読書活動推進計画』を策定し、多様な分野の関係課と連携し計画を進めている。
しかしながら、子どもの読書活動を取り巻く環境は大きく変化している。例えば、ICTを利活用する時間の増加、ライフスタイルや家族の形態・価値観の変化、就学が進むにつれて読書離れが進むなどの課題がある。
そこで、読書活動へのきっかけづくりをさらに高めることが重要と考えており、そのために、より良い本との出合いと、データを利活用したよりよい選書につなげていくアイデアを募集したいと考えている。
「子どもの読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことができないもの」(文部科学省『子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画』より)
公開データ | |
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1.松山市オープンデータサイト | http://www.city.matsuyama.ehime.jp/shisei/opendata/top.html |
2.図書館データ | ※個別対応を行いますので、お問合せください ・NDC分類による蔵書構成 ・ベストリーダー ・利用者からのリクエスト情報 ・一般のベストセラー情報 ・国立国会図書館の書誌データ ・教育プラン21 ・まつやま子ども読書活動推進計画 など |
チーム名 | アイデア名 | 公開資料 |
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Code for DOGO ビブリオチーム*3 | ビブリオバトン | ポスター |
八幡浜市は柑橘栽培が盛んな地域で、品質・生産量ともに全国トップクラスですが、近年の柑橘の消費量減少に伴い、今後、加工により付加価値を高めた商品開発を推進し、柑橘農家の所得向上を図る必要があります。
しかしながら、大多数の柑橘農家は生果生産のみで生計が成り立っており、加工品製造の必要性をさほど感じていないことなどから、柑橘等の農産物の6次産業化が思うように進んでいないのが現状です。
そこで、2019年5月に日本で初めて開催された「ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会」の開催地であるという機会を活用し、まずはマーマレード消費の市内需用喚起を行うことで、市民のマーマレード消費を拡大させ、結果としてマーマレード加工業への参入が増え、「マーマレードといえば八幡浜」という確固たる地域ブランドを確立し、農産物の6次産業化推進を図りたいと考えています。
八幡浜市において、マーマレード消費を市民に定着させ、消費拡大に向けて、認知度の向上(ブランド化)や購入機会の創出につながるアイデアをお待ちしています。
公開データ | |
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1.ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会 | https://marmalade-festival.jp/ |
2.八幡浜市6次産業化推進戦略構想 | ※問い合わせに応じて閲覧・利用は可能です。 |
3.マーマレードに関するアンケート報告書(八幡浜商工会議所) | ※問い合わせに応じて閲覧・利用は可能です。 |